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ボンズ制作の隠れた名作と言えるアニメ『 亡念のザムド 』

簡潔に申し上げます。個人的に最終回が鳥肌ものです。一話みてこのアニメの虜になってしまうことでしょう。また作中の楽曲に魅了されることでしょう。ジブリが好きならすんなり受け入れられると思う作品だと思います。

2008年9月よりPlayStation Storeで配信されたWEBアニメ 『 亡念のザムド 』

ボンズ制作で、2009年4月より毎日放送、TOKYO MX、中部日本放送で同年10月よりBS11でテレビ放送開始。もとはPlayStation 3にて配信されているアニメで、海外では2008年7月16日よりPlayStation Storeでの配信がスタートされ、日本でも2008年9月24日より配信開始。それと並行して、もうひとつのザムドの物語という触れ込みで「エースアサルト」において漫画版『亡念のザムド 巡礼者の羅針盤』の連載がスタートしたがエースアサルトの終了により、月刊少年エースに移籍し、集中連載という形をとり全1巻の単行本を出した。なお現在もPlayStation 3にて配信されており、当時より値下げした価格で配信中です。

油泥海に囲まれた小さな島、尖端島。

70年前の戦争で、南大陸自由圏の属国となった島で、高校生のアキユキは母親と二人暮らし。いつも通りの朝を迎え通学バスを待つ生徒の列の中に見慣れない白髪の少女・ナズナを見つける。難民と思い、友人のハルやフルイチと共にバスに乗せる手助けをする。

だが、ナズナは密命を託されており、自爆テロを敢行する。大破したバスに駆け戻ったアキユキは「あなたならきっと大丈夫、亡念のザムド」とナズナから声をかけられ、その直後に白い体躯の異形の巨人「ザムド」へと姿を変えたのだった。

アキユキは自らが背負ったザムドという宿命を、そして世界に起きる出来事の真実に迫っていく。

アニメ『 亡念のザムド 』には、はっきりとした心理描写はない

物語がはっきりしていなくいろいろな解釈ができる作品。読み取っていくのが楽しめる物語だと思います。はっきりしているストーリーよりも少し複雑で難解なほうが楽しいと思う方は凄く楽しめる。

数少ない“異質”なアニメ作品だと思います。またOP&EDが良いので必見です。凄く世界観にあっていてとても良い曲、歌声です。

この世に生を授かったもの全ては少なからず犠牲の上で成り立っていると言う事を知らされ、それを頭では知っていても知らず知らず自分には関係ないと思って生きている主人公が、その輪廻に巻き込まれ、周りの人間と共に成長、理解、変化していく物語だと思います。

少し宗教的になるかもしれませんが我々が生きている現代でも同じではないのでしょうか?

考えよ、亡念のザムドよ。そしてザムドは何を求める。答えよ、亡念のザムドよ。

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