ポプテピピック 第4話「SWGP2018」【感想コラム】

ポプテピピック 第4話「SWGP2018」【感想コラム】

信者とアンチが入り乱れ、視聴者側もカオスなことになってきているアニメ『 ポプテピピック 』。今週も放送されてしまいましたね。今回放送された第4話、みなさんもご覧になりましたか?

今回も相変わらずヤバいネタから知る人ぞ知るパロディネタまで、やりたい放題でしたね。正直なところ、筆者もすべてのネタを把握しきれていません。ここ最近、『ポプテピピック』は幅広く深い知識を携えており、登場するネタを許容することができるハイレベルな視聴者向けの上級アニメなのではないかと考えるようになっています。

『 ポプテピピック 』の狂気に当てられた結果、考え方がおかしくなってきているのでしょうか?毎回感想コラムを書かせていただいていますが、週を追うごとに自分を失っているような気がします。

アイデンティティ・クライシスをも起こしかねないアニメ『ポプテピピック』。その第4話の感想を書いてゆきましょう。

さて、今週も地獄に付き合ってもらおう。

開幕「 ボブネミミッミ 」でSAN値がごっそり削られる…

ポプテピピック 第4話「SWGP2018」【感想コラム】

画像引用元:© 大川ぶくぶ/竹書房・キングレコード

第4話は開始早々、『ポプテピピック』内でも屈指の狂気ゾーンである「ボブネミミッミ」からはじまりました。ショック態勢を作り切れていなかった筆者は、SAN値をゴリゴリ削り取られ、狂気に飲み込まれそうになりました。

SAN値について知らない方は、Google先生に聞いてみてくれよな!

即身仏のくだりは原作マンガにもありましたが、「サム-」の数段階活用は原作マンガよりも多くなっていましたね。なんにせよ、アバンで「ボブネミミッミ」はキツイですね…

精神が振りきれそうになりながらも、なんとか「ボブネミミッミ」を乗り切ることができました。

何故「スケルトン」を選んだのか?そしてネタがてんこ盛りすぎる

ポプテピピック 第4話「SWGP2018」【感想コラム】

画像引用元:© 大川ぶくぶ/竹書房・キングレコード

狂気をやり過ごしたあと、急にはじまる「スケルトン」の大会。

…なんで「スケルトン」?

ここで少し「スケルトン」という競技について説明しておきましょう。「スケルトン」はただの板のような簡単な形の小さなソリで、全長1300~1500mのコースを滑る速さを競う競技です。アニメでみた通り、身体がむき出しの状態でコースを高速で滑走するため、「スケルトン」はかなり危険な競技だとされています。

競技の危険度が祟って、一度はオリンピックの正式競技種目から除外されましたが、2002年のソルトレイクシティオリンピックで再度正式種目として導入されました。

そんな「スケルトン」を急に採用したアニメ『ポプテピピック』への疑問は尽きません。ですが、それよりも競技のなかに盛り込まれたいくつものパロディネタのインパクトが強すぎて、「スケルトン」への疑問が些細なものになりました。

「スケルトン」を描いたパートでは、「えっ!今の10~20代の視聴者にこのネタわかるの?」と思うようなネタから、年代を問わない知る人ぞ知るネタまでがごちゃまぜにされていました。

GT-RのRは不敗神話のRだ!」と勢いよく飛び出す妙義ナイトキッズのリーダーや、「見た目は子ども、頭脳は大人」な名探偵マンガに登場する黒い人など、パロディネタの闇鍋みたいになっていましたね。筆者個人としては、妙義ナイトキッズのリーダーが出てきたのがアツかったです。元ネタの作品、好きなんですよね。

パロディネタのなかでも、特にモザイクのかかった「チキチキ〇シン猛レース」の名コンビっぽい2人には驚きましたね。妙義ナイトキッズのリーダーはモザなしでしたが、あの名コンビをモザなしで登場させることはできなかったんですね。ワーナー・ブラザーズ公式が許さなかったんでしょうね…

上記のような作品のパロディネタ以外にも、危険なネタがありましたね。オリンピックのドーピングネタです。ちょうど今、ロシアがドーピング問題で揺れているので、ある意味ホットな話題ですね。アニメではドーピングではなく、全身機械でしたね。これはこれで『キカ〇ダー』のパロディだったんですけどね。

そして、最後の「THE END」の文字はアメリカの航空アクション映画『トップガン』のロゴマークそのものでしたね。ホント、パロディネタを理解するのに一苦労します。

今回も細かいゲームパロディは健在!

