映画館で予告が流れるたびにクネクネしながら小声で「カッコいい…!」と言い続けたマジンガーZの劇場版が公開されました。
銀幕にマジンガーZが帰ってきたのは1974年7月公開の「マジンガーZ対暗黒大将軍」以来のことになります。筆者まだ生まれてないんですが、脳内にマジンガーZが刷り込まれてるので幼児の頃に親と一緒にビデオか再放送でも見たんじゃないかと思われます。
元祖のアニメはそれだけ昔になりますが、2009年にリメイク作「真マジンガー 衝撃! Z編」が放送されたりもしており、ロボットの出てくるゲームが好きな人だとスーパーロボット大戦シリーズでおなじみの存在ではないでしょうか。頑丈で強い、スーパーロボットの典型ともいえる機体です。
「 劇場版 マジンガーZ / INFINITY 」のストーリー
そもそもマジンガーZってどんな話なのか?をご存じない方もいらっしゃると思いますので軽く説明しますと、主人公・兜 甲児が天才科学者である祖父・兜 十蔵博士が造り上げたスーパーロボット・マジンガーZを託されるところから物語は始まります。
兜博士の息子夫婦、つまり甲児と弟のシローの両親は実験中の事故で既に亡くなっており、自分が死んだ後に残される孫たちを護るための力として超合金Zで身を固め光子力エネルギーで稼働するマジンガーZをたった一人で秘密裏に造り上げていたのでした。兜博士は甲児に言い残します「マジンガーがあれば、お前は神にも悪魔にもなれる―」と。
時を同じくして始まったDr.ヘルの機械獣軍団による世界征服の野望を前に、甲児は「マジンガーZを神にも、悪魔にもしない。この力を平和のために役立てる」との決意を固め、自らの意志で戦場に立ちます。
長い長い戦いの中で、いつしか彼は世界中の人々から英雄と呼ばれることになっていくのでした。
飛ばっせ~鉄拳!ロケットパンチ~♪

今回の映画の舞台は、そんなTVシリーズのDr.ヘルとの戦いから10年後。マジンガーZやグレートマジンガーの動力源である光子力が平和利用されることで世界は戦禍からの復興を遂げようとしつつあり、甲児は祖父と父と同じ研究者としての道を歩んでいました。そんなときに、富士山の地中から掘り出されたインフィニティと呼ばれる超巨大ロボットを巡る戦いが巻き起こると言うのが大まかなストーリーです。
謎がいくつかストーリー上で解説されないままのものがありますが、その辺にツッコミを入れるとキリがないのでスーパーロボットの名に恥じない無双っぷりを堪能するのが正しい楽しみ方だと個人的には思います。
本編開始直後にサンダーブレークを撃つグレートが拝めるので、テンションが上がりますよ!!
タイトル | 劇場版 マジンガーZ / INFINITY |
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監督 | 志水淳児 |
脚本 | 小沢高広(うめ) |
原作 | 永井豪『マジンガーZ』 |
製作会社 | 記入した下さい |
キャスト | 兜甲児 – 森久保祥太郎 弓さやか – 茅野愛衣 リサ – 上坂すみれ 剣鉄也 – 関俊彦 炎ジュン – 小清水亜美 兜シロー – 花江夏樹 ボス – 高木渉 |