『 たくのみ。 』第8話、放送されましたね。今回はみちる(CV:今村彩夏)にフォーカスしたお話になっていました。ここ数回の放送ではみちる以外の3人を中心に据えたエピソードが多かったですが、今回はみちるの担当回だったようですね。
今の会社に転職して早くも3か月。そんなみちるが人生初のプレゼンをすることになったのですが、本人は不安でいっぱいな様子でした。
はじめてのプレゼンを迎えたみちるはどうなったのでしょうか?お酒を片手に見てゆきましょう!もちろん、未成年の飲酒はダメですよ。
初プレゼンはグダグダだったけれど…

みちるのはじめてのプレゼンはグダグダでした。マイクの電源を入れ忘れたり、慌てて電源を入れたマイクがハウリングを起こしたりとてんやわんや。プレゼンそのものは何とか乗り切ったみたいですが、隣にいた花森さん(CV:安野希世乃)がたくさんフォローをしてくれたのでしょうね…
プレゼンに限らず、人前で何かを発表するのって難しいですよね。伝えたいことをわかりやすく伝えることや限られた時間内に内容をまとめることはなかなかに骨が折れます。それ以前に緊張してうまく話すことができない場合もありますしね。
みちるも夢のなかではスマートにこなしていましたが、現実は夢のようにはいかなかったようです。
ですが、みちるのプレゼンのおかげで新規案件を受注することになりました。プレゼンはアレでしたが、結果としてみちるは新規案件をゲットすることができました。本人は状況が呑み込めず固まっていましたね。ただ、ボーナスの額が上がることを聞いたときはピクッと動いていました。
「ステラハウス春野」で祝賀会!
みちるが新規案件をゲットしたことを聞いた香枝さん(CV:小松未可子)と直さん(CV:安済知佳)はみちるを祝福します。直さんは「祝賀会だな!」と言ってお酒を飲むことに理由をつけていましたけど。
さて、そんな祝賀会に登場したお酒が今回ピックアップされるお酒です。そのお酒は「角瓶」こと「サントリー角瓶」です。国内産ウイスキーとしては言わずと知れたロングセラー商品ですね。お酒を飲まない人でも名前は聞いたことがあるのではないでしょうか?
そんな「角瓶」を使って直さんが角ハイボールを作っていましたね。ソーダの炭酸が抜けないようにそーっとグラスに注ぎ入れ、ゆっくりとかき混ぜられた角ハイボール。そして、香枝さんお手製の鶏のから揚げ(揚げたて)。これはたまりませんね。深夜に見るには危険すぎる飯テロですね。
「角ハイボール×鶏のから揚げ」という定番でベタで王道なコンビが不味いわけないんです。そんなの美味しいに決まっているんですよ!
「角瓶」の豆知識

今回登場した「角瓶」ですが、直さんからたくさんの豆知識が披露されていましたね。この「角瓶」というお酒はソーダで割ること、つまり角ハイボールにして飲むことを前提として作られている国産ウイスキーだそうです。発売は1937年からはじめられており、そのブレンドを少しずつ変えながら販売が続けられているらしいです。ロングセラー商品だとは思っていましたが、まさか90年以上とは思いもしませんでしたね。
さらに驚いたのは「角瓶」という名前の由来です。その名前の由来は容器の独特な形にあるのですが、その形状は1937年の発売当初から変わっていないそうです。また、「角瓶」というのは通称で、本来の名称は「サントリー角瓶」といいます。
ですが、もともとは「サントリーウイスキー」という商品名だったそうです。1950年代に名称が変更されたとのことです。あの独特な亀甲模様を見た人びとが「角瓶」と呼びはじめたことをきっかけにして、その呼称が定着したみたいです。今では正式な商品名にもその呼称が使われているのですから、驚きですよね。
筆者自身、ウイスキーをあまり飲むほうではないので、それらの豆知識のほとんどを知りませんでした。なんだか勉強になりましたね。
先輩・花森さんの鮮やかなフォロー
新規受注が決まったところまではよかったのですが、その結果としてみちるがオーバーワーク気味になってしまいました。日々の業務のなかで疲弊してゆくみちるですが、「自分がやらなきゃ」「頑張らねば」と気負ってしまいます。新規受注に関する業務を早く進めなければという焦りがあったのかもしれません。
ですが、業務をサクサク進めることができなかったり、会議に遅刻してしまったりと仕事がうまく回りません。そんなときに声をかけてくれたのが、先輩の花森さんでした。花森さんはプレゼンのときにもみちるのとなりにいましたね。花森さんはみちるを気遣ってくれたり、業務を手伝ってくれたりしていましたね。実に良い先輩だと思います。
会社の祝賀会でも、自分が新人の頃の失敗談を語ってみちるを元気づけていましたね。花森さんの話を聞いて元気を取り戻したみちるは角ハイボールを勢いよく飲んでいました。
筆者的に、お酒を飲んだ花森さんの口調がちょっぴりくだけた感じになっているのが最高だと思いますね。声も普段より少しだけ低めになっており、ちょっと気を抜いている様子がすごくイイです。
以前も似たようなことを書いたような気がしますが、ちょっと油断しているお姉さんってイイと思いませんか?特に普段「デキる人」という印象がある人が少しだけ見せるスキとかたまらないですよね。別にそれが弱みでなくてもいいんです。口調やしぐさのちょっとした変化だけでもグッときます。
アニメ『 たくのみ。 』第8話「角瓶」の感想

今回はみちるの仕事を中心にお話が進んだ回でしたね。オーバーワークになってしまい、仕事をうまく処理できなくなったみちるをフォローしてくれた花森さんの優しさを感じました。
また、一緒に住んでいる香枝さんや直さんが新規案件受注を一緒に喜んでくれたのも良かったですね。みちるが頑張っていたことを知っていた「ステラハウス春野」の同居人たちがお祝いをしてくれる。そういう関係って本当に貴重でかけがえのないものだと思います。
今回は「角瓶」の豆知識もたっぷりと知ることができた良い回でしたね。来週の放送ではどんなお酒が紹介されるのでしょうか?
次回が楽しみですね!