1話からそうでしたが、歌苗ちゃん受難の回。ちょっと本気で歌苗ちゃんに同情したくなる作品になってきましたが、とにかく今回のあらすじと感想に参ります!
クラシカロイド ♪02「 出せ!ムジーク 」
音羽館の取り壊しは撤回され、思い出の屋敷に住んでいられることになった歌苗。
しかし住み着いているモツ、ベトはやはり出ていく気配もなく、年頃の歌苗としては友人たちにその存在を知られまいと抵抗を続ける日々。
にも拘らず、そんな歌苗の態度を見て「自分に恋しているから」という超解釈をしてしまったモツ。
ムジークを伝授してもらい、自分も一流アーティストとして活躍したいという下心を抱いた奏助にそそのかされ、歌苗の誕生日パーティーにムジークを披露しようとベト、奏助とともに奮闘を始める。
モツさんがめんどくせぇ
というか歌苗ちゃん以外のキャラほとんどがめんどくせぇ。
話を聞けよ!どいつもこいつも話を聞けよ!!
勘違いが原因とはいえ、モツさんは歌苗ちゃんに恋愛感情を持ち続けるのかなと思いましたがまぁモーツァルトだしなって感じもする回でした。
歌苗ちゃんの誕生日を祝うために頑張ってる姿を見ている間は気にならなかったんですが、ケーキのところで「あ、そういえばこの人モーツァルトだった」と思い出しました。
さすがに夕方の教育テレビでシモのほうの下品さはネタにできなかったと見える。
あと今までこいつら家賃払ってなかったとか正気か!!むしろこれまでそれで許していた歌苗ちゃんが天使じゃないのか!!
さらに毎日毎日餃子しか食べさせないつもりなのかこの人たち。おいしい点に関してはいいと思うんだけどそれでも毎日とか悲しくなる。まさかの誕生日パーティーにさえ餃子。
なにより現在のところ奏助が一番ダメ人間でどうしようかと思えてきました。他人と未知の能力に頼らず自分の能力をきっちり磨けよ!!
とにかくドタバタと落ち着くことのない音羽館。
ムジークがなかったら本気でただの迷惑な人たちでしかない現在ですが!今後果たしてどうなるでしょうか!!

作中のムジークが毎回EDに
前回の「田園」と違い、今回作中で使用された「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」にはEDと同様に歌詞がついたものでした。
歌苗の誕生日を祝う可愛らしい歌詞でしたが、筆者の感想としては、歌詞がついたことによってあまり原曲の旋律が耳に入らず、ちょっと残念だったような気もします。
どうやら毎回、作中のムジークがEDとして起用されるようなので、どうせなら作中に限ってはアレンジされたムジークだけを聞いてみたいなという思いもありました。
1話ほどの勢いがみられなかった2話ですが、歌苗ちゃんの苦労人気質はしっかりと感じられる回になっていました。
次回からは「ピアノの魔術師」「ピアノの詩人」の呼び名もある、二人の作曲家の名前を持つキャラクターが登場!
これ以上人の話を聞かないキャラが増えたら視聴者としても辛いところかと思いますが、いったいどうなるんでしょうか!