来年2018年の放送を予定している『3月のライオン』2クール目では、こちらのアーティストさんが主題歌を務めることが発表されました。
OP:UNISON SQUARE GARDEN「春が来てぼくら」
ED:RUANN「I AM STANDING」
現在のYUKIさんとBrian the Sunさんの曲も本作になぞって作られていた素晴らしい曲で、それだけに次回どんな曲でストーリーの最初と最後を彩ってくれるのか期待に胸は膨らむばかりです。♬
そして、異なる課題が映し出されながらも、解決に向かった希望も見えていて、ちょっとずつ好転していきそうな雰囲気だったのが今回の10話。
早速、前・後半の2つのパートに分けてレビューしていきたいと思います。
プロの世界でもがき続ける決意

まずは、前回「新人戦」の決勝で零に破れてしまった山崎順慶プロの物語。
お酒の場で地元の友人に質問ぜめにされるシーンには、私自身が将棋のプロではないのにもかかわらず何だかすごく共感してしまいました。
相手だって将棋のプロでもないので致し方ないとは思うのですが、やっぱり傷ついちゃいますよね……。
“他のどのライバルよりも一時間長く毎日努力を続ければ、ある程度までの夢はかなりの確率で叶う”
と、序盤には暗いセリフも残していましたが、零と晴信の戦い続ける姿を目の当たりにしたこと、そして愛情を持って育てていた鳩の「銀」が帰ってきてくれたことで、また鍛錬を積み重ねていく決意をした山崎プロ。
今回は負けちゃいましたが、これからの躍進に期待したいですね。♬
見つけてくれた!

次は、修学旅行でも居場所を見つけられなかったひなと、そんな彼女のもとに駆け寄った零について。
一人ぼっちだった情景から、棋士は記憶力が良いという小ネタ、帰宅後にお腹いっぱい甘いものを食べる花本姉妹の風景というほのぼの感が交わることで、徐々に好転していくイメージがわいてきてよかった。♬
大人になるほど疎遠に感じちゃいがちなんで、将棋メインでストーリーを進行しつつ、社会問題の提起をしてもらえるのはとてもありがたいなっと、本作を通じて改めて実感します。
今後は具体的にどうやって解決に向かわせられるかっていうのと、零のプロとしてどんな未来を描いていくのかがより気になります。
P.S.本編とはあまり関係ありませんが、目立たないようにと上着と眼鏡を貸してくれた裸眼の零は、結構男前でした。笑
3月のライオン 第10話感想

まだ“いじめ”の問題が終わったわけではありませんが、悲しい気持ちより嬉しい気持ちの方が大いに勝ったと言える今回の11話。
零の元担任の先生・林田先生も頼りになりますが、やっぱりこれからはひなの学校の先生の活躍に期待したいところ。
あと、『3月のライオン』の各キャラの声を当ててる人って、みんなすごいハマり役だと思っています。
個人的には、怒るときも優しいときも、ちょっとボケる時もすごく感情の入っている、3姉妹のお爺ちゃんを担っている千葉繁さんの声が特にジャストミート。♬
ただ、時々『ONE PIECE』のバギーの顔がチラつくこともあります。笑
おそらく年内はあと一回の放送だと思いますが、今年も最後まで、そして来年も続けてレビューをさせていただければと考えておりますので、引き続きお付き合いのほどを宜しくお願いします。m(_ _)m
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