【ラブライブ!サンシャイン!! 第6話「PVを作ろう」】「ここ」から始めよう。

さて、ラブライブ!サンシャイン!!今回の第6話は「PVを作ろう」ということで、Aqours初PV(今までの曲は別次元だから)が披露!

PVについてはμ’sもいろいろと悩んでいましたが…どのようなPVを作ることになるのか。

また、そのPVにはどのような思いが篭っているのか。

ラブライブ!サンシャイン!!第6話には、(浦の星女学院のある)内浦地区の良さが本当に凝縮されていると思います。

そんな凝縮された魅力を、少しずつ開いていきましょう。

では、第6話に向かって…ヨーソロー!(第6話のヨーソロー率は異常だった)


ラブライブ!サンシャイン!! 第6話 「PVを作ろう」振り返り

さて、第5話ラストの「超」シリアスシーンの続き。

先週の感想記事では「It’s Joke.」と繋がって欲しいと書きましたが…。

ある意味予想通りの「廃校(統廃合)」。

やはり鞠莉はスクールアイドルの力で廃校を阻止しようとするも…ダイヤは。

ダイヤ「私は、私のやり方で廃校を阻止しますわ。」

と、スクールアイドルをやろうとは思っていない様子。

その理由は…。

鞠莉「ホント、ダイヤは好きなのね。果南が。」

果南ちゃんが深く関わっている…?

 

ダイヤお姉ちゃんから得たのか、ルビィちゃんが「学校の廃校の危機」をAqoursのメンバーに伝えると…。

みんな驚いた様子…、でも千歌ちゃんの様子がおかしい。

…薄々感づいてはいましたが。

ハイなBGMとともに嬉々と学校の廃校の危機を喜ぶ千歌…。

(いや、嬉々としてる場合じゃないんだって…危機なんだって…。)

μ’sが大好きな千歌にとっては、確かに、

「学校の廃校を阻止するためにスクールアイドルを始め、見事阻止して大舞台に…」なμ’sの物語と同じ舞台が整ったわけですから…嬉しいのかもしれませんね。

でも自分たちの通う学校が廃校の危機なのに、喜んでいるのは千歌ちゃんだけ…

と思いきや、ヨハネ…花丸…。

廃校から救うためのPV作成

しかし、どうやって廃校から学校を救おうか。

実際、廃校から学校を救う、なんてそう簡単にできることじゃないですしね…

と、Aqoursはどうやら、とりあえず「PVを作ろう」ということで、第6話のメインテーマ、「PV」に突入するわけです。

…その前に。

アニメではあまりまだお目にかかることのできない、ダイヤとルビィの(どちらかと言えば)ほんわかしたシーン。

ルビィちゃんが、ちょっと心配そうに、帰りが遅くなることをダイヤに言うと…「言っておきますわ」と優しく言うダイヤ。

やはりダイヤとルビィは仲善子…二人の絡みは見てて和みますね。

しかし、

ルビィが何か言おうとした瞬間「早く行きなさい。」と後の言葉を遮るダイヤ。

ルビィがその後何を言おうとしていたのか、言わずとも分かっている様子でしたね。

「扉の閉まる」ただそんなシーンが…何かを語ってるような気がしたのは私だけでしょうか。

実際にPVを作り始めるAqours

そして、

「内浦のいいところを伝えよう!ネットでPVを公開して、みんなに知ってもらおう」

と実際にPV作りを始めるAqours。

…しかし。

千歌「どうですか?この雄大な富士山!」

確かに、内浦地区は本当に美しく富士山が見えますね、良いところです。

千歌「それと、この綺麗な海!」

海面で宝石のように光り輝く陽の照り返しが、海の色と調和していて、とても綺麗です。良いところですね。

千歌「そして街には…えっと街には…特に何もないです!」bグッ

曜ちゃんと同じツッコミを…。「それ言っちゃおしまい」。

曜「バスでちょっと行くと、そこは大都会!お店もたくさんあるよ!」

確かに、沼津駅の方まで行くと「無いものは無い!」レベルの都会が広がっていますね…。

でもみなさん、バスでちょっと行くと、の「ちょっと」はバスで「40分」です…。

(悪く言ってるんじゃないですよ!ただ「東海バス」さんごめんなさい…)

「そしてちょっと自転車で坂を越えるとそこには伊豆長岡の商店街が…。」

仰るとおり、もちろん「全然ちょっとじゃありません」…。

…というか、この時点でかなり目的から逸れていますよね…。

確かに、内浦地区「の周り」に広がる街には、

都会の「沼津」。

観光名所として有名な「伊豆長岡」(温泉饅頭も美味しかったです)。

があります。

しかし…これらはどれも「内浦の」魅力ではありません。

(実際は、「行こうと思えば行ける」という点では魅力ですが)

印象的な「松月」での会議シーン

そして…次なる会議の場所は…!!!

みかんどら焼き、みかんパウンドでお馴染みの「松月」!

(松月という字を見てピンと来なかった方はきちんと「元気全開DAY!DAY!DAY!」のドラマCDを聞き直してくださいね!)

