第7話にてようやく言葉を放つことに成功した、巳の戦士・断罪兄弟(弟)。
ちなみに声を務めていらっしゃるのは鳥海浩輔さんで、これまでには『バジリスク 〜甲賀忍法帖〜』の主役・甲賀弦之介や『弱虫ペダル』で今泉俊輔役を演じて来られた方です。
今回はそんな鳥海さん演じる巳の戦士についても掘り下げつつ、第7話のレビューを進めて参りますので、どうかお付き合いのほどを宜しくお願い致します。
断罪兄弟のそれぞれの個性

「最初に餌食になるのはどんなマヌケだろうなぁ」
という死亡フラグを、死んだ後に公開されることとなった弟クン。
それに反して兄は、残りの5人にまで残る善戦を繰り広げてくれていますね。
今回の7話で、孤児院(教会?)のような施設で辰と巳の戦士に襲名されていました。
実際にどんな能力かはまだハッキリしていませんが、その施設の頭首っぽい人たちのおかげで二人のスキルはなんとなくわかりましたね。
兄のスキル:空中での移動を可能とする「天のよくりゅう」

本編で空に浮いている姿を見たときは、すごいジャンプ力の持ち主なのかなと最初は思いました。
しかし題目で書かせていただいた通りの能力名(戦士就任時に二人の前に立っていたおじいさんが言っていた言葉)から鑑みて、空中での自由度がかなり高い能力だろうという結論に至りました。
てか頭にプロペラをつけることなく飛べるなんて、その理屈を教えてくれ!笑
と言いたいところですが、亥の戦士の「ノンリロード」とか卯の選手のネクロマンチストとかもありますし、色々飛び越えてOKなんでしょう。
弟のスキル:とにかく地面から何かを察せられる「地のぜんどう」
子の戦士を追う際、地面に触れることで尾行を実現していた弟。
単に探索スキルが高いだけでなく他にも何か上手い能力の使い方がありそうでしたが、残念ながらその片鱗を見せることなく退場しちゃってますので、題目もかなり曖昧に書いちゃいました。笑
7話の終盤、切り落とされた腕を自在に操っていましたが、これは「地のぜんどう」とは関係なさそうで、巳は尻尾を切り落とされてもしばらくは意志通りに動かせるみたいな感じかな。
二人の背負う武器について
見た目は瓜二つな断罪兄弟ですが、先述の通り戦闘スタイルは真逆の特性。
それは持っている武器にも言えることで、
兄:氷冷放射器「逝女 (ゆきおんな)」
弟:火炎放射器「人影(ひとかげ)」
と、公式HPのキャラ紹介に載っていました。
弟はガンガン火炎放射器使ってましたが、兄のほうはまだ手の内を見えていません。
来週あたり、その全貌が明らかになるのか!?
まさかこんなかたちで丑が追い詰められるとは……

ストーリーを通じて、強キャラとしての才覚を見せている丑の戦士・失井。
こりゃあ、この人がラスボスで間違いなしか!?なんて思っていのもつかの間、脱落者第一号の巳の戦士の腕に首を締められ大ピンチに陥ることに。
油断とまではいかないまでも、巳の戦士にとどめをささなかったことが大きなトラブルを生んでしまうきっかけになってしまいましたね。
しかし、そこは皆殺しの天才・失井。
気転を利かし、同じく捕まった妬良が吐き出したアルコールに火を付けまして難を逃れられそうな雰囲気……て、オイ!
私の推しメンの妬良がめっちゃ焼けちゃってんですけど!!
十二大戦 第7話感想と今後の展望

3人もの脱落者を出した6話と打って変わって、戦闘シーンが少なめだった今回。
そんな中、戦士のアイキャッチをフルスクリーンで描かれていたのが妬良でした。
なのにいきなり燃やされちゃってかわいそうだけど、果たして恨むべきは失井なのか、断罪兄弟(弟)なのか、それとも憂城なのか……。
爪を活かした高い攻撃力に対し、防御力は低い印象なので彼女の安否が心配でなりませんが、次回スポットが当てられるのは断罪兄弟の生き残り、辰の戦士のほうでしょう。
意外に弟想いなのかなっと思いきや、その実、彼の死後は冷徹な一面を覗かせている辰の戦士がどんな戦いを見せてくれるのか、放送を楽しみに待ちたいと思います。♬
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