ほのぼのした雰囲気と優しいお話に毎週癒されています。みなさんも癒されていますか?そんな癒しアニメ『 ハクメイとミコチ 』も今回で第6話を迎えました。本作は全12話なので今回放送された第6話は前半戦ラストのお話だったんですね。
「えっ!もう半分なの?マジで?」と思った方もいると思います。かく言う筆者がそう思った一人ですね。
そんなこんなで折り返し地点に到達した『ハクメイとミコチ』ですが、今回は新キャラクターが登場したり、ハクメイ(CV:松田利冴)の仕事仲間のイワシ(CV:松風雅也)のキャラクターが掘り下げられたりしていました。さらに、コンジュ(CV:悠木碧)も登場していましたよ。
それでは、いろんなキャラクターが登場した第6話を見てゆきましょう!
でっかい卵の家とユニークな美容師
第6話はハクメイが森のなかで木の実を採るシーンからはじまりました。なにやら木苺っぽいものを採っていましたね。ハクメイが自分の顔よりも大きな木苺を採っていると、大きな卵が使われた家が建っているのを見つけました。
その家を見ていると、背後から声を掛けられます。そこにいたのは、独特の雰囲気をまとっている新キャラクター・ジャダ(CV:新谷真弓)でした。ジャダは美容師をやっているらしく、卵の家はジャダの住居兼お店とのことです。まあ、ハクメイは疑っていましたけどね。
ジャダのゆるっとした話し方や雰囲気を見ていると本当に美容師なのか不安になるのはわかりますね。なんというか、ジャダのユニークな空気には何が本当で何が嘘なのかわからない感じがあるように思います。
ジャダの美容師としての一面
ジャダが美容師なのか疑っていたハクメイですが、結局はジャダにカットをお願いすることになりました。美容室「翡翠の卵」に入店すると、店内には多くの仕事道具が並んでいましたね。店内はかなりいい雰囲気でしたね。
ジャダの熱いモヒカン推しがありましたが、そんな店内でカットがはじまりました。カットの際にジャダが使った霧吹きや櫛、ハサミはとても丁寧に描かれていましたね。やはり『ハクメイとミコチ』は道具の描かれ方がすごいですね。あと、店内の雰囲気もナチュラルで良かったです。
カット中の会話では、ジャダがいつから美容師をやっているのかが語られましたね。お店を開いてからだいたい3年、髪をいじりだしたのはさらに前だということで、かなり長い間この仕事をしていることが伺えました。ハクメイもジャダの仕事歴を感じたのか「どおりで。仕事はじめた途端、なんか感じ変わった」と言っていましたね。カットされながらジャダのプロ意識を感じたのでしょうか。
ショートヘアも似合っているね!
ハクメイの新しい髪型はなんとベリーショートです!クセっ毛でもさもさなロングも良かったですが、ショートヘアもイイですね。ハクメイがよりボーイッシュになりました。「クセっ毛×ショートヘア」の組み合わせはやっぱりかわいいですね。
さらに、ショートヘアにいつもの帽子が絶妙にマッチしていました。帽子の端からぴょこぴょこっと出ている栗色の毛がとてもキュートでしたね。ミコチもさっぱりしたハクメイの姿を見て驚いていましたね。
職人イワシの休日
Bパートではイワシが登場しましたね。いつもの2人とイワシの3人で町に遊びに行くお話でした。このお話ですが、これまでに放送されてきたお話のなかでも長めの作りになっていましたね。
3人で町に繰り出しましたが、どうもイワシがぎこちなかったですね。基本的にイワシは町には出てこないらしく、買い物は家の前の商店で済ましているようです。また、服に関しては一着しかもっていないらしく、ミコチから「親方さん?今度服のサイズ測らせてね」と笑顔で言われていました。
普段町に出ることのないイワシにとって、ハクメイとミコチの2人と食べる料理や見る町並みはどれも新鮮なものだったみたいです。昼食に食べていたブリトーとマスタードのピクルスは気に入っていましたね。たしかに、あれは美味しそうでした。筆者も食べたいです。
