FCバスツアーが終わり、改めてファンの暖かさにふれたWUG。それぞれがソロで活躍しているときでも、7人でいるときでも”WUG”らしさを出せるようにと思うのでした。
一方で、ついに想いを真夢にぶつけた歩たちもまた一歩を踏み出しているようです。
あの伝説(?)の実写番組「わくばん!」を挟んでの後半戦第8話。それでは感想、考察、etcをやっていきたいと思います。
Wake Up,Girls! 新章 第8話「キツい時ほど笑ってナンボ」
いよいよ初の全国ツアーに向けて動き出すWUG! ソロの仕事も順調で、充実して張り切る7人。一方、I-1では新ユニットの立ち上げを宣言する白木の言葉に、メンバーの間に動揺が走る。そして、WUGに憧れる歩たち3人は、ついにグリーンリーブズのドアを叩くが…
革命デュアリズム

初となるFCイベントであるバスツアーを終え、いよいよ全国ツアーに向けて本格的なスタートを切るWUGちゃんたちは、ライブのための体力をつけるためにさらなる練習を行っていました。
レギュラーの天気予報も絶好調の藍里、2時間ドラマに挑戦する真夢、歌のお姉さんのオーディションに挑戦する菜々美など、それぞれの仕事も増え全国ツアーもまさに順風満帆!!………と思っていましたが、千秋楽となる仙台スタジアムでのチケットが捌けずに苦労する松田と社長。
ピンでの仕事も増えて知名度をあげることに成功したもののなかなかチケットの売れ行きが悪いようです。
そんなWUGたちをよそに、「I-1club」のゼネラルマネージャーである白木は各地方グループから集めた精鋭たちで新ユニットをつくることを発表し、キャプテンを変え、さらにはセンターを萌歌から愛に変更するなど大改革を実施。
最年少ながら、これまで志保が抜けた穴を必死で埋めようと努力を続けていた萌歌にとっては非情な宣告となったのです。
本来、I-1clubはメンバー同士の激しい対立を意図的に煽り、いらないメンバーはバッサリと切り捨てる非常にストイックなチームでした。
新章に入ってからは地方営業や地方シアターへの足を広げて、メンバーも拡散させておりその競争力が落ちているのではないかと思います。
ご時世的なところもありますが、結果的ゆCDの売れ行きが伸びず、そこで地方に入れていた力を再び戻そうとしていました。
萌歌がセンターになってからはアイドルの祭典で優勝を1度逃したものの、翌年には再び優勝したI-1。
その萌歌からセンターを急遽、愛に変更した意図とはいったいなんなのでしょうか。
真夢と仲がいい愛を利用しようとしている!?ドラマのキャストに選ばれるほどですしアイドルとしての知名度が上がった!?いずれにしても本人がかたくなに拒否していた通りに英断だったと思います。
順調そうにみえたWUGも、大改革を行ったI-1もちょっと先が見えない展開ですね。
夢見る少女じゃいられない

バスツアーでついに思いを口にした歩。
憧れのアイドルがいるグリーンリーブスの事務所へを訪ねた3人は、緊張MAXの中で、
「私たち、アイドルやらせてください!」
とかつての、誰かを連想させるようなセリフを投げかけます。
しかし、チケットが売れずにてんやわんやの松田や社長にとってはいきなり現れた中学生を相手にはしません。当然、社長にも一蹴され落ち込んで帰るも、この程度諦める3人ではありません。
再びグリーンリーブスの戸を叩いた3人。そのとき忙しそうにフライヤーの準備を進めいた松田は勢いで3人にビラ配りを命じます。
仙台駅前でビラ配りをやるも、まあ受け取って貰えず。
かつてのWUGもビラ配りをやっていましたが同じような結果でしたね。特にあがり症の歩はすぐ顔が赤くなってしまい思うようにビラ配りもできませんでした。
戻ってきた3人に社長は「アイドルってねきついときほど笑ってなんぼの商売なの、あなたたちでは無理ね」ときつい一言を叩きつけます。
それでもへこたれないのがこの3人の良いところ。
それならばと始めたのは”笑顔の練習”。
自分の母親に笑顔を見せて感想を聞くと、母親は「のんきで何も考えてなさそうだけど見てると幸せになっちゃうし」と答えます。
もう一度グリーンリーブスの門を叩き、命じれたビラ配り。
まったく配れなかったこの前とは違い、笑顔で頑張る3人にビラも次々と捌けていきます。
ビラ配りを終えた3人の目の前でちょっとしたトラブルで子どもが泣き出してしまい、歩が駆け寄るも見事にずっこけ。その光景に思わず周りには笑顔の空間がひろがるのでした。
「あなたたちアイドル?」思わず聞かれた一言に
「アイドルの卵です」と答える。
その光景を目にした真夢。真夢の目にはどううつったのでしょうか。
かくして、オーディションの権利をもぎ取った3人。
歌もダンスも笑顔もまだまだ。
それでも、真夢には彼女たち3人に光るものを感じたのか彼女たちを後押しするのでした。
笑顔のまんま

今回は新たにグリーンリーブスに加入した歩、音芽、
いつかの3人の新人たちが主役の回でした。
憧れから目標に変わり、アイドルになりたいと本気で思って、ついに1歩を踏み出し叩いた事務所の門。しかしまあそんなに甘いわけもなく、自分変えたいという思いとは裏腹にビラ配りもうまくはできない。
周りや親からは本気でアイドルになるという気持ちも伝わらずにいましたが、それでもどんな逆境を受けても、現実を知っても、諦めないパワーでまずはアイドルへの第一歩、笑顔の練習から始めます。
笑顔は心理学効果的に周りの人間も明るくし、自分もポジティブな気持ちになれるそうです。
“人を幸せにする人” “自分を幸せにする人”まさしく真夢の自論をナチュラルに実践する歩に真夢は触発されるものがあったのかも知れませんね。
特に駅前でビラ配り、「アイドルやらせてください」や歩の笑顔で「幸せになっちゃう 」と言った過去のシリーズ、ひいては過去の真夢を彷彿させる展開が多くあって、歩と真夢は重なるような存在なのかも!?
“キツい時ほど笑ってなんぼ”という社長の言葉を胸に赤面症で人一倍恥ずかしがり屋の歩が見せた笑顔、いやー、はやまる最高!!
まあ昔のグリーンリーブスならオーディションで処女なのか聞いて、来週あたりには健康ランドで水着にさせられる仕事をやらされていたでしょうが、今は大丈夫そうな事務所になったので安心ですね。
新人アイドルとしての一歩を踏み出した3人は明日はどっちだ!?
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