主人公の鹿島竜一と、弟の虎太郎は、両親を飛行機事故で亡くしてしまった。そんな親を亡くしてしまった兄弟を引き取ったのは、同じ飛行機事故で、息子夫婦を亡くした「森ノ宮学園・理事長」の森ノ宮羊子だった。
竜一は、面倒を見てもらう代わりに、学園で働く教職員のために設立された保育ルームが人手不足だったため、それを補うために作られたベビーシッター部で働くことに…。
『 学園ベビーシッターズ 』その1 いざ、森ノ宮学園へ…
両親を飛行機事故で亡くしてしまった竜一、虎太郎のもとに、森ノ宮学園の理事長の秘書がやって来て、理事長が二人を引き取りたいと言う申し出がある事を伝えます。
そして、二人は理事長がいる森ノ宮学園へ訪れ、理事長室へ行くと、そこにはキャラの濃い理事長が待っていました。
理事長の髪型のインパクトがすご過ぎました!あれは天然なのか、それともあてているのか!?虎太郎も思わず「もじゃもじゃ」と言ってましたね。
世の中はgive and take!

理事長は、「世の中はすべてgive and take!働かざる者食うべからず!」と言って、二人の面倒を見る代わりに、交換条件として「授業時間を除いたすべての時間を学園内にある保育ルームでベビーシッターとして働いてもらう」と竜一に告げます。
秘書に連れられ保育ルームに行く事になった。その保育ルームは学園で働いている教職員の為に設立したもの、予算が追い付かなかったため人手不足だった。それならばと、学園の生徒に手伝ってもらおうとベビーシッター部を立ち上げようとしていたのが、理事長の亡くなった息子夫婦でした。
交換条件はわかりますが、授業時間を除いたすべての時間というのは少々厳しいのではないかな?
お名前列車!
竜一が保育ルームのドアを開けると、そこには虎太郎と同じぐらいの子どもたちがいた。
子どもたちに「先生は?」と竜一が尋ねると、子どもたちが保育ルームのスタッフの兎田の元に駆け寄り、一人の男の子が「こいつ」と言って赤ちゃんと一緒に寝ていた兎田を起こした。
竜一たちに子どもたちが「お名前列車」という自己紹介をしてくれて、しばらくして兎田があがりの時間だからと抱っこしていた赤ちゃんを竜一に預けて、帰ってしまう…。お名前列車の破壊力がすご過ぎました。子どもたちの可愛さに心を掴まれました!
虎太郎が!!
竜一が子どもたちのお世話をしていると、お迎えの時間になり、学園内で働いている母親たちが迎えにやって来た。鷹くんの母親が、仕事が残っていて迎えに行けなかったので、代わりに竜一と同級生で鷹くんの兄の狼谷隼が迎えに来ました。
子どもたちがみんな帰ったあと、竜一が虎太郎の相手をしようと思ったら、虎太郎が熱を出して倒れてしまう。急いで虎太郎を抱え、近くの小児科へ向かいます。
子どもは急に熱とか出ちゃいますよね…。虎太郎は表情がわかりにくいだけに判断が難しそうです。
『 学園ベビーシッターズ 』その1の感想

アニメで、両親が事故で亡くなるというパターンはよくあるとは思いますが、面倒を見る代わりに学園内でベビーシッターをするという設定は面白いなと思いました。
虎太郎はもちろんですが、保育ルームの子どもたちも、とっても可愛くて癒されます。
竜一が、初めて子どもたちに会った時に、子どもたちが、お名前列車という自己紹介をしてくれるのですが、そこで一瞬にして心を掴まれました。
一人の女の子がママゴトをしていて、自分がお母さんの役で保育ルームにいる赤ちゃんを自分の子どもの役にしようとしていて、現実でもそうですが、やはりアニメの中でも男の子より女の子の方がマセているのだなと笑わされました。
ただ単に癒されるだけでなく、今回は病院でのシーンですが、思わず泣いちゃいそうな感動する場面もあり、家族の絆や温かさを感じて、何だか観終わったら、ほっこりして、ハートフルになるアニメです。
文章:kyouei-弥生いろは