原作ファンがなにやら叫びまくっていたのでどんな話なんだろうとワクワクビクビクしながら視聴しました、「 スカーレッドライダーゼクス 」第9話!!
なにやら原作とは展開に差異があるようですが、まさか違う展開にして原作を買わせようという魂胆なのか公式!
そしたら芋蔓式にほかの公式派生作品も手に取らずにはいられなくなるとかそういう魂胆なのか公式!!
それはそれでえぇけれども!!
これまでシリアスになりきれていなかったこの作品。ここまでシリアスできるならなぜ前半であんなにギャグを詰め込んだんだと苦悩したい気分でもありますが!
今回もあらすじと感想、息をのんで、参ります!
スカーレッドライダーゼクス Track.09「 Away From The Number 」
東京LAGに更迭という名の拉致を受けたアキラ。
銃を向けたハコは、「アキラをこの手で殺し、スペアではなく麻黄アキラとして成り代わること」を望んだが、アキラはそんなハコに「ハコは人間だ」と主張を繰り返す。
そんな中、石寺長官の死、そしてアキラの移動を受けて全力での青の世界侵攻に乗り出したグランバッハがやってくる。
岡崎監察官はバルバトロンランチャーを用いて大軍ごとグランバッハを消滅させようとするも、その一撃はグランバッハには無意味なものでしかなかった。
スカーレッドライダーゼクス 全体の感想
あぁああああああハコちゃんがぁあああああハコちゃんがぁあああああ!!!
アキラちゃんがタクトがヨウスケがアキラちゃんがタクトがぁあああああ!!!
すみません今回全体の感想としてはもう叫ぶことしかできないんだけど一言だけ言わせてほしい!
前回までとのギャップが酷い!!!!!!
なぜこのシリアス要素を!前半とうまいこと分け合うことができなかったのか!!
カニの着ぐるみで砂浜レースしてる場合じゃなかったじゃないですか!!
あと岡崎監察官の思惑をもうちょっと前半で出しておいてもよかったと思うんですけどそれじゃダメだったんですか!
女子キャラたちの見せ場が切ない

とにかく今回はアキラちゃん、ハコちゃんそして岡崎監察官の見せ場が凄かったです。
あんなに戦闘シーンあったのに、どうしても脳内に残るのは女性陣のシーンという凄まじさ。
自分はアキラのスペアである、今まで自分だと思い込んでいたすべてが偽物だった、人間ですらない自分というすべてに絶望して怒り、叫ぶハコちゃんがもう切なくて切なくて。
そしてそれに対し、ハコの感情はハコのもの、悔しくて怒り叫ぶハコは人間だ、やるべきことに縛られ周りが見えていない岡崎監察官のほうが人間らしくないと諭し、語り、糾弾するアキラちゃんがカッコよくて胸が熱くなりました。
もうこの作品、アキラちゃんがヒーローでいいんじゃないかな。
そんでハコちゃんがヒロインでいいんじゃないのかな。ダメか。ダメなのか。
岡崎監察官のヒールっぷりも堂に入っています。余裕を見せていたかと思いきや一気にヒステリックになるところも悪役女性キャラとして納得のキャラ立て。
まぁ原作乙女ゲーですからね。一番憎らしくなるべきキャラクターはやはりプレイヤーが感情移入すべきヒロインと同性である女性キャラになるんだろうとは思うんですが。
今回特に乙女ゲーの要素がなくってただひたすらに女子キャラがカッコよくって切なくって大変だった。
本当このシリアス加減をもうちょっと割り振って視聴者の心構えを促すってことをしなかった公式、チクショウ……!
ただのおバカ乙女ゲーもどきアニメだと思って油断してた……!!
男子もみんなカッコいい
ヨウスケとタクトの「本気なんだな」「あぁ」「俺も本気だ」はアキラちゃんへの思いのことだよね。今回でヨウスケもタクトがアキラちゃんを思っているのを認識し、互いにライバルとして競い合っていくって覚悟を決めたってことだよね。
と思っていたら展開ぃいいいいい!!
ネタバレは控えなきゃいけない関係上、ここ本当に叫ぶことしかできなくてつらい!!
ヨウスケはヨウスケで自分の全力を出してアキラちゃん救出とグランバッハ撃退に尽力し、タクトはタクトで同じく死力を尽くしてグランバッハ撃退、およびアキラちゃんを救う手立てを考えたわけですが、もうなぁああああ!!!
予備知識なくアニメだけ追ってた筆者がこんだけ頭抱えているわけですから、原作プレイヤーさんは当時どれほど叫ばれたんでしょうか。
ここの公式いっそ鬼畜なんじゃないかなとか思えてきた。
もう、来週が怖い。来週のアキラちゃんの心情を考えるだけでつらい。
甘粕くんが次回予告で話していたようにまだまだやることは山積されていて、そのために無理にでも前に進まなきゃいけないっぽいんですが……今回見た直後じゃアキラちゃんが心配にもなる。
しかしシリアス全開の展開を見終えて色々心情が波立っているところにEDで爆笑させにかかってくるここの公式は本当に鬼畜だなと思いました。