いぬやしき 第2話「獅子神皓」 前回との対比に鳥肌!【感想コラム】

天高くアニメ肥ゆる秋。衝撃×衝撃の話題作『 いぬやしき 』の第2話が放送されました!

原作未読の方は、かなりびっくりした回ではないでしょうか?さっそくみていきましょう。

ヒロとちょっこー

今回はもう一人の改造されてしまった少年・獅子神皓(ししがみひろ)のパートです。

高校生である彼のクラスには、犬屋敷 壱郎の娘である麻理がいます。

ヒロは友人との談笑で麻理に触れますが、マンガのキャラのほうが可愛いと口にします。

ヒロは『ONE PIECE』のナミ推しらしいです。

そんなヒロには、とても大切な幼馴染がいます。彼の名は“安堂直行”。読みは「あんどうひろゆき」ですが、ヒロは“ちょっこー”と親しみを込めて呼んでいます。

学校でリンチにあったらしく休んでいる直行の部屋へ。

ヒロ「ジャンプ買ってきたけど読む?」
ヒロ「今週のワンピやば……泣ける」

やたらと『ONE PIECE』ネタが多い回です。

いぬやしき 第2話「獅子神皓」 前回との対比に鳥肌!【感想コラム】

画像引用元:© 奥浩哉・講談社/アニメ「いぬやしき」製作委員会

友達想いなヒロ

ヒロはまったくベッドから出ようとしない直行に対し、最近の通り魔事件の犯人はお前だろ、と口にします。

「お前GANTZ信者じゃん。人殺しばっかのクソ漫画読んでるからさ」

とからかうも、本気で言っているわけではありません。

『GANTZ』は『いぬやしき』と同じ奥浩哉先生の作品です。

2ちゃんやAmazonでボロクソ言われているという発言も、作者だから出来るネタです。

一見自虐ネタのようですが、なにげない会話がリアルです。

『GANTZ』の話題でようやく反応した直行。

そんな彼に、ヒロは機械になってしまったことを打ち明けます。すると急にテンションが上ってくる直行。

なにか凄い手品だと思っている直行に、数々の不思議な現象を魅せていきます。

そしてついには交通事故を起こしてみせて……さすがにおかしいと思い始める直行です。

直行「本当に獅子神皓じゃないんだ」
ヒロ「俺に比べればお前なんて、全然悲惨じゃねーじゃん。明日学校来いよ」

リアルな心理描写

「お前をリンチした奴ら教えてくれたら、俺が殺してやる」

現実に追いつけず困惑する直行に、ヒロはそう言い切り彼の部屋を去ります。

身近な人間のことは大事に思うけど、関係ない人のことは死のうがなんとも思わない

冷酷なようですが、実際のところココに共感出来る人もいるはず。このあたり、かなりリアルな心理描写です。

と思ったら!

なんと連続通り魔事件の犯人は、ヒロでした。

ここからが衝撃的な展開です。

一転、殺人を平然と重ねるサイコパスらしき一面も

いぬやしき 第2話「獅子神皓」 前回との対比に鳥肌!【感想コラム】

画像引用元:© 奥浩哉・講談社/アニメ「いぬやしき」製作委員会

まず、他人の家に機械の能力で鍵を開け侵入。一家の母を射殺します。

さらに、幼い子供とお風呂に入っている父を撃ちます。

ヒロ「どんなこと考えてる?」
一家の父「妻は、死んだんですか?」
ヒロ「うん」

妻の死に泣き崩れる男の姿に、生を感じるヒロ。子供だけは、とすがる彼を殺し、子供も死なせます。

さらには帰宅してきたその家の女子高生にも、表情を変えず階段で話そう、と声をかけます。

一家の幸せな日常を壊しておいて、『ONE PIECE』の話をはじめるヒロ。

 

悪役なりの正義とか、復讐心とか、辛い過去とか、そういうのはありません。

殺人を除けば、どこにでもいる普通の少年だからこその狂気です。

よくアニメに出てくる発狂系のキャラより、なにも主張がなくリアルな人間を描いている分狂って見えます

そして再会する2人

いぬやしき 第2話「獅子神皓」 前回との対比に鳥肌!【感想コラム】

画像引用元:© 奥浩哉・講談社/アニメ「いぬやしき」製作委員会

一方、自分の力を人助けのために使おうと思っている壱郎。強化された聴覚で女子高生の叫びをキャッチし、急行。しかし、一家は皆殺しにされた後でした。

「ぼくなんか……なんのやくにも……」

せっかく力を手に入れたのに、助けられなかった。悔み、可哀想に想い、犯人を許せないと思います。

そこにヒロが現れ、壱郎は撃たれてしまいます。しかしそこは同じ兵器ユニットの身体。

立ち上がった壱郎を前に、ヒロは驚き――とってもいいところで次回へ続く。

今回の見所ポイント

壱郎とヒロの対比

力を人のために使うヒーローな壱郎と、自分のために使い人殺しを行うヒロ

前回が鬱からのスッキリする勧善懲悪なエピソードだっただけに、初見の方は驚いたと思います。

とにかくグロい

悲惨の殺しのシーンですが、アニメで見ると迫力があります。ただ、動いて喋る分エグいので、苦手な方は注意。

ヒロのリアルな心理描写

ヒロの殺人行為には共感できなくても、殺意があるわけではなくても「死ね」と思ってしまった経験のある方はいると思います。

もしも自分が力を持っていたら、こいつをぶっ飛ばしてやるのに、とか。実際にはやらないにしても、考えたことのある方はいるはず。

そんな妄想を具現化したような存在です。これに関しては、力を人助けに使うのも同じですが。

親しい人は大切で、それ以外はどうでもいい。そんな心境も、ある意味人間的です。だからこそ生まれる狂気のあるキャラクターではないでしょうか。

今後2人はどうぶつかりあうのか。

そして、直行はどう動くのか。

彼の存在がキーとなるので、次回をお楽しみに。

いぬやしき 感想コラムのまとめ

2017.10.29

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