ALLOUT!! 第15話「チームメイト」【感想レビュー】

バレンタインの気配が漂ってきましたね。

筆者は某有名高級チョコレート屋さんの無配もといパンフが可愛かったり、珍しいチョコレートにわくわくを隠せません。

それ以上に今から皆様が描く好きキャラのイラスト巡りが楽しみでしかたありません。

オタとしては季節行事は新たな好きキャラに出会える祝福ですからね!

ALLOUT!! 第15話「チームメイト」

夏合宿を前に、家庭事情でラグビーに集中出来ないでいた伊勢(CV:沢城千春)。そんな彼を副キャプテンの八王子(CV:逢坂良太)が気遣い奔走するも、伊勢の兄である春樹(CV:保村真)に一蹴され、合宿の許可どころか退部を迫られる事態に。

1年の気田 悠人(CV:西山宏太朗)に続き、新たな退部者が出てしまうか。

そんな時、伊勢の前に現れたのは意外にも!?

はい、腐女子の皆さん懺悔の時間です。

赤山キャップは退部してしまった気田の想いを引き受け、指導者の籠さんや、これまで一緒に頑張ってきた三年メンバーとの連帯感を確認したからか、元気に回復しているようでひとまず安心ですね。

部室でコーチのブログ見たり、祇園がキャップにまさかの壁ドン(セミドン?)していたりと、ちょくちょく楽しい始まりにほっこり。

だがしかし!Xデイは終わっていなかった!

次は学年上がってお前たちの番だ! とばかりに二年組に激震が走る事に。

夏合宿に参加する許可を、ヤンキーコンビの片割れ、伊勢が保護者に貰えていなかったのです。
伊勢は十歳で両親を事故で亡くしており、そこからは十歳離れた兄、伊勢春樹に育てられていて、家庭事情を理由に夏合宿には不参加を言い渡されてしまっていたのです。

伊勢をラグビー部に誘い、昨年の夏合宿時にも春樹を説得した副キャップの八王子先輩が伊勢宅を訪ねます。

二人で兄の帰宅を待ち、説得に当たるのですが取り付く島もなく却下されてしまいます。
またこの兄、春樹がヤンキーの親玉みたいなインテリヤンキーっぽい怖い人で、言葉にも行動にも容赦がない。

一年の時は八王子先輩があまりにも頼み込むから行かせてやった、そろそろバイトの一つでもしろ、ごく潰し、と言い放つ春樹。

合宿の許可どころか退部を迫られる展開に。

帰り道に八王子先輩を見つけた時の、伊勢のほっとした顔と、兄が帰ってきた時のびくびくした表情。

この落差!

伊勢が兄へ願い事をするという事がどれだけハードルが高いのか、うかがい知れるというもの。
案の定、一蹴された時点で、伊勢はすっかりしょげ返ってしまいます。

そんな伊勢をごく自然に庇い、伊勢の良い所、ラグビーを楽しんでいる事を言葉を飲み込んでしまった伊勢の代わりに八王子先輩が春樹に伝えてくれます。

そして、ついに伊勢は自分の口からラグビーがしたいのだ、合宿に行きたいのだと兄に主張します。

その言葉に心を動かされたかと思った兄、春樹でしたが、次に口にされたのはとんでもない暴言。

チームメイトとして、先輩後輩としてお互いを大切にしている二人の関係を恋人関係かと嘲り笑ったのです。

明らかな侮辱を含んだその言動に伊勢は逆上。あれだけ委縮していた兄、春樹に対して怒鳴り、物を投げ激怒。しかし、この反抗が決定打となってしまいます。己に反抗した伊勢に怒りを露わにした兄の顔を見た伊勢は一転、八王子先輩を無理やり引っ張って家から追い出し、退部する旨を繰り返し、涙ながらに感謝を述べます。

伊勢を引き留めようとする八王子の言葉を遮り、手を伸ばす八王子先輩の目の前で、玄関のドアを閉めてしまいます。

もうね、全腐女子なALLOUT!!ファンが公式に公開処刑された日ですよ。

恐るべきXデイ。

八王子に懐く伊勢だから、左右はこうかなー♪
でもハチ先輩には赤山キャップが居るから横恋慕?
赤八伊とか八赤伊とか?
江文とでも美味しいよねー♪

なんってアイスクリーム屋さんでフレーバーの組み合わせと積み上げ方をわくわく選ぶみたいな鑑賞の仕方をしていて本当に申し訳ありませんでした!

正直近親相姦に地雷が無ければ伊勢兄弟CPは美味しいんじゃないかなとかまで思ってました!!

