Charlotte (シャーロット) 第12話｢約束｣【感想コラム】

前回、第11話のお話が悲しすぎて…未だに鬱々しい筆者です…。テロって本当に怖くて残酷ですね…。身を挺して友利を庇った熊耳…。

そして右目を失った有宇の安否が気になりますね。第12話のレビューに入りたいと思います…。

Charlotte (シャーロット) 第12話｢約束｣あらすじ

テロに巻き込まれ負傷し入院している有宇のお見舞いに訪れる生徒会メンバーと歩未。
その中には、友利の姿もあった。
友利との会話の中で、有宇は一つの『決断』と『約束』をする事に。
果たして有宇が下した『決断』と『約束』とは…？

目覚め

病院で目を覚ました有宇は、有宇の様子を見に来ていた目時達に、友利と熊耳の安否を聞き出す。友利は熊耳のおかげで無事で、この病院に入院していると伝えられる有宇。
｢熊耳さんは…？｣と有宇が聞くと、七野が怒り出す。
｢お前が自分の能力で自らを庇ってる間になぁ！｣七野が吠える。
そんな七野を抑制する目時。その状況を見て有宇は全てを理解する…。
お見舞いに兄がいない事に疑問を抱き、｢なぜ兄さんがいない？｣と目時達に発言してしまう有宇。
この失言により、再び七野が怒り出す事に…。

熊耳が亡くなった事を有宇のせいにして、キレる七野が正直許せないです。
七野の気持ちを考えると、自分の能力の弱さ等、救えなかったやるせない気持ち、苛立ちがあるのは理解できますが…
有宇に責任があった訳ではないですからね。八つ当たりしている七野は嫌いです。
隼翼にとって熊耳は本当に大切な｢親友｣だった訳ですから…当然、隼翼の精神的ダメージは大きいです…。有宇のお見舞いに来れないのも分かりますよね…。

思い出

Charlotte (シャーロット) 第12話｢約束｣【感想コラム】 — 画像引用元：(C)Visual Art’s/Key/Charlotte Project

有宇のお見舞いにやってくる高城。
保温機能付き弁当箱を持参して来た高城は有宇の前で弁当箱を開く。
『二人の思い出牛タンカレーです！』と弁当箱を開く高城の前に
『うおおおおおおおおおお！！』と歓喜する有宇。
有宇は腕が使えないので高城にスプーンでカレーを食べさせて貰う事に…。
食事後、友利と有宇、二人に生徒会に戻って来てほしいと少し寂しそうに有宇に伝える高城…。

高城が来ると一気に安心しますね！
わざわざ保温機能付きの弁当箱を持参して牛タンカレーを持ってくるなんて…なんて出来る男なんだ…！
男同士の｢あーん｣して食べさせる姿は、なんというか｢愛｣を感じましたね！変な意味じゃなくて！！
今までのシリアスパートにも…高城がいれば結果が変わったのかもしれない…
なんて考えてしまう位に、高城は魅力的なキャラクターだと思います。

決断

有宇のお見舞いに来ていた友利。
有宇は、もう誰も失いたくない。
自分の力で何とか出来るならしたいけれど、方法が分からない。と、友利に悩みを相談します。
その有宇の悩みに対して、友利は返事する。
『あなたが今現存全世界の能力者の力と、これから発症する力、全てを奪えば終わります。』
何千何万と言う能力を所持した貴方が『化け物』になるかもしれない。と、同時にリスクが大きい事も有宇に説明する友利。
友利は無謀だと思っていた。だが、有宇は『決断』する事に…。

全世界の能力者から能力を奪う…一気に話が広がりましたね…『世界』ですからね…。
能力を複数所持してしまうと、『崩壊』のように暴走してしまいまそうですし…
本当に化け物になって、それこそ有宇が世界を破壊してしまうのでは…？と思ってしまいます。
有宇が決断を下した時、有宇の成長が垣間見る事が出来て…クズだった主人公が、様々な経験を経て、此処まで成長する事が出来るものだな…と、感動しました。

約束

友利に『お前が好きだ』と告白する有宇。
突然の告白に、意味が分からないと言う顔をする友利。
そんな有宇に友利が出した条件は…『必ず帰ってくる事』。
有宇が、全ての能力者から能力を奪って帰ってきた時、無条件で私は貴方を愛おしく思う。恋人になる。だから…帰って来て、もう一度会いましょう。と有宇に伝える友利。
有宇は、分かった。と友利と指切りの『約束』を交わす…。

突然の告白でしたが、有宇が奈緒ちゃんの事を好きなのは…今まで視聴してきていた人には分かっていたのではないでしょうか…！
第7話の有宇に対しての奈緒ちゃんの行動が一番、有宇に心境の変化をもたらしたのでしょうね…。
奈緒ちゃんが有宇に『必ず帰ってくる事』って提案した時は、ちょっと涙が出そうになりました。
『化け物』にならずに戻って来いと。待っているからって…。
有宇だけじゃなくて、奈緒ちゃんも『決断』したのでしょうね。