クラシカロイド 第11話「 せめて、家事くらい 」【感想レビュー】

今回もダメ人間たちの巣窟、音羽館での出来事がやってきました!筆者をはじめ、恐らく今回の話は世の母親、もしくは主夫の心に深く響いたことと思います。

果たしてそれはどういった部分なのか!?今回も、あらすじと感想に参りたいと思います!

クラシカロイド ♪11「 せめて、家事くらい 」

音羽館の住民を全員集めた歌苗。その場で、親戚が体調を崩し、その看病を手伝いに行くためしばらくの間留守をすることになったと報告する。

最初はその報告をなんの気なしに耳に入れていただけの住民たちだったが、炊事洗濯をはじめとするすべての家事を自分たちが代行しなければいけないという話を聞き大混乱。

どうにかそれぞれの特性に合った家事分担を決めるものの、奏助は歌苗の外出理由が嘘で、本当は友人の別荘への旅行と知ってしまう。

嘘をついてまで音羽館の住民たちから離れようとする歌苗を責めようとするが、あまりに家事ができない住民たちを悲観して涙ながらに旅行を諦めようとする歌苗の姿に、慌てて旅行をすすめることになる。

果たしてクラシカロイドたちは、無事に家事をやり遂げることができるのか!?

歌苗ちゃんのこれ、子持ちの心境だ……

クラシカロイド 第11話「 せめて、家事くらい 」
画像引用元:©BNP/NHK・NEP

今回で実感したのは、歌苗ちゃんが日々感じているのは子育ての苦労だ……ということでした。
なにかあれば「歌苗ー」ととりあえず呼び出し、掃除洗濯炊事をこなす彼女に「小娘、これを見ろ」と自身の成果を見せつけ、さらに「またベトさんとモツさんがー」「こういうのオレじゃ無理でー」などなど、とにかく頼りまくる!!

これ全部「お母さん」に置き換えてみてください。違和感はないはずです。

大の大人の格好をしながらも話が通じない好き放題動く子どもを6人も面倒見ているかと思うと……えぇがな、たまには家族から離れて友人との旅行くらいゆっくり行かせてやれよという気持ちになります。

「あ゛ーやっぱこんなの置いて行くわけにいかないよねー!やっぱやめるしかないかなー!!」と悩み倒して泣くあたりまで真に迫っていて辛いです。しっかりしろよ大人の姿のクラシカロイドさんたちよぉ!!

しかし今回、またしてもちょっと男を見せた??のが奏助。

わんわん泣きながら苦悩する歌苗ちゃんの姿に、「あ、これそうとう追い詰められてるやつだ」とようやく察した奏助、「大丈夫だよ!!みんな頑張ってるから旅行くらい行けるよ!むしろ行けよ!!」と後押しを始めるようになりました。

子育てに追い詰められた嫁さんを見る旦那さんの態度だこれ……。

チョッちゃん組とベトさんが面白かった!

チョッちゃんを言葉巧みに褒め倒し、数センチずつでもハシビロコウのハッシーに近付けさせるパッドくんの手腕に惚れるしかありませんでしたね!さすが前回あんな擬人化してみせただけのことはある……CV.石田彰さんのやり手執事……。

人外相手でも苦手なんですねチョッちゃん。まぁハシビロコウのあの眼光を前にしてジリジリとでも近付けるのはすごいと思います。

だからこそあと一歩!というところであんな結果になったパッドくんの怒りもごもっともすぎる。言っても仕方ないけどあれは「お前タイミング考えろよ……!」と慟哭したくなるというものです。

あと唐突に歌苗ちゃんの相手を任されたベトさんの姿が最高でした。特にいろいろと勘違いした歌苗ちゃんの言葉に乗っかったあたりが最高でした。

ベトさん、普段はそんな様子を微塵も見せませんがかなり頭の回転は速いのかもしれません。その結果が面白すぎるけども。それに精神的にショックを受けるとあんな色の汁を吐くとか嫌すぎるんだけど!!

これに関してはパッドくんも乗っかってましたね。あの電子執事、本当に侮れません。

餃子の影は消えましたが、違う部分で笑いをぶっ込んでくるようになった「 クラシカロイド 」。

次週はまた、アルケー社を絡めた展開に動きがあるか!?

乞うご期待!

クラシカロイド 感想レビューまとめ

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