TVアニメ『 ラブライブ!サンシャイン!! 』第2話「雨の音」が放送されました。
今回は見れば見るほど「ネタ」が発掘できる…そんなワクワクする回でしたね。
それでは、第2話を振り返ってみましょう。
このページの目次
ラブライブ!サンシャイン!! 第2話「雨の日に」ふりかえり
明確な目標「100人」
Aqoursに『100人』に提示された明確な目標…入学希望者「100人」。
実際、かなり困難な数字。でも「奇跡を起こしたい」。1話でそう決心した千歌は諦めません。
千歌「可能性がある限り信じよう!学校説明会もラブライブも!頑張って集めよう、100人!」
曲を作ろう!
学校説明会とラブライブ、2つの曲を作らなくてはなりません。
曜、千歌、梨子の3人とそれ以外の6人に分かれて曲を作ることになります。
2年生は千歌の家へ、1,3年生は鞠莉の家「ホテルオハラ」へ向かい。
「ホテルオハラ」は「あわしまマリンパーク」の『淡島ホテル』をモデルとしており、現実と錯覚してもおかしくない、脅威の作画力…。
(鞠莉ちゃんの銅像は今後設置されるかな………?)
しかし、残念ながらダイヤ様ですらも目的を見失ってしまうほどに、集中することはできませんでした……。
3年生と1年生、全然タイプが違うもんね…。

結局、黒澤家に行くことになった6人。
ようやくマトモに曲作りができる…かと思いきや、ここで事件発生。
「1年生と3年生の好みがバラバラすぎる」という事が発覚。
善子と花丸の息がピッタリだったのは「さすが幼馴染み!」と思わされますね!
信頼関係を築こうとするも……。
信頼関係を築こうと「ドッジボール」をしたり、「読書」をしたり…と様々なことを挑戦するも、
果南「より違いがはっきりしただけかも…」
と。
ダイヤだけに…うん。
お風呂でもシャンプー容器で「花丸ガード」が炸裂するなど、ギャグ要素に富んだ回でした(笑)
そして6人が向かったのは、花丸の知り合いのお寺。
果南の怖がり設定がとても可愛らしかったですね。
(ルビィの鳴き声は「ぴぎぃ…」ならば、果南の鳴き声は「はぐ…」でしょうか。)
テンポも音色も大きさも、全部違ってバラバラだけど…。
お寺で作曲をしようとするも、なかなかまとまることはできません。
ルビィ「そんなに違うのかな?ルビィたち…。」
そんな時、『雨漏り』が彼女たちにあることを教えてくれます。
ダイヤ「テンポも音色も大きさも」
ルビィ「一つ一つ、全部違ってバラバラだけど」
善子「一つ一つが重なって」
鞠莉「一つ一つが調和して」
果南「一つの曲になっていく」
花丸「マルたちもずら。」
一人ひとりがバラバラ…でも、それが良い。だから良い。そのことに気が付いたのです。
ラブライブ!サンシャイン!! (2期)2話感想ーこれぞスクールアイドル

個性と調和
第2話のキーとなっていたのは「個性」と「調和」。
普通の「アイドル」って、アイドルになりたい者同士が集まるので、必然的にキャラの土台はある程度同じになりがち。
(キャラ付けはいくらでもできますからね。それもアイドルの良さですが。)
でも「スクールアイドル」は、輝きに魅せられて心惹かれた者同士が集まり、これまで全く違うキャラだった者同士が集まるもの。
第2話の「バラバラ」というワードは、「スクールアイドルだからこそ」出てきたもので、最終的には「個性って素晴らしいね。」ということに気がつく、スクールアイドルにとってとても大切な回だったな、と思います。
一歩一歩着実に歩みを進めるAqours
いろいろな方の感想の中には「第2話、話が全然進んでないじゃん!」といったものもありましたが、「だからこそスクールアイドルっていいな。」と私はそう感じます。
確かに『卒業』というリミットはあるかもしれません。
ですが、ただ一辺倒にダンスや歌の練習だけすれば良いというものではなく、人間的な意味での成長を含めて、少しずつでも着実に歩みを進めていく…。
第2話を見ても分かる通り、彼女たちは、やはり学生だけに感受性がとても豊かですよね。
「個性のバラ付き」にこだわり、敏感に感じられるあたり。
(だって、社会の荒波に揉まれたら「あぁ。あの人は自分と違うから。」で済んじゃいますもんね。)
そんな「学生」で、「スクールアイドル」の彼女たちが、学生という、人生で一番感受性を育み、成長できる時期に、スクールアイドル活動を通して人間的に成長していく様子が描かれている。
それが「ラブライブ」と「スクールアイドル」の良さだなぁ、と改めて思いました。
2期に入って、みんなの「成長」がより感じられやすくなっているような感じがして、見ていてとてもワクワクしますね。
第3話は「虹」。
雨の音→虹…果たしてどういう回になるのでしょうか。楽しみですね。