2017年は3DCGアニメが飛躍の年!? 2017年春の3DCGアニメをご紹介

2017年春アニメもいよいよクライマックスを迎えようとしている現在、皆様は今期アニメを何本ご視聴中でしょうか。
TVアニメ、OVAやらショートアニメなど色々含めておよそ60本近いアニメが放映されています。

そんな2017年春アニメとして放映されている作品の中でも、3DCGの作品が多く見受けられる気がします。

もはや全編手書きの作画のアニメのほうが珍しく、CGを取り入れているアニメが大半なのではないかと思う昨今ではありますが、そんな最近のアニメのトレンドになりつつある「3DCG」を取り入れた今期アニメをご紹介していきたいと思います。

『ID-0』

『ID-0』は、『コードギアス』『スクライド』などの谷口悟朗監督と、同じく『スクライド』や『ガンダム00』などの黒田洋介さんがタッグを組み、キャラクター原案には『LAST EXILE』や『シャングリ・ラ』の村田蓮爾さんととにかく豪華なスタッフ陣が集結したSFロボットアニメです。

オリハルトと呼ばれる特殊な鉱石の発見により、技術革新で人類が飛躍的な進歩を遂げた近未来。

人々は、自らの意識をそのままマシンと同調させる技術と、「Iマシン」と呼ばれる人型ロボットを運用し宇宙に進出していました。

しかし、技術は進歩しても人類の争いはなくならず、未知の鉱物・オリハルトを巡り水面下では様々な争いが行われており、主人公のミクリ・マヤはひょんなことからオリハルト掘削会社・エスカベイト社で働くこととなり様々なことに巻き込まれるというストーリー。

『蒼き鋼のアルペジオ』や『フブキブランキ』などキャラクターや背景までフル3DCGにこだわったアニメが魅力の制作会社・サンジゲンが手がけているアニメだけに、キャラクターの表情や動きまでとても違和感のないセルルックな表現が素晴らしい作品です。かなり凝ったSF設定や、謎が謎を呼ぶ展開、先が気になるストーリーも見逃せません。

公式サイト:オリジナルアニメーション「ID-0」公式サイト
©ID-0 PROJECT

『正解するカド』

『正解するカド』は、スタジオジブリ出身で『翠星のガルガンティア』でも知られる村田和也さんが総監督を、『know』『独創短編シリーズ』『2』など数々の小説を生み出してきた野﨑まどさんが脚本を担当する東映アニメーション渾身のオリジナルアニメーション。

羽田空港の滑走路に突如として現れた、謎の1辺が2キロメートルを超す超巨大な正立方体『カド』。

人類はその突如として現れた物体の調査を進めるも、現存する科学力では説明のつかないオーバーテクノロジーで、調査は難航する。

そこにヤハクィザシュニナと名乗る謎の人物と、偶然居合わせた凄腕の交渉官・真道 幸路朗が現れる。

突如として出現した『カド』とは。目的は。人類はどう立ち向かうのか。

ただのSF作品というわけでなく”人類の有るべき未来”といった哲学的な観点にも踏み込んだ奥深いストーリーや、とにかく毎話、様々な事実が徐々に明かされていき面白さがジワリジワリと上がっていく印象のある作品です。

3DCGの表現も話題になった劇場版アニメ「楽園追放 -Expelled from Paradise-」を制作した東映アニメーションが、TVシリーズでは初となるセルルックの3DCGに挑戦した作品でもあります。

公式サイト:正解するカド KADO: The Right Answer
© TOEI ANIMATION,KINOSHITA GROUP,TOEI

『フレームアームズ・ガール』

『フレームアームズ・ガール』は、コトブキヤが展開するオリジナルプラモデルシリーズ『フレームアームズ』を、『ストライクウィッチーズ』や『ガールズ&パンツァー』でもおなじみの島田フミカネさん、柳瀬敬之さんが女の子に擬人化させたキャラクターとして生まれ変わらされた、スピンオフ作品。

主には、人形サイズの完全自律型小型ロボット・FAガールズたちのきゃっきゃっうふふな日常、(時々バトル)を楽しむいわゆる日常系作品となっており、何話からみても楽しめるのも魅力の一つでもあります。

メインキャラクターたちであるFAガールたちや一部を3DCGで描いているアニメで、手書きの作画と3DCGがほどよく合わさって、FAガールたちの表情や動きがとにかく可愛く表現されています。
バーゼラルドちゃん可愛いよ、バーゼラルドちゃん。

回が進むにつれオープニング映像が手書きに変わったり、9話のBパートで3DCGを使わない作画になったりと、なぜかCGを使ってないところが注目されてしまいがちですが、普段のCG作画も素晴らしいのでぜひ注目してください。

公式サイト:TVアニメ『FRAME ARMS GIRL【フレームアームズ・ガール】』公式サイト
©KOTOBUKIYA / FAGirl Project

『ベルセルク』

『ベルセルク』は、三浦建太郎さんによる漫画が原作のダークファンタジー作品。

過去数回のアニメ化を経て、18年ぶりに2度目のTVアニメシリーズ『ベルセルク』が3DCGをメインに手描きセルタッチ2DCGとのハイブリッドな作画で蘇りました。

『ベルセルク』といえば、大剣・ドラゴン殺しを振り回すガッツの激しく豪快な戦闘シーンと、ダークファンタジーらしい暗い森などの背景。人物と背景のマッチ感はなかなかよいと個人的には思います。

2012年に公開された「劇場版ベルセルク・黄金時代篇」のクオリティが良かっただけに物足りないと思う方も多いかも知れませんが、TVシリーズの作画としては及第点なのかなと思えなくもないですね。

公式サイト:アニメ「ベルセルク」第2期 公式サイト
© 三浦建太郎(スタジオ我画)・白泉社/ベルセルク製作委員会

まだまだあるぞ!目が離せない3DCGアニメ!

今回は4つの作品をご紹介しましたが、CGの作品として外せないのは、『アイカツ』のライブシーンと『プリキュア』のEDシーンですね。

どちらも非常に素晴らしい作画で、シリーズを追うごとによりリアルな可愛さ、リアルな動きになっていてここを楽しみに見ている方も多いのでは?

『けものフレンズ』のヒット以降、3DCGというものにもより一層注目が集まっていますが、まだまだCGでキャラクターを描かれるということに違和感を覚える人は多いと思います。

6月3日に行われた『ID-0』のトークショーにて谷口監督は『セルルックの3DCGは、海外では主流で、逆に日本のアニメの作画は受けが悪い』と語っていました。

しかし、我々にとっては正直真逆の意見でしょう。それは、今のアニメの作画に慣れすぎているためであり、それが当たり前になっているからである。と語っており、今後は、こういったセルルックの3DCGのアニメが当たり前になる時代が来るのかも知れませんね。

皆さんにSFアニメ映画「 BLAME! – ブラム- 」を観てほしい理由とは?