今更ながら、2016年8月6日公開された3DCGアニメーション映画「ルドルフとイッパイアッテナ」を観に行ってきました。
この作品は、斉藤洋の児童文学作品「ルドルフとイッパイアッテナ」「ルドルフともだちひとりだち」を原作としたフル3DCGアニメ。
1991年にNHKの母と子のテレビ絵本(現「テレビ絵本」)で取り上げられた事もあり、どアラサーな筆者は子供心に強く印象に残っている作品です。
大号泣するのが目に見えていた「 ルドルフとイッパイアッテナ 」
大号泣するのが目に見えていたので観に行くのを渋っていたのですが、そろそろ行かないとDVD待ちになってしまうので、意を決して劇場に足を運びました。
ええ、観たいは観たいんですよ。だって、CGのルドルフ可愛すぎですから!!
ボス猫のイッパイアッテナと並んで歩いてるところなんか見て下さいよ!いくら仔猫だからってちまっとし過ぎではありません!?
こんな小さな体で大冒険したり、生意気行ってみたり、虚勢を張ってみたりとか、もう、泣けって指示出てますよね!?
お猫様の下僕を昨年からさせて頂いている筆者、我が家に来た当初のちんまりと手のひらに乗ってしまった飼い猫を思い出して、号泣倍率ドンでした……。
黒猫ルドルフを中心に進む「 ルドルフとイッパイアッテナ 」のストーリー
リエちゃんに飼われていた黒い飼い猫ルドルフはひょんな事からトラックに運ばれ、見たこともない大都会東京に来てしまいます。三丁目のリエちゃんのところに帰りたいルドルフですが、教養のあるボス猫イッパイアッテナと出会い「三丁目なんか山ほどある」「大事なのは何県何市どこそこの三丁目なのかってことだ」と今まで知らなかった事実を突きつけられ「三丁目のリエちゃん家」という情報だけでは家に帰れないと知り絶望します。
しかし、イッパイアッテナに「絶望は愚か者の答えだ」と諭され、絶対に家に帰るんだ、と奮起します。
東京で出会った、新たな仲間たちと共に、リエちゃんの元に帰るべく、イッパイアッテナの指導のもと武器「教養」を身に着けようと奮闘するルドルフ。
実は筆者、幼少期に前述のテレビ絵本でこの作品に触れているので、大まかなストーリーもオチも知っていたのです。
そして号泣へ
知っていたのですが、まぁ泣きましたね。ルドルフがどれだけ一生懸命か伝わってきますし、面倒見が良すぎるイッパイアッテナが格好良い。
そして、やっぱりもし家のお猫様がルドルフの立場だったら、と飼い主馬鹿全開妄想せずにはいられず、観劇後にGPS埋め込みたいと呟いて一緒に観に行った友人達をドン引きさせてしまいました……。
いや、下僕としては当然の反応だと思いますけどね!?猫好きな方はハンカチ片手にぜひ劇場に駆け込んでください!
そして一緒にマイクロチップじゃ甘い、やはりGPSだ……と下僕的感想を共有しましょう!