憂城のメイン回と思いきや、妬良さんの過去が明らかになっていった『十二大戦』。
「ね・うし・とら・〜」という本来の順番の逆回りで、各干支の戦士たちをピックアップするというルールが遂に崩れましたね!
イレギュラーな展開の中で繰り広げられた戦士たちの戦いを、今回も元気にレビューしていきます。♬
今回の哀戦士たち
今回脱落してしまったのは、「巳」と「卯」の二人の戦士。
どの戦いも以外に短い描写で描かれているのは本作の特徴ではありますが、両戦士共にもうちょっと活躍しそうな伏線があった気もするので、あっさり倒されちゃったのは意外でした!
飛翔能力で優位に立つかと思いきや……

憂城の奇襲に一蹴されてしまった断罪兄弟・兄。
「空の上に敵はいない」という油断があったのか、戦場に降り立つ前に脱落してしまうハプニングが起きました。
ただ、ウォーキング・デッドとして兄弟タッグを組んだ際の戦闘力は流石でした。
その模様は、後ほど改めてレビューさせていただきますね。♬
意外なほどのあっけなさの裏に隠れた策略が!?
“うしとらコンビ”にやられてしまった憂城。
このコンビが強力なのはわかっていますが、それにしてもそのあっけない終焉は返って違和感を感じさせるものでした。
決着がつくその間際に何かを噛み砕いた様子がチラッと映っていたこと━━これが後々大きな意味を持ちそうですね。
もしかしたらこれは毒を噛み砕いたあとで、敵にやられる前に自害することでネクロマンチストの能力が発動してて……。
実は正統派な武闘を継承していた寅の戦士・妬良

実は正統派の武術を受け継いでいた寅の戦士・妬良。
彼女が得意とする酔拳とはある意味真逆な流儀のもと、鍛錬を積んでいたとは。
まだまだかわいらしい少女ではありますが、修行中の道着姿の妬良もあどけなさが残っていて良い!笑
ただ、数多の悲惨な戦場を経験する中で徐々に心が壊れていってしまい、やがて野獣のように一人彷徨うようになったみたいです。
そうして強さと辛い過去を持った戦士となる今があるわけですが、没落してしまった当時に比べて状態は持ち直しているのかな。
まだ明らかになっていない失井との因縁とどこか関係があったりするのかもしれませんね。
てか、自分で戦場に送っておいて破門とか、ヒドイよ先生!!
CGを駆使した迫力満点バトル!

断罪ブラザーズvsうしとらコンビ。
キャラクターをCG化させて繰り広げられた本バトルは、これまでのストーリーの中でのベストバウンド賞ではないででしょうか。
特に序盤、下半身だけになった断罪兄弟・兄の迫ってくるシーンはリアルで、ちょっと怖かったくらい。笑
切っても切っても襲ってくるウォーキング・デッド相手に、全身を凍らせるという策を講じて勝利した“うしとらコンビ”でしたが、これにて共闘は終了。
実力十分の両者による決闘も白熱してくれるに違いない!
十二大戦 第9話感想と今後の展望
久々にアクション豊富なストーリーとなった今回の9話。
次回も楽しみ楽しみ……なんですが、そんな10話の予告が『虎は死んで皮を残す』。
ちょっと、妬良ちゃん! 気をつけて!!