知らないほうが幸せなことはある。
開けっ放しのファスナーの存在とか、自分の陰口とか、悪口とか、陰口とか、陰口とか……。
自分の話と照らし合わせると、目から汗が止まらなくなるのがラブコメ作品を見ている際の定番行事となりりつつある昨今。
でもこの『妹さえあればいい。』だけは違うと思っていた……そう、第8話の放送を見終わるまでは!!
とりあえず伊月爆破しろーーー!!……なんてウソですよ、たぶん。笑
伏線は色々あったものの、1話全体を使って恋愛もようが描かれていたのは今回が初めてのように思います。
今回の主役は何と言っても京と春斗の二人。
彼女と彼についてを中心に、レビューをさせていただきます。♬
21歳のサプライズパーティー
成人になってから丁度一周年を迎えた京。
大学つながりなど、他にもお誘いがあったであろうにもかかわらず伊月たちの誘いを受けたことからも、京にとってここが大事な場所と思っていることが窺えますね。
ですが、お酒も入ったことで思わず本音もポロリと……。
そのままのみゃーさんが好きなんです
みんなお酒好きだな。笑
私が成人した際、この頻度で飲んでたかなぁ。
あれか、友達の数と距離感の差か!?なんてね(2回目)。
ちょっと忘れてましたが、那由多にとって京は恋愛経験値豊富キャラでしたね。
それが本当は見栄を張っていただけだったことをついに告白した京。
京は嘘をついてしまったことに嫌悪感を抱いて涙してしまいますが、「みゃーさんは良い人だから」と声をかける那由多のやさしさにふれることとなりました。
そんなめっちゃ良いシーンなのに、それより何より京の後ろに見えるゲームのタイトルが気になった私は汚れているに違いない。
違う世界
女性陣の友情が再確認された後、シーンは那由多が描いた、“京のためだけの小説”を京本人が読む場面へ。
本作では少数派に当たる、書籍関連の仕事についていない人の京。
それでも那由多の実力の高さをマジマジと感じてしまうほどの良作だったみたいです。♬
小説家というクリエイティブな仕事だけに、仕事で関わっていたり、実際に過去作を読んでいなかったりすれば中々そのスゴさを感じ取ることは難しいのは当然。
それだけに感動も大きかったのかもしれません。
単純にエッチなシーンだけでも読みたいと思った私は、きっと━━(以下略)。
今の関係を壊さぬように
最後はもちろん、今回のもう一人の主役である春斗について。
伊月たちの中では一番のしっかり者で、まとめ役をいつも担っているのが春斗という男性。
それでもまだ二十歳をすぎたばかりの青年であることには変わりはありません。
Wデートを経て心を寄せる京にお近づきになろうとしますが、彼女の目を見て本当の気持ちを察してしまったようです。
京が那由多に対してそうしたように、どうやら春斗も一歩引く決意をしたみたいですね。
キャラの数は決して多くはないけれど、様々な感情が交差する様が見られる『妹さえいればいい。』。
あ、ここでタイトルを記入して思い出した、“妹キチガイ”という言葉が本作にはあったことを……。
妹さえいればいい。 第8話感想と今後の展望
那由多に京、そして蚕に(たぶん)千尋と、気がつけばハーレム状態の伊月さん。
クソォ、コミュ障なのにどうしてあなたはそこまで上り詰められたのだ!?
そして、伊月推しの一人であろう新人漫画家の蚕が、次回の9話では活躍するもようです。
「全裸と下着さえあればいい。」という9話のタイトルからは、良い危ない香りしかしませんが、果たしてどんな展開が待っているのか。
またまた次回も楽しみに待ちたいと思います。♬
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