2017年9月30日に公開スタートした『 劇場版 響け!ユーフォニアム~届けたいメロディ~ 』、皆さんはご覧になりましたか?
どうしてもこういったTVアニメの劇場版は、TVアニメシリーズを観ていなかった人にとっては敷居が高いかな?と思ってしまいがちです。ですが、本作『 劇場版 響け!ユーフォニアム~届けたいメロディ~ 』は今まで「響け!ユーフォニアム」を観たことがなかったという人こそ楽しめる映画となっております。
総集編映画ではありながら、まったくそれを感じさせないような作りになっており、登場人物がどういったキャラクターなのか、といったところや、何についての物語なのか、といった部分が初めての人でも飲み込みやすいようできています。綺麗な一本の映画として見事に完成された一本となっております。
ただし!
『それでもあえて、事前知識を持っておくのであれば』という知識を今回あらかじめ紹介しておきます。これを知っておけば初めて「響け!ユーフォニアム」体験をするという方も十二分に満足できること間違いなしです。
1.ユーフォニアムとは楽器のことだ!
まず知っておきたい部分として「一体ユーフォニアムとは何なのか?」というところ。
作中でももちろんそれを示唆する場面は各所であるものの、すっごく初歩的な部分ゆえ、しっかりとした説明はされません。その分野に居ないとあまり聞きなれない名前とは思いますので、もしかしたら映画の最後まで「ユーフォニアム」が何なのかを分からないで観てしまう人もいるかもしれない!というわけで改めて今ここで説明しておきます。
ユーフォニアムとは主人公の久美子ちゃんやあすか先輩が担当している楽器のことです。トランペットよりも大型で、チューバよりも小型。金管楽器の中でも、中低音を担当する楽器です。
2.登場人物の学年はリボンの色で分かるぞ!
部活動がテーマとなるので、本作では先輩や後輩がいろんな場面で入り乱れており、TVアニメシリーズを見ていない人には、意外と誰が何年生なのかすぐにはわかりにくくなっています。物語を追っていけば、だれが後輩でだれが先輩なのかはなんとなくわかってくるものの、キャラクターによっては出番が限られていたりするので、後から「あっ、この子は二年生なんだ」と気づかされるなんてこともあります。
そんなわけで、初めて「響け!ユーフォニアム」を観るという人は制服のリボンの色をチェックです。一年生はピンク(冬服は赤)、二年生は青、三年生は緑のリボンで色分けされています。これを知っていれば一目見て登場人物が何年生なのかがすぐに分かります。
3.フォトセッションがあるから携帯の電源を入れておこう!
これは本編とは関係ない部分なのですが、「劇場版 響け!ユーフォニアム~届けたいメロディ~」では、本編上映前にフォトセッションコーナーが用意されています。この企画では、予め決められた時間内であればスクリーンの写真撮影が許可されるという、珍しい試みが用意されています。
しっかりしたお客さんほど、映画泥棒の映像が始まったタイミングで携帯電話の電源を落とすと思いますが、冒頭のフォトセッションコーナーを知らずに慌てて電源を入れ損ねてしまうことがないよう、今作に限ってはフォトセッションコーナーが終わるまで携帯電話の電源を入れたままにしておくのがおすすめです。
ただし、フォトセッションコーナーが終わったら電源は落としましょう。これもマナーです。
以上3点!
この3つさえ押さえておけば、『劇場版 響け!ユーフォニアム~届けたいメロディ~』を100%楽しめること間違いなしです。
今まで「響け!ユーフォニアム」を観たことがなかった人、さらに言えば吹奏楽なんてまったく興味がない人も、新たな知見や感動が手に入る映画となっているので、是非映画館に観に行ってみてください。おすすめです!
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