ケルディムガンダムとは、アニメ『機動戦士ガンダム00』の主要キャラクター ライル・ディランディの愛機です。
今回は、ライル・ディランディというキャラクターに触れつつ、 ケルディムガンダム についても見ていこうと思います。
反政府勢力に所属
以前、こちらの記事で“ニール・ディランディ”という男について紹介しました。
[kanren postid=”54142″]ライルは、彼の弟です。狙撃や兄貴オーラではニールに劣るものの、チームの雰囲気を和ませたり、早撃ちに関しては優れたイケメンです。
ライルはニールがテロで失わなかった唯一の家族であり、つまりはライルもニール以外の家族をテロで失っているということでもあります。
そんなライルは、アニメ第1期の後に誕生した連邦政府のやり方に疑問を抱き、反政府勢力カタロンに加わります。その時のコードネームは、「ジーン1」。
アニメ第2期では、主人公 刹那・f・セイエイに勧誘され、兄の所属していた私設武装組織ソレスタルビーイングにてガンダムのパイロットとなります。
以降は、ソレスタルビーイングとカタロンを繋ぐ架け橋ともなり、狙撃特化のケルディムガンダム操るスナイパーとして大活躍。
第2期終盤では、ニールの仇であるアリー・アル・サーシェスと一騎打ちし、勝利しています。
※サーシェスに関しては、こちらで触れています。
[kanren postid=”41688″]ケルディムガンダム
ケルディムガンダムは、ニールの乗っていたMS ガンダムデュナメスの後継機です。
GNビームピストルII、GNスナイパーライフルIIといった、射撃・遠距離狙撃に特化した装備を持ちます。
GNビームピストルIIには対ビームコーティング処理が施されていて、銃でありながら剣を受けることが出来、デュナメスに比べて接近戦もこなしやすいようになっています。
さらに、GNシールドビットというそれぞれが独立して動くシールドも持っています。これにより、自身を守りながら狙撃を行ったり、離れている味方をガードしたりすることが可能。
シールドビットには小型ビーム砲が備わっており、火力は乏しいですが、全方位からのビーム攻撃も可能です。とはいえ、ビット同士を合体させることで、高出力ビームを放つことも出来ます。
ラスト1秒で逆転勝利
第2期の最終決戦では、アリー・アル・サーシェスを撃破後、リヴァイヴ・リバイバル操るガデッサと連戦。
射撃特化のケルディムVS砲撃特化のガデッサという熱いバトルが展開されました。
※ガデッサについてはこちらの記事をどうぞ。
[kanren postid=”40304″]とはいえ、強敵サーシェスとの戦いを経て、ライルは消耗。機体もダメージを受けた状態。
戦いの中、ライルはリヴァイヴのばら撒く細かいビームを受け、破損したヘルメットのバイザーで片目を負傷。
ライル「ハロ、トランザムは!」
ハロ「ワンセコンド可能、ワンセコンド可能」
接近するリヴァイヴに対し、機体性能を引き上げる“トランザム”を1秒だけ使用。勝利を前に油断していたリヴァイヴの背後に回り込み、血に濡れた片目を見開くライル。
ボロボロの手で逆手に持ったGNビームピストルIIを、ゼロ距離から連射。
限りなく全壊に近い状態からの逆転勝利という、名シーンを魅せてくれました。
ボロボロになったロボットを愛する方にもオススメな、ライルVSリヴァイヴ。
ケルディムガンダムは、まさにロマンの塊です。