ブレンド・S 感想コラム総括 ~ギャップあるキャラクターを楽しみ方へ~【総括】

TVアニメ『 ブレンド・S 』。とてもおもしろかったです。このアニメの女の子たちはみんな、ギャップを持っています。それを、キャラクター(属性)を演じる喫茶店という舞台が加速させていました。

その他にも面白い部分がたくさんあった『 ブレンド・S 』の感想・レビューのラストとして、そのあたりをまとめてみようと思います。

全員にギャップがある

桜ノ宮 苺香は、目付きが時々悪くなり、天然で毒舌を吐いてしまうところのある少女。喫茶店スティーレでの属性はドS。悩みのタネだった“目付きの悪さ”を活かせる場所です。

けれど、苺香自身はとっても優しく素敵な笑顔も見せられる(うっかり目つきが悪くなっちゃうけど)娘です。

天使だけどドS。そして、そんな苺香を求める客達と、店長。

ギャップが有りつつ、それを不自然なく見せられる舞台となっていました。

ブレンド・S 感想コラム総括 ~ギャップあるキャラクターを楽しみ方へ~【総括】

画像引用元:© 中山幸・芳文社/ブレンド・S製作委員会

日向 夏帆金髪・ツインテール・ツンデレという王道属性。でありつつも、素はそんなにツンデレもなく、ゲーマー。海回の後には、ギャルっぽい日焼け姿も魅せてくれました。しかしギャルではない。これもギャップです。

星川 麻冬は小学生みたいな体型をしていて、妹属性。お店では「お兄ちゃん」と甘えた声を出す担当。だけど実は成人済みの大学生
この時点で既にギャップですが、これだけならわりといるタイプかも?
ところが、回を増すごとに魅力が倍増。
面倒見がよく、みんなのお姉ちゃん的な一面があり、インドア派だけど実は運動神経も良かったりと、まさにギャップのデパートでした。

天野 美雨おっとり系のお姉さん――っぽく見えて、壁サークルで活動している同人作家。常にネタを求めていて、百合もBLもいけちゃう系。

ちょっとえっちな発言だったり、素ではメガネだったりと、様々な面を魅せてくれました。

 

そして、神崎 ひでり。まさかの男の娘枠にして、アイドル属性持ち。女同士のやり取りも出来るし、男同士のやり取りも出来るという万能キャラクター。

入り込みやすい構成

画像引用元:© 中山幸・芳文社/ブレンド・S製作委員会

他にも、秋月 紅葉と店長ディーノがいるわけですが……主要メンバーを少しずつ出していくことにより、キャラクターの多さを感じさせない構成になっていました。

一人一人の魅力を丁寧に描き、まずキャラクターを掴ませる。愛着が湧いてきたところから新しいメンバーを投入。という流れでしたので、複数のアニメを同時に追っている方でも、無理なく入り込めたのではないでしょうか。

キャラクターが増えるごとにパワーアップしていくEDも魅力的でした。

そして、最終話にはあらゆるカップリングを魅せつつ、1話との対比もあるという。

それでいて詰め込みすぎ感や、グダグダ感を感じさせないバランスの良い構成になっていました。

苺香×店長

苺香×店長によるラブコメ要素も、このアニメの魅力です。

天然・鈍感な苺香。

イケメンで紳士だけど、残念でヘタレな店長。

この2人のもどかしい、けれどなんだかんだお似合いな様子。

ラブコメ要素があるあたり、その他のきらら系アニメとは違いますが、実際にくっつくわけではなかったので、ラブコメを楽しみたい方も、そうでない方も楽しめる作りとなっていました。

きららアニメとしての『 ブレンド・S 』

画像引用元:© 中山幸・芳文社/ブレンド・S製作委員会

その他、同じきららアニメである『ご注文はうさぎですか?』を感じられる部分もありました。

たとえば、女の子が大好きでネタ集めをしまくっている美雨。

ごちうさの青山さんを過激にしたような印象を、当初は受けました。もちろんかなり違っているのですが、青山さん好きなら美雨を好きになったんじゃないかなぁ、と思ってみたり。(違ったらすみません)

喫茶店という繋がりがあるので、登場人物の年齢幅が大きい。

これも共通点であり、このアニメの魅力です。

苺香・夏帆がJKなのに対し、美雨・麻冬は成人済み。最近、20代の女性キャラクターがメインにいるアニメ、増えてるような気がします。

これは学校が舞台だったら難しいですよね。もちろん、先生を使うという手法もありますが……同じ喫茶店の仲間だからこそ、歳の差はあれども距離を感じないのです。

店長にいたっては、26歳。

JKと26歳男性のカップリング。いいと思います。アニメなら健全です。

 

着替えシーンやお風呂シーンはあるけど、パンチラはしない。

このあたりもそうですよね。

健全だけど、健全さの中にドキッとするシーンが散りばめられている。そして、健全だからこそえっちさを感じたくない人や、清純さを求めたい人でも楽しめる。

そんな作りをしていました。

印象に残った放送回

長くなってしまったので、最後に印象に残った回を。

第1話「はじめてのドS」

初っ端から「目付きの悪さ」「毒舌」というドSを発揮しつつ、実は天使という可愛さを魅せてくれた苺香。
最高でした。

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第5話「雨のちカゼ」

ポニーテールになった夏帆。同じゲームをしていることで、紅葉と距離が近づいた夏帆。可愛かったです。

夏帆成分がちょっと足りないかな? と思いはじめた頃にやってきた、丁度いいタイミングの夏帆回でした。

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第10話「おしえて、あ・げ・る♡」

麻冬の姉力が発揮される回です。

夏帆に勉強を教える麻冬。妹属性もあるけど、お姉ちゃんな麻冬が可愛い。そして、麻冬回と思わせ夏帆回でもあった。1話で2度美味しいエピソードでした。

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第12話「大好きですっ!」

最終話です。店長の告白――からの失敗し、でもなんだかんだお似合い! という流れ。好きです。
ラストは「いらっしゃいませ」で終わるという、完璧な締め――かと思わせてからのDパート。本当に、うまい構成でした。

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画像引用元:© 中山幸・芳文社/ブレンド・S製作委員会

とまあいろいろ語りましたが、「キャラクターが魅力的で、それを魅せるのがうまい」というアニメでした。
三ヶ月間、癒やしと面白さをありがとうございました。

また、このレビューを読んでくれた方。
ありがとうございました。

筆者はごちうさ関連の記事を書くことが多いので、今後もきらら系のアニメについて触れていこうかと思います。ツイッターもやっていますので、なにか触れて欲しいアニメがあれば、ぜひ。

ブレンド・S 感想コラムのまとめ

2017.10.28
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