いじめに対する決死の意思表示にもかかわらず、担任の心ない一言。
思わず鼻血を出してしまうほど、やるせない気持ちになってしまったひなの姿がとても印象的だった『3月のライオン』第2シリーズ7話。
ひなにとってつらい状況が続いていますね。
難しいテーマなだけに、本レビューでも少し静かな文体が続いておりました。
そこで今回は少し趣向を変えて、本編に出てきたキーワードをいくつかピックアップし、明るい雰囲気を作っていってみようと思います。♬
蜂谷すばる五段
今回の零の対戦相手は、“東のイライラ王子”こと蜂谷すばる五段。
まずは勝てば勝つほど機嫌が悪くなる、もちろん負けても機嫌が悪くなる困ったさんについてを取り上げていきます。♬
ガンガン攻め込む超火力戦法「ゴキゲン中飛車」で活路を活路を見出す
本編でも見えた通り、序盤で飛車をどーんと中央に位置付けて攻めながら相手の攻撃を受ける「ゴキゲン中飛車」を迷わず選択した蜂谷五段。
ガンガン攻たい人に打ってつけの戦法とのことですが、駒の中でも最も重要な役割を果たす場面の多い飛車を先陣に立たせるとあって、一手手順を間違えると途端に大ピンチになってしまう一面もあるようで。
それでも研究に研究を重ねた努力と自信があったからこそ、この戦法を迷うことなく選択できたのかもしれません。
最終的には負けてしまいましたが、意外に愛されキャラなのはそんな熱心な姿勢を皆が分かっているからなのかな。
中の人は、あの人気声優さん
蜂谷五段の声を担当しているのは、声優の吉野祐行さん。
『弱虫ペダル』にてライバル校の副主将「荒巻」役を演じたほか、ちょっと前ですと『結界師』の主人公「墨村良守」役も演じるなど長年第一線で活躍している声優さんです。
蜂谷五段は今回負けちゃいましたけど、若手の有望株とのことでまたの登場をぜひ期待したいキャラの一人です。
エンドカードも豪華だよ
かなり独創的な今回のエンドカード。
手がけたのは『毎日かあさん』『ぼくんち』などの著書で有名な西原理恵子さんです。
花本三姉妹の賑やかさな雰囲気を独特の観点から描いてらっしゃっていますね。笑
また、零の周りにあるのは将棋の駒ではなく麻雀牌。
ギャンブル系の雑誌での連載経験がこちらのイラストに反映されているのかなっと思います。
3月のライオン 第7話感想と今後の展望
今回はストーリーの本懐とは少し違う視点で書いてみましたが、いかがでしたでしょうか。♬
声優さんだったり、エンドカードの作家さんだったりと、特に本編を彩る実際の人たちにスポットを当ててみました。
来週は(たぶん)また本編に沿った内容のレビューを書かせていただき、ひなたちを応援できるよう頑張っていきたいと思いますので、また次回もよろしくお願いします。
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