笑って、泣いて、戦って。
約半年間の沈黙を経て、ついに放送されました 『 3月のライオン 第2シリーズ 』。前回と同じく「シャフト」の制作のもと、独特な世界観で彩られた本作品の放送を私同様今や遅しと待ち続けていたファンの方も多いはず!
その『 3月のライオン 第2シリーズ 』を毎週放送後にコラムを公開しています。『 3月のライオン 第2シリーズ 』のコラムを担当するのは、あにぶライターの哲太さんです。
3月のライオン 第2シリーズ 第1話 「西陽」「ラムネ」【感想コラム】
主人公「桐山零」の語りから始まった本編。プロ棋士である自身とその環境についてを「零」本人の言葉でつづられ、舞台は彼の通う「私立駒橋高等学校」へと移ります。
1期の終盤で孤独と戦っていた「零」の新しい居場所となった「将科部」、その部活風景が和やかに描かれていました。
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3月のライオン 第2シリーズ 第2話「Chapter.48 混沌」「Chapter.49 隈倉」【感想コラム】
零との対戦が中々決まらず、二階堂が激怒するシーンから始まった「Chapter.48 混沌」。二階堂は零を倒すために弱音を吐くことなく鍛錬を積み重ねている努力家ですので、零との一戦を心待ちにしているのですね。
あまりに騒がしくしたために、宗谷と隈倉による名人戦最終局の中継を見ていた先輩たちに怒られちゃいますが、「ちんまり」した二人はなんだか可愛かった!
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3月のライオン 第2シリーズ 第3話「Chapter.50 六月」「Chapter.51 てんとう虫の木①」【感想コラム】
今回は松本&スミスの愛すべき先輩コンビが、隅倉九段のドデカ革靴に驚くシーンからスタート。隅倉さん、意外にも1話から皆勤賞ですね。
そしてその靴の大きさ、なんと29.5cm!!……これ、日本プロバスケットボール選手のバッシュなみのサイズです。
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3月のライオン 第2シリーズ 第4話「Chapter.52 てんとう虫の木②」「Chapter.53 てんとう虫の木③」「Chapter.54 想い」【感想コラム】
標的になってしまったのは、小学校からひなたと仲の良かった佐倉ちほちゃん。大人しくてやさしい性格の娘で、人から恨みをかうようなことは決してない。
ただ、作中でも語られていましたが、受験前のストレスは想像以上にやっかいなもので、それが特定の生徒たちの心に大きな闇となっりちほちゃんに向けられたのとこと。
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3月のライオン 第2シリーズ 第5話「Chapter.54 想い」「Chapter.55 告白」〜林田先生、あかり、零の視点から━━【感想コラム】
零の元担任、林田先生。自分の教え子ではなかろうと分け隔てなく、とても親身になり、教師という立場から零に色々なアドバイスを送ってくれたやさしい先生です。
自分が学生のころもこんな先生がほしかった!っと、考えちゃいますが、実は自分が気づいていないだけで同じくらい頼りになる先生も数多く出会えていたのかもしれませんね。
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3月のライオン 第2シリーズ 第6話「Chapter.56 小さな世界」「Chapter.57 手紙」〜ひなの現状を振り返ってみて【感想コラム】
「彼女はただつらがっているんじゃない、怒っているんだ━━」
零がこう言う通り、転校にまで追い込まれたちほをいじめた生徒たちに対する強い嫌悪感を抱いているひな。
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3月のライオン 第2シリーズ 第7話「Chapter.58 梅雨の始まり」「Chapter.59 蜂谷」〜色々と解析を進めつつ【感想コラム】
今回の零の対戦相手は、“東のイライラ王子”こと蜂谷すばる五段。
まずは勝てば勝つほど機嫌が悪くなる、もちろん負けても機嫌が悪くなる困ったさんについてを取り上げていきます。♬
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3月のライオン 第2シリーズ 第8話「Chapter.60 真昼の月」「Chapter.61 冒険者たち」〜それぞれの状況【感想コラム】
「教師なめんなよ」と、声を大にして説いてくれる林田先生の姿はとてもかっこよかったです!確かに先生の言う通り、学校には担任の先生以外にもたくさんの先生がいますね、
先生の相談することを決めたのであれば、それこそ生徒指導室に足を伸ばしてみるのもいいかもしれません。
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3月のライオン 第2シリーズ 第9話「Chapter.62 王国①」「Chapter.63 王国②」〜二つの決戦【感想コラム】
今回の9話の冒頭、新人戦決勝の舞台である大阪へと向かう予定の零が花本家を訪れていました。その日の夕食は、あかりがつくってくれたカツ丼。
美味しそうな一品を前に、一人箸が進まないひなが訴えた腹痛の原因は、修学旅行に対する憂鬱な思いが原因でした。
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3月のライオン 第2シリーズ 第10話「Chapter.64 銀の羽根」「Chapter.65 川景色」〜進展【感想コラム】
まずは、前回「新人戦」の決勝で零に破れてしまった山崎順慶プロの物語。お酒の場で地元の友人に質問ぜめにされるシーンには、私自身が将棋のプロではないのにもかかわらず何だかすごく共感してしまいました。
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3月のライオン 第2シリーズ 第11話「Chapter.66 陽のあたる場所」「 Chapter.67 小さな世界」〜自分の居場所【感想コラム】
神宮寺会長や柳原棋匠の実力派コンビが久々(?)に集結。新人王を獲った零と宗谷名人の記念対局を大々的に執り行うことが語られていました。
実際の将棋界でも、新人王とタイトル保持者による記念対局は通例のようで、永世七冠を達成された羽生先生もタイトル保持者として登場したことがありましたね。
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3月のライオン 第2シリーズ 第12話「Chapter.68 黒い霧」「 Chapter.69 光」〜救済の手【感想コラム】
