ブラッククローバー 前回のあらすじ。魔力感知が得意なミモザを不意打ちしたマルス。
ラックを追い詰める煙魔法のロータス。そして今回は、激戦必須の第16話です。
ラックの孤独な幼少時代
今回はじめて、ラックの過去が明らかになりました。感情表現が苦手なラックは、
「なんでそんな風に生まれてきたの」
「ずっと笑ってるしこえーよ」
と不気味がられてきました。
だけど、魔法の才能はずば抜けていました。
そのため、平民でありながら貴族に勝つことが出来て、母はそこを認めてくれました。
だからラックは戦います。
「勝って勝って、勝ち続ける――」
まるで勝つことだけが自分の存在意義だとでもいうように。
仲間>任務

一方ミモザは植物の回復魔法で治療中。サポートも回復も出来てしまう万能っぷりですが、治癒には時間がかかります。
マルスは自分の道に何があろうとも排除しようとする、危険な男。
彼を止めるべく、前回指示しかしていなかったクラウスさんが動きます。
魔法騎士団の任務は、ダンジョンの宝をダイヤモンド王国より先に入手すること。
先に宝物殿へ行けと、クラウスさんはユノを向かわせますが――。
暴走するラックを、実体のある煙で捕まえてしまうロータス。
またまたピンチのラックを救ったのは、我らがアスタさんでした。
同時刻、ピンチに陥ったクラウスさんをユノが救出。
アスタとユノは血が繋がっていないけど、家族です。
教会のみんなも、深い絆で結ばれた家族です。
そんな二人だからこそ、仲間への想いが強く……。
何故戻ってきたのかと問うクラウスさんに対し、ユノは言いました。
「あいつを倒して3人でいきましょう」
と。クールだけど熱い、それがユノという男!!
どう思われようが絶対仲間を助けるアスタ
Aパートで明かされたラックの過去でしたが、母は既に亡くなっていました。
それでも尚、勝つことだけが認められる方法だと信じ、呪いのように勝利に囚われ続けるラック。
アスタに助けられても、一人で突っ込もうとします。
だけど、アスタは尚もラックを助けます。
「一人になんかさせるかアアア!」
「あんたがオレをどう思ってても知らん!」
俺も俺の好きにする、となにがなんでも仲間を助けようとするアスタ。
そんな彼を見て、ようやくラックは気づきます。
もう一人ではないのだと。
アスタの物理攻撃が炸裂

ようやく、アスタ&ノエルと共闘をはじめるラック。
ロータスは煙魔法であたりを包み、さらに魔力感知で相手の動きを察知します。
アスタのアンチ魔法でも、煙は増え続けるので無効化出来ず。
そこでラックが囮になり、注意をひきつけます。その間にノエルがアスタを飛ばし、一撃。
魔力のないアスタの接近には、さすがのロータスも気づけず……。物理攻撃で撃破!
その頃ユノは、ついに本気を出しますが――マルスはその上をいく実力者。
敵の切り札はこちらの男だったのです。
というわけで次回、VSマルスです。
今までユノことも持ち上げてきたが故に、マルスの強さが際立ちました。
次回はそのマルスの前に、アスタが……。
注目の回です!