今回はヒロインが主人公と接触する、重要な回です。
しかしこのヒロイン、なかなか癖のある性格をしていて……。
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個室をゲットだ
前回、ジャケットを入手したアスタ。今回は念願の部屋をゲットします。
切ないくらいに狭くて汚い部屋だと紹介されますが、教会では雑魚寝が基本、部屋は部屋なのでテンションが上がります。
さっそく掃除しまくることに。
一方ユノは、超豪華な部屋を貰っていました。
同じ魔法騎士団でも、団ごとの差が激しいですね。
教会のみんなも
「誰にも心配させちゃいけねえ。それが男ってもんだ」
そうマグナに言われ、教会に手紙を送ります。
手紙は空間魔法で素早く届けられました。便利です。
ユノからの手紙も一緒でした。
神父や教会の子どもたちは、ユノの合格を知りさすがだと喜びます。反対に、アスタは試験に落ちて戻ってくるだろうと思っていて、お迎えの準備を。
しかし、アスタも合格したと知り驚愕。
村始まって以来の吉報だと、みんなに知らせに行く神父。
なんだかんだでアスタのことも大切に思っています。アニメでは教会のシーンが多めですね。

ついにヒロインと対面
アスタはマグナにアジト内を案内されます。
ボロいアジトとはいえ、広い食堂、大浴場、図書館など、施設は充実。男たちの風呂シーンもセットで登場です。
そんな風にはしゃぎまわる二人の前に、もう一人の新入団員であるノエルが登場。ヒロインです。
「一緒に頑張ろうぜ。よろしく」
と差し出されたアスタの手を払い、
「気安く話しかけないで!」
ノエルは冷たい言葉を吐きました。
彼女は王族であり、プライドがかなり高いようです。
アスタが苦労して手に入れたローブを脱ぎ捨て、去っていきます。
とはいえ、ここは「黒の暴牛」。ただの優秀な王族が入ってくるわけもなく――。
ノエルの苦手なものは

翌日、アスタは見てしまいます。
ノエルが魔法の練習をしているところを。
次々と魔法で水の塊を生み出し、放っては目標をはずすノエル。
魔力は凄いのですが、コントロールが最悪なようです。
ノエルは王族ですが、落ちこぼれの王族だったのです。
魔法を満足に扱えないせいでバカにされ、家族からも落ちこぼれ扱いを受けているのです。
「やっぱり私なんて……」
それを気にして、必死に練習をするノエル。
そこにアスタが顔を出します。
ノエルはまたバカにされると思い込み、魔力を暴走させてしまいます。
そんなノエルを救うのはアスタさん
巨大な水の塊に飲まれてしまうノエル。
魔力量は凄いので、これをほうっておくのはヤバイです。かといって、ヘタに攻撃するれば魔法の中にいるノエルも危険。
騒ぎに気付いたヤミは、アスタになんとかしてこいと命令します。
ヤミ「今ここで限界を超えろ」
アスタを空中に浮いている水の塊までぶん投げるという、相変わらずの無茶振り。
それでも、アスタはアンチ魔法の剣で水を斬り裂き、ノエルを救出するのでした。
そして心を開くノエル
アスタ「おいお前」
ノエル(またバカにされる)
身構えるノエルでしたが、アスタは「すっげーな!」と、心の底からノエルを褒めます。
他のメンバーも、駄目な部分が発覚したノエルを責めたりバカにしたりすることなく、受け入れました。
そう、「黒の暴牛」は問題児・出来損ないばかりです。
ここにはノエルを悪く言うやつなんて、いなかったのです。
秘密がバレ、それでも受け入れられたノエル。
ノエルはようやくデレることに。
素直じゃないだけで、実はいい子だったのです。
というわけで、7話目にしてようやくヒロインが描かれました。誰が相手でも態度を変えないアスタはさすがです。
次回からはノエルとの絡みにも注目したいですね。