ポプテピピック 第4話「SWGP2018」【感想コラム】

画像引用元:© 大川ぶくぶ/竹書房・キングレコード

毎回、レトロゲームファンをうならせる山下諒氏が作るパート。第4話でもエンジン全開でしたね。ネタをぶち込みまくったゲームパロディパートは、そのネタをすべて把握することはかなり困難だと思います。

今回、山下氏が担当されたゲームパロディパートが2つありましたね。それぞれについて見てゆきましょう。

1つ目は恋愛ゲームっぽい画面から始まりましたね。はい、どう見ても『ときめきメモリアル』ですね。初代ときメモって「PCエンジン」向けに発売されたソフト(のちにPlayStation版が発売)ですよね?本当に知る人ぞ知るネタですね。

「壁ドン」ののちに横スクロールアクションのステージに入りますね。横スクロールの画面は『スーパードンキーコング』『スーパードンキーコング2』のネタです。ちゃっかり竹書房を爆破しているところがポイント高いですね。

2つ目は往年のマゾゲー『スペランカー』のパロディですね。『スペランカー』というと、その不条理さが有名ですね。段差から落ちただけで死んだり、コウモリの糞に当たっただけで死んだりするため、ゲームの難易度は非常に高いです(ファミコン版のみ)。

アニメ中ではポプ子が2度死にますが、死ぬときに叫ぶ「イ゙ェアアアア」はフリーゲーム『呪いの館』でキャラクターが死ぬときに発する断末魔が元ネタだと思われます。さらに、ステージをクリアした(?)あとの演出は『メタルギアソリッド3』でオセロットを倒したときのイベントが元ネタですね。

今回のネタはなんとかわかりましたが、やはりコアですね。次回登場するネタがわかる保証はまったくないです

新曲「LET’S POP TOGETHER」、どこかで聞いたことがあるような…

今回も例のごとく新曲が発表されましたね。曲名は「LET’S POP TOGETHER」。歌詞は信者アンチのことを歌っており、これでもかというほどヒドイものでした。ただ、楽曲そのものはとてもグルービーでおしゃれですね。ちょっとクセになりそうです。

ですが、これもパロディでした。筆者は元ネタを知らなかったのですが、「LET’S POP TOGETHER」はEarth, Wind & Fireが1981年にリリースした楽曲「Let’s Groove」のパロディらしいです。YouTubeに「Let’s Groove」のMVがアップロードされていたので視聴してみましたが、楽曲も映像もまんまでした。

以下に「Let’s Groove」のMVを掲載しておきますので、みなさんも一度見てみてください。

ポプテピピック 第4話「SWGP2018」【感想コラム】

画像引用元:© 大川ぶくぶ/竹書房・キングレコード

また、「Let’s Groove」のパロディだけではなく、「ニコニコ動画」や匿名掲示板「2ちゃんねる」(現、5ちゃんねる)を模したと思われる演出もありましたね。信者とアンチについて歌う楽曲で「ニコニコ動画」と「2ちゃんねる」をネタにするあたり、最高にハイセンスだと思いますね。

あとは、『聖剣伝説3』の「ヘルサザンクロス」をさりげなくぶち込んでくるところに吹き出してしまいました。

そして、「LET’S POP TOGETHER」が発表されたことで、「アロ〇ゲドン」とプロデューサーコンビが歌う楽曲がまた増えましたね。嬉しくもあり、悲しくもあります。複雑な心境です。

第4話の犠牲者はだれだ?

