『 機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 』2期 第14話(第39話)「助言」【感想コラム】

年末年始を挟んで三週間ぶりとなったおひさしの鉄血のオルフェンズ。今回からOPがKANA-BOONの『Fighter』に変更になりました。個人的にはアニメ「すべてがFになる」のOP 『talking』や『フルドライブ』の印象が強かったので、新OPも違った雰囲気の曲で非常にかっこいいですね。

オルガに抱えられている三日月やら、マクギリスのカットインだったり、新しいガンダムタイプ?の機体だったりとOPアニメーションにも注目ですね。そして、EDテーマもUruさんの「フリージア」へと変更になりました、こちらも要注目です。

ということで、最終話のクライマックスまでノンストップとなる39話の感想、考察、etcをやっていきたいと思います!

『 機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 』第39話「助言」

モビルアーマーとの死闘を終えた鉄華団に動きがあった。タービンズから出向していたラフタらが、鉄華団を離れることになったのである。

一方、テイワズでは組織のNO2、ジャスレイ・ドノミコルスが新たな動きを画策していた。

モビルアーマーとの死闘のその後

モビルアーマーとの死闘を終え、三日月を含めかなりの被害を被った鉄華団。今回はそんな事件があったその後から描かれます。

タービンズから加入していたラフタたちも鉄華団に来てからいろいろなことがありましたが、いよいよお別れのときがきました。別れの挨拶をするラフタと昭弘。握手する前に手をちゃんと拭く昭弘さんマジ紳士。

さて、そんなタービンズを狙う怪しい動きがあるようです。

謎の逆恨みによる鉄華団への復讐心に燃えるイオクはジャスレイと手を組み復讐の機会をうかがっていたところに、ジャスレイは鉄華団をねらうよりはその母体となっているタービンズをねらうべきだとアドバイスを送ります。

鉄華団ごと名瀬を潰したいと思っているジャスレイと、鉄華団への復讐を果たす機会を得たイオク、両者にとってwin-winの計画が成立してしまったというわけです。

禁止条約で使用は制限されている程の代物を持ち出して、またしても勝手な行動にでるイオクさん。その動きを把握したマクギリスは『全ての同志達に連絡を。ついに立ち上がるべき刻が来たと』と、なにやら重い腰をあげて動き始めます。

三日月とアトラ

さてさて、場面は変わり久々の2ショットっぽい感じがする三日月とアトラへ。

以前、アトラはクーデリアに対して「三日月の子どもをつくってほしい」という珍発言をしていましたが実は、いつもフラフラしていてどこかにいってしまいそうな三日月を「つなぎとめておく」という意味合いで、クーデリアにそのような発言をしていたようで、特に変な意味ではないようですね!安心しました!!!

三日月が心配でしょうがない気持ちと、でも自分では三日月をつなぎとめておけるような対等な立場ではないと葛藤するアトラ。しかし、そんな気持ちをつゆ知らずにいつものマイペースをつらぬく三日月に少し怒るアトラ。はい!ふくれ顔のアトラちゃんかわいい!!

いやーやっぱりこんなほのぼのやりとりがいつまでも続けばいいなぁと思ってしまいます。

タービンズの過去

『 機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』2期 第14話(第39話)「助言」
画像引用元:©創通・サンライズ・MBS

名瀬・タービン率いるテイワズの輸送部門を担当する下部組織であるタービンズ。同じテイワズであるジャスレイやギャラルホルンのアリアンロッド艦隊からターゲットにされているとも知らずに、ラフタたち”家族”が久々に帰ってきたこともあり、過去話に花が咲きます。

かつて、運び屋をやっていた名瀬が当時傭兵だったアミダさんに護衛の依頼したことを全ての始まりでした。当時のアミダは傭兵として、長期航路の輸送船の護衛任務を率先して受け持っていました。

様々な事情で人生を追われた女性たちの最後の行き着く場として、非常に劣悪な環境で輸送業務をさせれている女性たちばかりの船を護衛していたアミダをみて手伝えることはないかと、名瀬はそんな裏社会で搾取される女性達を名義上妻にすることで迎えいれる組織『タービンズ』を結成したのです。

さらに、乗組員たちの安全を確保するためにテイワズの傘下へと参入し一大組織を作り上げました。

一期の初登場時はただのプレイボーイの名瀬さんがつくったハーレムって感じがしたタービンズでしたが、乗組員の全員が家族という発言の裏にはこんな過去があったんですね名瀬さんイケメンすぎる。
しかし、ここに来て過去回想。なんだか名瀬さんがフラグたてている感じがして非常に怪しい……。

守るべき家族

そんなタービンズにギャラルホルンの強制捜査の手が入ります。

いきなりの強制捜査に何事かと思ってたら、タービンズの貨物艇から特殊な禁止兵器が発見されたという話でした。

そう、これは間違いなくイオクが持ち出した禁止兵器。それを襲撃に使うかと思いきや凄く姑息で厄介な手段で攻撃してきたギャラルホルン。

オルガはこの事態が起きたのは自分のせいだと責め、兄貴分である名瀬のためなら命を投げ出す覚悟というオルガに対して、あえて「お前とは兄弟の盃を交わした。だがな俺はお前の”家族”じゃねぇ」と名瀬らしくつきはなします。

オルガの本当に守るべき”家族”は鉄華団だと言い放ち、全てのケリをつけに自ら乗り出した名瀬…果して名瀬の運命やいかに…。

ジャスレイの策に果して名瀬は!?

前々から虎視眈々と名瀬や鉄華団を陥れようと狙っていたジャスレイが、イオクをうまく利用して内部的に崩壊させようと仕掛けてきた第39話。マクギリスも鉄華団も手が出せない状態で名瀬に逆転の手立てはあるのでしょうか!?

しかし、仮にタービンズを崩壊させても絶対鉄華団がケジメをつけにきそうなのですが、ジャスレイさんはこの内戦状態をどう利用しようとしているのでしょうか。

あとはいい加減、マクギリスとヴィダールの関係をとっとと進めてほしいですね!! ということで、来週も期待です。

機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 感想コラムのまとめ

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