修学旅行を終えたひなの学校の三年生たち。どんないじめを受けようとも学校を休まない決意を固めるひなに感じるものがあったのか、高城女史たちのグループは次なる標的として担任の先生を選びましたね。そのことを敏感に察した先生が言った、
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3月のライオン 第2シリーズ 第13話「Chapter.70 小さな手のひら」「 Chapter.71 日向」〜前進【感想コラム】
13話の終盤、いじめ問題が収束しつつあることを零に伝えるひな。その直接の要因は、担任の先生がダウンしてしまったことや、学年主任である国分先生の介入が大きかったかと思います。
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3月のライオン 第2シリーズ 第14話「Chapter.72 流れていくもの」「 Chapter.73 白い嵐①」〜舞台を変えて【感想コラム】
記念対局、の裏側に隠れてしまったタイトル戦。その扱いのシブさに口をあんぐり開けてしまった、島田八段と柳原棋王の二人の姿が印象的でした。笑
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3月のライオン 第2シリーズ 第15話「Chapter.74 白い嵐②」「 Chapter.75 白い嵐③」「 Chapter.76 白い嵐④」〜知られざる真実【感想コラム】
対局開始から感想戦まで、全く会話を生まなかった二人の対局。結果的に零の敗北で幕を閉じたわけですが、二人の間には何か通じるものがあって、だからこそ多くの言葉を必要としなかったのでしょうね。
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3月のライオン 第2シリーズ 第16話「Chapter.76 白い嵐④」「 Chapter.77 白い嵐⑤」「 Chapter.78 再始動」〜小さな勇気【感想コラム】
「聞こえたり聞こえなかったり、もう10年になる……」。神宮寺会長のこの言葉で、明らかになった宗谷名人の現状。噛み合わない受け答えや少なすぎる言葉数など、これまでの彼の不思議な対応の歯車が一気に合致しましたね。
3月のライオン 第2シリーズ 第16話「Chapter.76 白い嵐④」「 Chapter.77 白い嵐⑤」「 Chapter.78 再始動」〜小さな勇気を読む
3月のライオン 第2シリーズ 第17話「Chapter.78 焼野が原①」「 Chapter.79 焼野が原②」〜負けられない両者の戦い【感想コラム】
「渋い戦いになるのでは?」という周囲の予想とは裏腹に、戦う前から様々な心理戦が、そして対局開始後は激しい読み合いが繰り広げられた棋匠戦。初タイトルを狙う島田八段と、多くの仲間たちの思いを背負って立つ柳原棋匠。
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3月のライオン 第2シリーズ 第18話「Chapter.80 焼野が原③」「 Chapter.81 焼野が原④」〜肩にかけられた無数のタスキ【感想コラム】
前話の終盤あたりから、島田八段が優位に立ちつつあった棋匠戦。そこから一度柳原棋匠が盛り返したあと、さらに島田八段が突き返す展開に。これはもう決定打かと、周囲だけでなく柳原棋匠自身も諦めかけたところ、人との過去のつながりが棋匠の脳裏に浮かび再度踏ん張ったシーンが上記の画像です。
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3月のライオン 第2シリーズ 第19話「Chapter.83 ここにいること」「 Chapter.84 夏休み①」〜決意と決別【感想コラム】
夏祭りに出店する三日月堂の屋台、今回はあかりとひな、そしてモモの三姉妹が任せられましたね。しらたま団子を中心に、様々な味付けを考える三姉妹、その中の一つの味に、かつてひなと一緒に高校に通っていたちほちゃん作の梅シロップがありました。遠く離れた場所で家族や周囲とともに前を進もうとするちほちゃん。
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3月のライオン 第2シリーズ 第20話「Chapter.85 夏休み②」「 Chapter.86 あたらしい年」〜目標に向かって周囲とともに【感想コラム】
新しい和菓子の立案について語りつつ、将来の目標について零に相談するひな。棋士なった理由と言いますか、その選択肢しか考えられなかった零の回想に、ちょっと胸がキュッとしてしまいました。それから零の提案で、(元)将科部の面々との流しそうめん大会に参加した花本三姉妹。
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3月のライオン 第2シリーズ 第21話「Chapter.87 経る時」「 Chapter.88 春が来る」〜出会いと別れ【感想コラム】
先ほどの私の話ではありませんが、作中でもお互い“知っている”と“知らない”事実の交差がありましたね。具体的には、ひなが密かに想いを寄せている高橋くんの進学先について。プロを目指している高橋くんは、野球留学をするため遠く離れた四国にいくことを決意しており、ひなもそのことを知っているとばかり思っていた零は軽い気持ちでそれを口にします。
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3月のライオン 第2シリーズ 第22話(最終回)「もうひとつの家」「 Chapter.89 三月町の子」〜春【感想コラム】
ただ物語は零ではなく、幸田八段の奥さんであり、彼の少年期を育てたもう一人のお母さんの目線から語られていました。これまで居場所をなくしていた零の子ども時代については度々描写が映し出されることがありましたが、当時の母親の心理から、というのは初めてでしたね。
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私たちの世界観を広げてくれた『3月のライオン 第2シリーズ 』【総括コラム】
第2シリーズを語る上で欠かすことができないのが、主人公・零がお世話になっている花本家の次女・ひなを取り巻いたいじめ問題。自分がターゲットになっていたわけではないけれど、いじめに苦しむ友人のため力を尽くしたひなが、結果的に特定のグループから攻撃を受け苦しむ姿が非常に印象的でしたね。
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