ノラと皇女と野良猫ハート 第12話「衣服が足りない」(最終話)【感想コラム】

ついに、ついにこの時が来てしまいました……。アニメ版ノラとと、最終話です。これを観たら終わってしまう。でも観ずにはいられない。というわけで、観ていきます。

OPがないと最終回なんだなぁと思います

今回はナレーション、OP、ともになしです。

冒頭から倒れるパトリシアと、心配するノラ。どうやら最終話はシリアス回のようです。

と思ったら、次のシーンでは眠るパトリシアの周りがみんなが……。心拍数がゼロになり、死亡!?

でも、冥界の皇女ですよね。もともと命なんて重要じゃないお方ですよね?

ユウキ「パト……」

未知「パトリシアさん……」

なのに皆さん涙目で、重い雰囲気のBGMまで流れます。あああ……ラストはやっぱり重い話なのか――

ところがどっこい、あっさり目覚めるパトリシア。

生を知った冥界皇女

ノラと皇女と野良猫ハート 第12話「衣服が足りない」(最終話)【感想コラム】

画像引用元:©HARUKAZE

パト「冥界の者にとっては正常な状態よ。反対に、心臓が動き始めればそれは死んだも同然」

やっぱり、平気でした。でもこのセリフ、ものすごくフラグじゃないですか?

案の定、お姉さまは言います。

ルーシア「パトリシアは地上の命に飲み込まれつつある」

パトリシアはこれまで、地上でノラや仲間たちとふれあい、ノラの母のことも知り、「生」と人間たちの「命の考え方」に触れてきました。

パト「私は心臓が鳴れば、冥界の皇女ではなくなってしまうわ。そうすれば魔法も使えなくなるし――」

パト「ノラ。あなたを人に戻せなくなるわ」

これまでまったくと言っていいほど、人に戻そうとする素振りを見せなかったのは気のせいです。

アニメで描かれていない部分で、あれこれ頑張っていたのでしょう。

もとに戻るにはキスが必要

ノラと皇女と野良猫ハート 第12話「衣服が足りない」(最終話)【感想コラム】

画像引用元:©HARUKAZE

パト「ノラ! 私が死んでいる間にキスをして!」

冥界の皇女なので意味はわかりますが、ここだけ抜粋すると凄いセリフですよね。

しかしノラは逃げ出します。いじられてばかりでしたが、中身は普通の男の子ですからね。

いきなり美少女にキスをせまられ、しかもみんなが見ている前でするなんて――なかなか出来ることじゃないですよね。

川原に来たノラの前に、井田くんが現れます。“キス”や“交際”に関するテクニックの書かれた本を出す井田くん。

「つれぇか? ついこの間まで女に興味のなかったお前にとっちゃよ。鼻水垂らして俺らと夏休み過ごしてたもんなあ」

「でも、あいつとしないと一生猫のままなんだろ?」

「俺はいいよ。付き合いなげぇし、お前がどんな獣でも。たださ、お前がこれから会うやつはなんて思うんだろうな」

「なによりお前の母ちゃんは、猫を産んだんじゃねえ。人間を産んだんだろ」

あ、あれ……?井田くんがかっこいいぞ。これもう、井田くんルートなのでは……。

そこにパトリシアたちが追いついてきて、井田くんはノラの背を押します。

「行けよ。人間に戻ったら、また野球しようぜ」

イケメンすぎです(`;ω;´)

ラストはギャグで締めるよ

ノラと皇女と野良猫ハート 第12話「衣服が足りない」(最終話)【感想コラム】

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あなたに会って、命の素晴らしさを知った。

そう語るパトリシア。そうしてキスをするも、猫は服を着ていません。つまり、人に戻ったら裸で――。

もう一度猫に戻され、可愛い服を着させられそうになるノラ。いい雰囲気だったのに、ノラは再び逃げ出します。

それからのノラは、人になったり猫になったりしながら暮らすようになったそうです。

おしまい。

……はい、やっぱりギャグでした。

最初から最後まで、勢い良く突き抜ける楽しいアニメでしたね。最終話放送後の公式ツイッターでリツイートされた内容です↓

さて、ここで今回のサブタイトルを振り返ってみましょう。

「衣服が足りない」

なるほど、このとおりでした。

冥界と地上。命のあり方や立場の違い。そういった部分をもっと攻めてくるのかと思いましたが、アニメはギャグを強調。尺が短いので、むしろテンポよく見れてよかったと思います。

深い問題に切り込んでいきたい方は、Vita版をプレイしましょう。

アニメのBDもついてくるので、超オトクですね♪

https://twitter.com/noratoto_anime/status/913261764208295937

最終話になって、急に井田くんが輝き始めましたが、原作をプレイするともっと彼との友情を楽しめるのでしょうか。
ヒロインたちの可愛いアニメなのに、まさか男キャラクターの方を好きになってしまうとは。

うう~む、原作が買いたくなるという意味でも、大成功ですね。

原作は2も出るので、またアニメになったら観たいです。

ノラと皇女と野良猫ハート 感想コラムのまとめ

ABOUTこの記事をかいた人

星崎梓

ライトノベル作家をしています。処女作は『ガンズバースト・オンライン』。 今一番推しているカプはごちうさのシャロリゼ、シャロブル。最近ワートリが熱い! 面白い記事を書けるようがんばりますので、よろしくお願いします。 ∠゚ワ^)☆かしこま