アニメは見て楽しむもの。ただ、「もし自分が『制作側』にまわっていたら」と、作り手について思いを寄せたことはありませんか。私は昔から結構制作工程に興味がありまして、アニメ制作についてをリアルに再現した過去作『SHIROBAKO』はとても興味深く見てました。
「趣味を仕事できたら、それは素晴らしいこと。だけど、実際にどうやったらなれるかは分からない」。
今回はそんな悩みを少しは解決できればと思い、実際に活動しているアニメ制作へと続いている様々な出会いにについてお話しさせていただきます。
イベントやセミナーへの参加は、実りあるひとときを付与してくれる

世界最大規模の『コミックマーケット』の他、直近ですと京都で開催された『京都国際マンガ・アニメフェア』などなど、日本では様々なアニメイベントやセミナーが開催されています。参加するだけでも楽しいことはもちろん、企業ブースなどを通じて制作工程を見ることができます。
特に、本場の人と同じ空間で同じ時間を過ごせること。これは中々得難い体験ですし、アニメを通して人とのつながりを培える良い機会でもあります。
また、トークショーがある場合は制作秘話も聞けるチャンスがあり、知識の蓄積、さらにはモチベーションの向上にもつなげられると思うので、行ったことがないよって人は是非興味を持ってみてくださいね^ ^
専門学校だけではない、若年層の支援プロジェクト
皆さんは『AEYAC(エイヤック)』という団体をご存知でしょうか。
こちらはアニメ制作業志望者から現役の制作者などが集う交流会や、アニメ制作・仕事におけるイベント・セミナーの実施などを通じ、業界を目指す人たちを応援している団体です。
専門学校での学業はもちろん充実していて、実りある体験、さらには就職先にも期待を持てるもの。しかし、アニメに携わる道はそれだけではありません。
普段は学校に通っている人がプラスアルファの「何か」を得るために参加するも良し、違う業界に従事しながらアニメの世界に携わる機会を得るにも良し。会費はいるものの、一歩を踏み出す場所として考慮に入れてほしい場所です。
新たな一歩が、未来への大きな足がかりとなるように
アニメは非現実世界だからこそ楽します。ただ、その「楽しめる時間」をつくってくれているのは業界を愛するたくさんの人たち。
楽しむ側から楽しませる側へ━━その道に少しでも興味がある人の応援を、私は仕事やプライベートを通じてできれば幸いです。
[kanren postid=”47385″] [aside type=”boader”] Photo credit: jareed via VisualHunt.com / CC BY[/aside]