いや、そこは胸に秘めた許されない恋情を踏みつぶされ何も知らない菩薩の様な先輩をも穢れた己と一まとめに侮辱された怒りはなお燃え上がり的な萌えが凄いけどでもうん……ごめんよ、伊勢……。

腐った見方はやめられないけど、純粋にも応援してるよ!ほんとだよ!

いやもう、こう、ね?

口ごもり気味に喋る伊勢を幸せにしてあげたい……。

それがなぜBLになってしまうのかは、筆者としても「萌えるから?」としか答えられません……。

ヤンキーの真面目

翌日の部活に、伊勢の姿はありません。八王子先輩が伊勢の姿を探して見つけられず、明らかにしょんぼりしています。

そして、ここから江文無双です。

サボリを疑う苗鹿に「お前と一緒にすんな!」と一喝。

集中できていなかった伊勢に「真面目にやれ!」と怒鳴りつけていたし、ほんとこの妖怪猫ヤンキーは真面目ですね……。

大好きな松尾先輩には「真面目なんかじゃない」とか言ってたくせに!!

八王子先輩の様子から何かを察した様子。

一方、話題の伊勢は真っ直ぐ帰る気にもならず、一人しょんぼり公園に。

サッカーを楽しむ子供たちを見ては落ち込み、彼らがまた明日と別れれば、八王子先輩の「明日も……」と言いかけた言葉を思い出し……と部活に未練たっぷりです。

それでも重い足を引きずって家に帰れば、そこにはすでに帰宅していた、兄、春樹の姿が。

帰宅が遅いのを咎められ、買い出しを命じられます。

買い出しのコンビニで、ホットスナックを買う人を見かけて、先輩たちの買い食い姿を思い出し涙ぐむ伊勢。

どんだけ未練なんですか!?
どんだけ先輩方好きなんですか!?
どんだけラグビー愛しちゃってんですか!?

もう、この子退部とかしたら死んじゃうんじゃないですかね……。

そんな弱り切った伊勢の前に江文が気楽な態度で現れ、まさかの現金を押し貸し、一週間分のバイト代として兄に叩き付けろ、と言い放ちます。

三年生達が良い人過ぎると江文は言いますが、同学年の退部を引き留めるために現金押し貸しまでする君も十二分に凄いと思うんだ……。

なんでここまでするのか、良いのか、戸惑う伊勢に、自分達がラグビーできるのは高校三年間だけだから、後半分頑張ろうと声をかけます。

そして苗鹿達はなんとなく進学してなんとなくラグビーを続けるだろう、それなのにナメた練習をしていると不満を表します。

そして、実は伊勢はFWしかもフランカーへの転向を考えていた事が語られます。

意外にもこのヤンキーコンビ、進路や部の事等色々考えている様子……。

兄、春樹が伊勢を大切に思っている事、本当に感謝している事も、江文が兄を責めるのを庇う形で語られ、家の前で帰りの遅い弟を待つ春樹の姿など、複雑でありながら暖かい側面も確かにある兄弟関係が伺えます。

貸したのだから、いつか返せと笑う江文は満足気に立ち去ります。

来た時も帰る時も、伊勢宅近くにあるレンタルビデオ店で年齢指定モノを借りられないかと考えている所まで含めてなんとイケメンなのでしょう!

えぶっちはホント受けに攻めに当て馬にとポジションどこでも美味しいですね!!

そんなまた公式に公開処刑されそうな感想をごく自然に抱いてしまうので、これはもう不治の病なんだろうなぁと思います。

ええ、なにせ過去一番腐りはてた事しか書いてませんからね!申し訳ない!!

ALLOUT!! 第15話「チームメイト」のまとめ

春樹さんのヤンキーがなりと、「遅いから」のギャップと「なんだぁ?あのヤンキー」と江文を警戒した発言についてなのですが、あれ、本気で「え、貴方がそれを仰るのですか??」って思いました。

弟さんが心配なんですね……何で弟さんが居ないところで弟さんを想って優しい顔してるんですか貴方……

両親が亡くなった時も、本当は九州に引き取られるはずだった夏樹を自分が責任を持って育てるから、と親戚に頼み込んでいたり……怒鳴ってる時と怒鳴らない時のギャップが凄いです。

そして江文君。

一週間のバイト代が十万円って君、世間のバイトをなんだと思ってるのかな???

うん?身(自主規制)ベースなのかな??ヤンキーの次は元祖イケジジのターンです!

流石にもう波乱はない、よね?次回「お前らは準備してきた」も全力で期待です!

ALL OUT!!( オールアウト ) 感想レビューのまとめ

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