そんなイワシですが、休日でも仕事の話をしたり、町の建物に使われているレンガの目地材を見たりと頭のなかは仕事のことでいっぱいになっているようでした。なんというか、根っからの職人気質なんですかね。仕事熱心というか、休み方を知らないというか。イワシの不器用なところが伝わってきますね。
休日に仕事の話をするのもまた一興
結局、最後まで頭から仕事のことが離れなかったイワシ。そんなイワシにハクメイとミコチの2人も降参してしまいました。2人はどうにかイワシを楽しませようとすることを諦めました。
ですが、これで終わりではありません!街の屋台で料理やお酒を買い込む2人。イワシは大量の荷物を任されていましたね。おでんやコロッケなど美味しそうなものをたくさん買っていましたね。なんだかんだでイワシも屋台での買い物に乗り気になっていたのがイイ感じでしたね。
買い物を終えて訪れたのは、Bパート冒頭に登場した風車があるところでした。そして、3人は風車の下で宴会をはじめました。仕事の話を肴にお酒を飲むハクメイとイワシ。それを遠巻きに眺めながらのんびりとお酒を飲むミコチ。3人とも結構酔っぱらっていましたね。
仕事の話をする2人もなかなか酔っぱらっていましたが、その2人をよそに飲んでいたミコチも完全に酔っ払いでしたね。ぺたんと座り込んで「空が回って見える~」と言っていましたが、呂律は回っていませんでした。お酒を飲んでふわんふわんしているミコチがとてもかわいかったですね。
3人の宴会はかなり盛り上がったことでしょう。
Cパートにはコンジュが登場!
今回はOPが省略されたり、Cパートがあったりしており、いつもとは異なる編成になっていましたね。そんなCパートにはコンジュが登場しましたよ。ハクメイとミコチの2人と美容師のジャダのもとを訪れたコンジュでしたが、残念なことにカットはしてもらえませんでした。
その理由は「やる気がないから」でした。ジャダが言うには、手間をかけて作ったリモンチェッロが不味くてやる気が急転直下したらしいです。そのリモンチェッロを飲んだハクメイも不味そうな顔をしていましたね。
お話ではミコチによってリモンチェッロが不味くなった原因が判明したことで、リモンチェッロ作りをすることになります。ただ、もとの目的であるコンジュのヘアカットの件は完全に忘れ去られてしまいます。コンジュ、哀れですね。
さらに哀れなことに、そこからコンジュはさらに空回りを続けます。「リモンチェッロが完成してしまえば、カットをしてもらえる」と思いこみリモンチェッロ作りに精を出すコンジュ。どうやら彼女はおっちょこちょいな空回りキャラで定着しているみたいですね。
まあ、そんなところもかわいいですけどね。
アニメ『 ハクメイとミコチ 』第6話「卵の美容師 と 休みの日」の感想
今回放送された第6話では、ハクメイとミコチ以外のキャラクターの新たな一面を見ることができましたね。特にイワシの職人気質で不器用なところは見ていて面白かったです。
また、1クールのアニメでキャラクターの髪型が変わるのは珍しいなと思いました。もちろん、髪の結び方やアレンジの仕方を変えるくらいなら見かけることはありますが、髪の毛の長さを変えてしまうのはあまりないのではないかと思います。
髪型以外にも、普段とは違う格好のキャラクターたちを見ることができたのも良かったです。キャラクターの内面や性格のいろいろな一面が描かれていることはもちろんですが、服装がガラッと変わるのも新鮮でイイですね。
料理や道具、服装、町並みなどが細かく描かれているのも素晴らしいですね。そして、料理を食べたり、道具を使ったりしている人びとの様子もとてもイイと思います。なんというか、登場する人みんなが”生きている”感じがします。筆者はそんな映像のなかに息づいている『ハクメイとミコチ』の世界がどんどん好きになっていますね。
ちなみに、『ハクメイとミコチ』の世界観を深く知りたい方は「ハクメイとミコチワールドガイド 足下の歩き方」を購入することをオススメします。マンガの副読本としては十二分の内容になっていると思います。
アニメも半分が終わってしまいましたが、来週はどんなお話が放送されるのでしょうか?
次回も楽しみですね!