放送目前、「アイドルマスター SideM」、こちらの前日譚にあたる「THE IDOLM@STER Prologue SideM -Episode of Jupiter」が放送されました。
新設事務所315プロダクションに所属するアイドル達のストーリーが描かれる今作。その315プロ所属アイドルでもあり、本家アニメ「アイドルマスター」にライバルとして登場した、「天ヶ瀬冬馬(CV:寺島拓篤さん)」、「御手洗翔太(CV:松岡禎丞さん)」、「伊集院北斗(CV:神原大地さん)」の3人が所属するグループ「Jupiter」。
この「Jupiter」の3人が315プロに所属するまでのあらすじと最後に感想を綴らせて頂きます。
961プロ脱退後のJupiter
OPは「Jupiter」代表曲『Alice or Guilty』を披露するライブシーンから始まります。
ですが、961プロに所属していた時とは違い会場は狭く、準備や片付けまで自分たちが手伝うような環境です。そんな中でもエンジェルちゃん(Jupiterのファン)たちの為に改めて新生Jupiterとして活動していくことを決意する3人。
ですが、以前と違いTVの出演などが減っているのもまた事実です。そんな中、多くの事務所が「Jupiter」に擦り寄りますが、どこの事務所も「お金」や「待遇」の話ばかり。
961プロでの苦い経験があるだけにスカウトはお断りする3人。そこに超個性的な男が現れます。
315プロ社長「齋藤 考司」
多くのスカウトを断り続けるJupiterの前に突如、315プロという無名の事務所の社長を名乗る人物が現れます。
その名は「齋藤 考司」。誰しもが聞いたことのある声に加えて、ギラギラとした熱血漢をイメージさせる社長です。
しつこいを通り越した勧誘の数々を断り続けるJupiterの3人ですが、他の事務所と違い「お金」や「待遇」の話をしない社長に少しずつ心を開いていきます。
揺れゆく心

本家にも登場した吉田さんの取材を通して、改めて自分たちでやりくりしていく決意をする3人。その3人に齋藤社長から「それは、甘えではないかね」という意外なセリフが。
アイドルとして、プロとして見落としていることを指摘され、荒れる冬馬。
その時、会場の外には多くのファンが。会場に入れなかったファンたちが詰めかけ、Jupiterに会えないことに涙を流すファンもいます。
ファンのために活動していたJupiterはこの件に深く落ち込みます。そんな中、その後「あいつ」と呼ばれる一人の男がやってきます。
あのキャラが登場!!
一度気持ちを入れ替え、収録に向かう3人ですが、なんか観たことある流れ…. 聞いたことあるBGM…
あ、天海春香さん!! そう、今作は時系列上、映画「THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ!」にも繋がる内容なんです。
他のメンバーもポスター上での登場ですが、拝むことができます。
ついに決心
756プロのアリーナ公演を鑑賞した3人。その内容から何かを確信し、ついに冬馬は315プロと「あいつ」を信じることを決めます。
それに賛成した北斗と翔太も、まだまだ力のない事務所とわかっていながらも、持ち前の「パッション」で逆境を乗り越えることを共に決心。
新生Jupiterとして再びステージに上がる3人はファンの皆とこれからも歌い続けることを表明。
最高に盛り上がったところでお話はステージの数日前に戻ります。
「あいつ」とは? 高まる本編への期待
315プロ事務所にやってきた3人の前にはこれからの仲間たちが一堂に集まります。
そして待ち望んだ「あいつ」が最後にやってきますが、ここで物語は終了です。
「あいつ」とは恐らくはプロデューサーのことではないかと思いますが、落ち込んだJupiterを立ち直らせたエピソードなど、まだ語られていないシーンが今後の楽しみなポイントです。
本編終了後にはJupiterの3人を演じる、寺島拓篤さん・神原大地さん・松岡禎丞さんによる演技の裏側を知ることができるスペシャルトークを楽しめます。
更に、最後にはDRAMATIC STARSの3人を演じる仲村宗悟さん・内田雄馬さん・八代拓さんからの放送に向けてのコメントと、次回予告が放送されました。
ファンへの想いを突き通すJupiter

僕は正直、Jupiterのこと大っ嫌いだったんです。ファンへの想いが強いことは「アイドルマスター」本編で何となくは知ってはいました、ですが当時は765プロに心が入っていたため、どうしても「敵」という認識が拭い切れないままでいました。
ですが、今作を観てその考えが大きく変わりました。
生意気なイメージだった冬馬も、協力してくれる仲間やスタッフにはキチンと感謝の心も持っていて、北斗もいけ好かないキザな野郎の印象でしたが、裏では最年長の自覚を持ってJupiterの辛い面をカバーしている「大人」でした。翔太もその明るさで場を盛り上げていました。
そして何より、どんな環境に陥っても「ファンのために歌い続ける」一貫した決意と、ファンを悲しませてしまった時の落ち込む姿を観て僕は「Jupiter最高じゃん」と思わざるを得ませんでした。
単純な僕ですが、これからはJupiterを応援していくことを決意しました。
さいごに
今回「 THE IDOLM@STER Prologue SideM -Episode of Jupiter 」を視聴して「アイドルマスター SideM」本編への期待がグンと高まりました。
僕も今回、理由あって「アイドルマスター SideM」のレビューをさせて頂くことになりました。男性でも楽しめるのかという点からレビューをさせてもらいますが、今回の聖地・門前仲町という街の紹介もさせて頂く予定なので、男女問わず見て頂ければと思います。(MoA)
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