上映熱烈希望!「 ズッキーニと呼ばれて 」はきっと日本でもヒットできるその理由!

「 ズッキーニと呼ばれて 」をご存知でしょうか。原題は「My Life as a Courgette」。スイスのアニメ映画作品です。今年3月10日~13日にかけて開催された東京アニメアワードフェスティバルの長編のコンペディション部門にて選出され、グランプリは逃してしまったものの見事、優秀賞を獲得しました。

その際、本作の上映に足を運びまして、鑑賞して参りましたが

これが超傑作だったのです。

今のところ、本格的な日本上映は決まってない様なので、是非それらが計画されているなら推していきたいと思っております。というわけで、映画「ズッキーニと呼ばれて」が日本でヒットできる理由を、本作の紹介と合わせてピックアップしましたので、是非チェックしてみてください。

日本でも「 ズッキーニと呼ばれて 」がヒットできる理由1:可愛い!

「ズッキーニと呼ばれて」は3年をかけて制作されたコマ撮りアニメーション作品です。登場するのは、2頭身のギョロッとした大きな目のキャラクター達です。まずこのキャラクター達が非常に可愛い!目が大きいこともあり、その目の動き一つでも、味わいがあったり、読み取れる感情があったりと、なにより非常に親しみやすいキャラクターとして完成されています。

これらの人形は基本、3Dプリンターで作られたそうです。手書きや3DCGで描かれたアニメーションとはまた違った質感のアニメーションを楽しめる一作としても注目です。

日本でも「 ズッキーニと呼ばれて 」がヒットできる理由2:笑える!

本作のストーリーは少年“ズッキーニくん”が孤児院に入るきっかけとなるエピソードから始まります。ズッキーニくんが孤児院でしっかり生活ができるのか、仲間たちと仲良くやっていけるのかどうかが描かれる映画となっています。孤児院に入ってしまうわけなので親との別れなど、事象としてはショッキングな内容も描かれます。ですが、安心してください、この映画、ちゃんと笑えます。

子供たちが子供らしい発想で、話して、遊んで、変わっていく。そんな出来事を、笑いも交えながら、展開していってくれます。

日本でも「 ズッキーニと呼ばれて 」がヒットできる理由3:泣ける!

そして、もちろんそんな笑わせるエピソードなどを挟みながらも、やっぱり最後にはこの映画に泣かせられてしまいました。ズッキーニくんを始めとした子供たちが、それぞれ孤児院で幸せそうにしていたり、ふっと悲しい表情を見せたりすると、もうそれだけでうれし涙やかなし涙が溢れ出てきてしまうのですが、中でも最初と最後でズッキーニくんやズッキーニくんの環境が“変化していること”をまじまじと見せられると、もはやどの感情で泣いているのかわからない涙がボロボロと出てきてしまいました。


「ズッキーニと呼ばれて」はとても親しみやすく、寂しい気持ちにそっと寄り添ってくれる・・・そんな素敵な映画でした。世界各地での絶賛を経て、ここ日本でもしっかり評価を勝ち得た作品です。あとは是非、全国の映画館で本作が多くの方の目に触れられるのみ。海外アニメはなかなか限られた作品しか上映が望めない昨今ではありますが、是非日本でも広く楽しめる機会が設けられたらと思います。

アニメ大国とされる日本ですがまだまだ世界は広い!こういったアニメーションもどんどん日本で楽しめる機会が増えたら嬉しいです。

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