Charlotte (シャーロット) 第13話 「これからの記憶」【感想コラム】

Charlotte (シャーロット) 第13話 「これからの記憶」【感想コラム】

今回、第13話が最終話となります…。もう最終話なのですね…早かったなぁ…と感じる筆者です。

第12話で、急展開を見せた『Charlotte (シャーロット)』ですが…果たして、有宇達は…どんな結末を迎えるのでしょうか…!

有宇は無事に奈緒ちゃんの元に帰って来れるのでしょうか…!それでは、第13話のレビューに入りたいと思います!

Charlotte (シャーロット) 第13話 「これからの記憶」あらすじ

友利との会話の中で、有宇が下した決断。
それは『地球上の全ての特殊能力者から能力を奪う事』。
それは、全ての能力者を救う選択。
しかしそれは同時に、有宇に大きな代償を支払わせる選択であった…。
『必ず帰ってくる事』。
友利との『約束』を無事に果たす事が出来るのであろうか…。

探索能力

有宇は一人で海外へと飛び立ち、海外のバイヤーと特殊能力者リストを取引する。
まずは熊耳が所持していた能力『探索能力』の所持者を探し能力を奪う事にする有宇。
探索能力を所持している者が何処にいるか分からない有宇は、特殊能力者リストを見渡し、リーダーと思われる人物に直接聞いてみる事にする。
リーダーと思われる能力者が車に乗っていない間に、念動力でドアを開錠し、友利の能力で認識されないようにし、美砂の能力でリーダーを脅す有宇。
リーダーから能力を奪う事に成功し、探索能力者の居場所を知った有宇は、探索能力者の居場所へと急ぐ…。

有宇が、今まで関わってきた人達の能力を上手い具合に使っていて、思わず尊敬しちゃいました…。本当にカンニング行為をしていた人間なのでしょうか…?!
有宇が英語を喋る度に、奈緒ちゃんが手作りで作った英単語帳を使用するのですが…ちょっとニヤけてしまいますね。
奈緒ちゃんの努力が物凄く役に立っている…!嬉しい限りです。
それはそうと、特殊能力者のリストって…簡単に入手出来るような物なのですかね…?

キャリア

Charlotte (シャーロット) 第13話 「これからの記憶」【感想コラム】
画像引用元:(C)Visual Art’s/Key/Charlotte Project

探索能力を手にした有宇は、様々な国に旅立ち、能力者から能力を奪って行きます。
しかし、ある国で、探索能力では能力者と表示されていたのに、能力者から能力を奪っても何も手に入りません。
どういうことだ?と思った有宇は、能力を奪った相手の心の声を読みます。
すると「キャリア」と言う、情報を得る事に…。
キャリアとは、能力に感染してはいますが、まだ発症していない能力者の事だったのです。
発症前の能力を奪う事は不可能。そこで有宇は、「特殊能力は病」。
病なら病状を悪化させる事によって能力を発症するのではないか。と考え
全てのキャリアの病状を、病気を悪化させる能力を使い、無理やり能力を引き出し奪う事にします。
キャリアから能力を奪う事に成功する有宇。
次からは、能力者だけではなく、キャリアからも能力を全て奪う事を決意する…。

この時点で、どれだけの能力を有宇が所有しているかは分かりませんが…
既に、化け物染みていると思います…。
複数の能力を所持していて、暴走しないかヒヤヒヤします…。
能力を使い分け出来ているのが凄いなと感じましたね。
病気を悪化させる事により、病気(能力)を無理やり引き出す…。
キャリアの人々からしたら、病気が悪化する訳ですから…かなり苦しいのではないでしょうか…。

死神

]膨大な数の能力を所持した有宇は眠る事すら出来ない体になってしまう。
眠ってしまえば、寝ている間に無意識のうちに破壊活動を行ってしまう状態になってしまった有宇…。
眠る事も出来ずに、特殊能力者から能力を奪い続ける有宇は次第に自我を失って行く。
特殊能力者から能力を奪って行く有宇は世界各国で噂され、指名手配になっていた。
右目が見えない事から、有宇は『隻眼の死神』と呼ばれ命を狙われ続ける…。
自我を失い壊れる寸前だった有宇は、友利から貰った英単語帳を見て涙する…。

