ブレンパワードの ジョナサン・グレーン に見る「親子愛」

ブレンパワードの ジョナサン・グレーン に見る「親子愛」

ブレンパワードというアニメをご存知でしょうか? オープニング映像のインパクト、キャラクターの挙動やセリフが非常に印象的な作品であり、1998年に放送された全26話のアニメです。ブレンパワードという作品を語るうえで欠かせない登場人物と言えば一際目立った存在である ジョナサン・グレーン を置いて他にはいないでしょう。

そで今回は、この ジョナサン・グレーン の、特に彼の「親子愛」についてスポットを当ててみます。

ジョナサン・グレーン の名言

彼のセリフでもっとも印象的かつ有名なセリフは、やはりこれではないでしょうか。

「8歳と9歳と10歳と、12歳と13歳のときも、僕はずっと、待ってた!」

これはジョナサンが自分の母親に対して激高するシーンで、この後に「クリスマスプレゼントだろ!」と続きます。彼の生い立ち自体は詳しくは語られないものの、このセリフだけでジョナサンという男が母親の愛情に飢えていたことがよく分かるでしょう。

11歳のときが抜けているのもこのセリフをより印象的にしています。これはファン達による憶測でしかありませんが11歳のときは貰った説が濃厚とされています。

あまりに印象的過ぎて思わず笑ってしまう要素もありますが、よく考えれば考えるほど非常に深いセリフです。8歳~10歳の間はクリスマスプレゼントを貰えず、寂しい思いをしたからこそ、11歳のときが本当に嬉しかったに違いありません。そして来年の12歳のときは貰えなかったことで再び大きなコンプレックスを抱えることとなり、13歳のときに悟りや諦めの気持ちになったのでしょう。「13歳のときも僕はずっと待っていた」と発言しているため、“13歳のときは待っており、14歳のときは待っていない”と解釈できます。

母親の言い分

母親であるアノーアは「あなたを愛しているわ」とあくまでも自分は愛情があったと言い張ります。周りの大人達も「あなたがいるのはお母さんがいるおかげ」「あなたのことをいつも気にしていた」と発言します。ジョナサンはそれらに対して「勝手に想っているだけの想いなど、子供に伝わるわけがないだろう!?」とさらに激怒しました。このセリフも非常に印象的であり、実際に子供の頃に寂しい思いをしたことのある視聴者から多くの共感を集めました。

親子のコミュニケーション

ブレンパワードの ジョナサン・グレーン に見る「親子愛」

自分が子であれば子の視点となり、自分が親となれば親の視点になるものです。仕事をすることで子を守ることも親の愛ですが、子の視点で見れば直接に伝えなければその愛情は伝わらないもの。

ブレンパワードに関しては自分の生い立ちを元に考察するファンも多く、経済的には不自由はなかったが親から愛情らしい愛情を感じることがなかったという人もいらっしゃいます。

軽率な発言によって、人間関係は簡単に崩れる

この一連の流れは総合的に見れば左から右へ動くほどの大きな転機となる重要なシーンでもあります。作品内ではこのシーンに限らず、数々の場面で軽率な発言によって人間関係が崩れ、誤解が誤解を生む展開が非常に多く盛り込まれています。

ある意味では反面教師として学べるアニメと言えるでしょう。

文章:kyouei-amagasaki1200

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