…というのも「しいたけ」が苦手な梨子ちゃんのために…。

結局初のPV作りは満足の行くものにはならなかったようですが…

廃校になったら、このように毎日を内浦で楽しく過ごすことも少なくなってしまう。

そう気づいた千歌。

スクールアイドルで学校を救う。

それは彼女にとって、儚い「夢」―また、これからの「夢」。

その「夢」は、単に「μ’sのようになりたいから」ではなく、「今」を守るため。

そのような意志がしっかりと芽生えた、松月でのシーンでした。

また、その後の、鞠莉の部屋(?)では、浦の星に廃校の危機が迫っていることを知った果南がやってきて…彼女もまた、「廃校は阻止したい」そのような気持ちがあるかのような表情をしていましたね。

そして、完成したPVを見た鞠莉は…。

鞠莉「それでこのテイタラァク(体たらく)でーすか?」

鞠莉は、今のAqoursは内浦の、浦の星の本当の魅力に気付いてないとチクリ。

それでも、答えは鞠莉に聞くのではなく、自分たちで見つけよう、と。

すると…体育館では何やら踊っているダイヤ。

あの踊りの美しさは…。

千歌「ダイヤさんがスクールアイドル嫌いなのは分かってます。

   でも私達も学校続いて欲しいって、

   無くなって欲しくないって思ってるんです。

   …一緒にやりませんか、スクールアイドル。」

しかし。

ダイヤ「残念ですけど。

    ただ貴方達のその気持ちは嬉しく思いますわ。

    お互い頑張りましょう。」

と拒否。

その後のダイヤの回想を見ると…、ステージ上で果南を見る二人。

やはり、3年生の過去には、何かがあったのです。

鞠莉「ダイヤ。逃げていても何も変わりはしないよ。

   進むしかない、そう思わない?」

ダイヤ「逃げているわけではありませんわ。あの時だって。」

これからどのように3年生組はAqoursに近づいてくれるのか、ますます気になる展開でした。

 

さて、翌日は「海開き」だったようで。

海岸に集まる地元の人達を見て、

梨子「―−これなんじゃないかな。この町や学校のいいところって。」

それを聞いた千歌は…ついに気付きます。

千歌「私たちは、学校を残すために…、ここで生徒を沢山集めるために

   皆さんに協力してほしいことがあります!

   みんなの気持ちを形にするために。」

 

ラブライブ!サンシャイン!! 第6話 挿入歌

「夢で夜空を照らしたい」 歌詞

「気持ちだけ」他に何もない

違うんだよ こっち来て 心の目で見たら

誰の胸にも願いがある

大切なこの場所で感じてみよう

波が写した星の輝き

遠い「あこがれ」の色

いつか叶うことを信じれば

明日への道が多分分かるんだ

それは階段 それとも扉

夢の形はいろいろあるんだろう

そしてつながれ みんなつながれ

夜空を照らしに行こう

消えない 消えない 消えないのは

今まで自分を育てた景色

消さない 消さない 消さないように

「ここ」から始まろう 次は飛び出そう

それは階段なのか それとも扉か

確かめたい夢に出会えて よかったねって呟いたよ

 

千歌「私、心のなかでずっと叫んでた。

   『助けて。』って。

   『ここには何もない』って。

   でも違ったんだ。追いかけてみせるよ。ずっと、ずっと。

   この場所から始めよう。出来るんだ!」


ラブライブ!サンシャイン!! 第6話 「PVを作ろう」感想

感想に入る前に…一つだけ注釈を付けますと、

「夢で夜空を照らしたい」で、空に放っていた提灯のようなものは、スカイランタン(天灯)というもので、

熱気球と同じような原理で空に浮かび上がります。

ゴミ拾い中の提灯を見て、この発想に至ったのでしょうね。

※美しくはありますが同時に危険なものですのできちんと知識がない限り自作は控えましょう。

PVを作る過程を通して、内浦の「真の魅力」に気付けたAqours。

彼女たちが何に気がついたのか、それは言葉で形容しがたいものですが、

冒頭でも書きました通り、先週、内浦を訪れた私は彼女たちが気付けた「魅力」とは何だったのか…

沼津訪問を通して気づかせてもらえたのではないかと思います。

彼女たちにとっては、育ちの地、内浦、そして沼津。

その思い出や景色はこれからも「消えない」のです。

しかし、今、浦の星女学院は廃校の危機にあり、彼女たちを育ててくれた内浦もまた、危機にあるでしょう。

素晴らしいあの町を「消さない」ように、

「何もない」なんてことはないのです。

むしろ、たくさんの魅力を秘めています。

あくまで「アニメ」の感想記事でありますので、ここでは語りませんが、あの町に沢山の魅力が詰まっていることは事実です。

あの町は廃れてはいけない。

もっと沢山の人に、魅力に気付いてほしい。

だから、

「ここ」すなわち内浦で、彼女たちのスクールアイドル活動は、始まるのです。

 

予告 ラブライブ!サンシャイン!!聖地巡礼記事、近日公開予定!

 

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