『ポプテピピック』は放送されるごとに4人以上の声優さんを起用、もとい犠牲にしています。これまでも若手からベテランまで男女問わず『ポプテピピック』の餌食になってきましたね。

今回放送された第4話でも、4人の声優さんが犠牲になりました。Aパートではポプ子役を日笠陽子さん、ピピ美役を佐藤聡美さんが演じていました。この2人と言えば『けいおん!』が浮かびますね。「放課後ティータイム」のリズム隊2人です。

また、『生徒会役員共』の天草シノと七条アリアでもありますね。あの作品もある意味ではヤバい作品ですけど…

Aパートはとにかく日笠さんポプ子がうるさかったですね。何度「うるせえ!」と言ったことか…

そして、Bパートではポプ子役を玄田哲章さん、ピピ美役を神谷明さんが演じていました。この2人と言えば『シティーハンター』ですね。冴羽リョウと海坊主の2人がクソアニメの餌食になってしまいました。

やっぱり、ポプ子とピピ美の2人は男性が演じているほうがしっくりきますね。低くて味のある、ハードボイルドな声がピッタリですね。

原作ネタもフルスロットル!

パロディネタのインパクトが強いせいで忘れてしまいそうですが、秀逸な原作ネタが消化されているところも注目のポイントですよね。第4話には筆者が好きな「メリーさん」のネタがあったので、個人的にとても嬉しかったのですが、共感してくれる人とかいますかね?

特に、メリーさんに電話をかけ直したときのポプ子の声は最高でしたね。日笠さんと玄田さんの演技の方向性がそれぞれ違っていたところも面白かったですね。

日笠さんの演技はとにかくぶちぎれている感じが出ており、感情むき出しでしたね。玄田さんの演技はぶちぎれているというよりも、怖かったですね。そりゃあメリーさんも逃げますわ(笑)

ちなみに、メリーさん役は『ラブライブ!サンシャイン!!』でおなじみ、桜内梨子役の逢田梨香子さんでしたね。メリーさんの声がとてもかわいかったためか、ポプ子に恫喝される様が少し可哀想に見えてしまいました。

TVアニメ『ポプテピピック』第4話「SWGP2018」の感想

ポプテピピック 第4話「SWGP2018」【感想コラム】

画像引用元:© 大川ぶくぶ/竹書房・キングレコード

第4話はコアなネタが多く、かなり上級者向けな内容になっていましたね。筆者も自身の知識不足を痛感した次第です。

やはり、『ポプテピピック』のようなパロディを主軸に置いた作品を楽しむためには、視聴者側にもそれなりの知識や教養が必要になるんですね。アニメ、ゲームをはじめとするサブカルチャーへの広く深い造詣を必要とする『ポプテピピック』が上級者向けのハイレベルなアニメであることを確信しました(錯乱)

それと、なんとなくですが、パロディネタがどんどん時代を遡っているような気がしますね。第1話や第2話に登場したパロディネタは比較的最近の作品が元ネタになっていましたが、今回の第4話では、1990年代を突き抜けて、「Let’s Groove」という1980年代のネタが出てきています。

いや、第1話に『超時空〇塞マクロス』、第2話に『装甲騎〇ボトムズ』と1980年代の名作ロボットアニメを元ネタとしたパロディネタをやっているので、時代を遡っているとは言えないかもしれませんね。

うーん、わからなくなってきました。

どう転んでも、毎週深い爪痕を残してゆくアニメ『ポプテピピック』には、今後も注目しておかなければなりませんね。

来週の地獄も楽しみですね!

ポプテピピック 週刊感想コラムのまとめ

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ABOUTこの記事をかいた人

タングステン

大学生をしながらライターをさせていただいている「タングステン」と申します。アニメ・ゲームなどに関するいろいろな記事を書かせてもらっていますが、特にアニメ楽曲の記事が多いように思います。あとは、音ゲー大好きマンなので、音ゲーのプレイレポートも書きます。拙い文章かもしれませんが、精一杯書いております。