寝なくても良い能力を奪っていた有宇でしたが、目の下に物凄くクマが出来ていました。
やはり寝ないと疲れが取れないのでしょうね…。
しかし、寝てしまうと…知らない間に破壊活動をしてしまう。永遠に休む事が出来ない有宇を見ているのが辛かったです。
死神と呼ばれ、各国で命を狙われ自我を失って行く有宇を見るのも辛かったです…。
ですが、自我を失っていた有宇が、奈緒ちゃんから貰った英単語帳を見て泣きながら後悔していた姿は…有宇と一緒に泣きそうになりました…。

帰還

Charlotte (シャーロット) 第13話 「これからの記憶」【感想コラム】
画像引用元:(C)Visual Art’s/Key/Charlotte Project

最後の能力者から能力を奪った有宇は、賞金稼ぎにボウガンで打ち抜かれ意識を失います。
そんな有宇の元にヘリが近づき、ヘリの中から隼翼が現れ…
次に有宇が目を覚ますと、そこは病院のベッドの上。
『ようやくお目覚めですか?』と、友利は有宇に語り掛けます。
約束を守ってくれた有宇に対して友利は笑顔で話しかけます。
しかし、有宇は膨大な能力を奪い記憶を失っていたのです…。
「あなたは誰?」と有宇に問いかけられた友利は「貴方の恋人です」と答える。
見覚えの無い恋人に有宇は疑問を抱く…。
記憶を失った有宇が、英単語帳を最後まで所持していて、無事に帰ってきた事に涙する友利…。
そして笑顔で…『おかえりなさい』。
友利は心から、有宇が帰ってきた事に喜びを見せる…。

奈緒ちゃんにつられて泣きました…。奈緒ちゃんの涙と笑顔が、作った物でなくて本当に心からの涙と笑顔だったからです…。
有宇の自我を最後まで守ったのは、奈緒ちゃんの英単語帳。つまり奈緒ちゃんが有宇を守っていた事になりますよね。
そして有宇も、奈緒ちゃんとの約束を守り続けていた…。
2人の思いと絆に涙してしまいますね。
これが…『愛』なのでしょうか…?

Charlotte (シャーロット) 第13話 「これからの記憶」感想

Charlotte (シャーロット) 第13話 「これからの記憶」【感想コラム】
画像引用元:(C)Visual Art’s/Key/Charlotte Project

一時はどうなるかと思った最終話でしたが…筆者的には満足かなと思います。第13話だけに詰め込み過ぎた感は凄くありましたが…。

一番疑問に思ったのが、隼翼は何故…有宇の居場所が分かったのか…ですね。有宇が最後の能力者から能力を奪った後に、隼翼が有宇を助けに来るのが謎でした…。

何処から来たんだ隼翼!?ってなりましたよ。

それにしても、各国に様々な能力がありましたが…能力の種類は本当に無限大なのですね…。病気を悪化させる能力で、病状を悪化させる有宇が一番「死神」だと筆者は感じました。実際に使われたら…たまったもんじゃないですよ…!

他の能力も実際に存在したら、とんでもない能力ばかりですがね…。

この第13話は、皆さん賛否両論あると思いますが…。筆者が、この第13話に満足した理由は…。有宇に対しての、奈緒ちゃんの心からの笑顔ですね。そう、全ては奈緒ちゃんなのです。

あんな笑顔を見せられたら…つまらない。なんて言えないでしょう…?そうでしょう…?!

様々な展開を見せて下さった『Charlotte (シャーロット)』でしたが本当に面白かったです。「成長」。「絆」。「幸せ(日常)」。「生きる事の難しさ」。等、視聴者に様々な事を伝えて下さったアニメだったと思います。

アニメ『Charlotte (シャーロット)』を見る事が出来て、筆者は幸せだと言えます。

本当にありがとうございました!

文章:kyouei-サイコ高橋

Charlotte (シャーロット) 週刊感想コラムのまとめ

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