弱虫ペダル GLORY LINE 第8話 「2日目、スタート!!」【感想コラム】

弱虫ペダル GLORY LINE 第8話 「2日目、スタート!!」【感想コラム】

いよいよインターハイ2日目が始まります!着順スタートの為、先頭に追い付き人数を揃えたチームが圧倒的に有利となります。果たして、最初に先頭に追い付き人数を揃え先行出来るのは…どのチームなのか…。

去年のインターハイ2日目では、田所さんが体調不良で失速していましたが…今年の総北は…万全の状態で2日目をスタート出来るのか心配ですね。1日目で、手嶋さんと鏑木君がボロボロな状態でしたので…。

総北が1人も欠ける事無く、好スタート出来る事を祈りつつ…第8話のレビューに入りたいと思います!

弱虫ペダル GLORY LINE 第8話 「2日目、スタート!!」あらすじ

インターハイ2日目がスタートし、選手が1日目の着順スタートで次々と走り出す。少しでも早く先頭の今泉と鳴子に追い付こうと坂道と手嶋がペダルを回すが、鏑木は自身の様子がおかしい事に気付く…。一方、中々ペースを上げない箱根学園だったが、それは司令塔の黒田を合流させる為だった。

そんな中、不調の鏑木がチームから千切れてしまう。鏑木を助けに行こうとする坂道を、箱根学園を警戒して止める手嶋。そこに青八木が口を開き……。

弱虫ペダル GLORY LINE 第8話 「2日目、スタート!!」【感想コラム】
画像引用元:©渡辺航(週刊少年チャンピオン)/弱虫ペダル04製作委員会

緊張の鏑木

インターハイ2日目スタート前。緊張からか、大量の冷や汗を流し、息を切らしている鏑木…。そんな鏑木の肩に手を置き、手嶋が声をかける。

『鏑木、調子はどうだ?』

手嶋の言葉に鏑木は『えっ!?なんですか!?』『さっきから、観客がうるさくて何も聞こえないんですけど!』と緊張を露にする。手嶋が鏑木に緊張しているなと言うと、鏑木は逆ギレしてしまう…。

そんな鏑木を見かねて、青八木が声をかけるが…鏑木は『あ?なんだ青八木!』と先輩である青八木に対して、荒い口調…タメ口で返事をする。

神様から預かった便箋がある。冷静になって俺に付いてきたら渡すと言う青八木。鏑木は『ケチだ青八木!』と冷静になってもタメ口で答える。

手嶋は、鏑木に対して『青八木さんだ』と伝え、ようやく鏑木は謝罪の言葉を述べる。兎にも角にも、鏑木の緊張は治まった。インターハイ2日目がスタートする…!!

いや、本当に鏑木君…生意気すぎでしょう…。緊張してても、先輩を呼び捨てになんて普通はしませんよ…。1年生なのに、3年生の先輩を呼び捨てにしたり、逆ギレしたりと…鏑木君、リアルだったらぶん殴られてもおかしくないですよ!!生意気な1年生を手懐ける青八木さんの姿に笑ってしまいましたね…!

そして、多分ですが…鏑木君は青八木さんの事を尊敬していない。見下しているのでしょうね。少しでも尊敬していれば、呼び捨てなんてあり得ないですからね…。きっと、青八木さんよりも、自分の方が強いと思っているのでしょう…。

青八木さんの方が…鏑木君よりも強いから!!……強いから!!!!

足を緩める箱根学園

山に入ると同時に、小野田が前に出て手嶋達を引く。手嶋は小野田に『山に入ってもし、箱学が足を緩めたら遠慮なく前へ出て全開で踏め。その時が箱学に先行できるチャンスだ』と伝えていた。加速する箱学。遅れを取らないようにペダルを踏む小野田。

『もうすぐだ!きっと緩める!速度を!俺ならそうする!』と叫ぶ手嶋は『きっかけを作りたい!一瞬で良い…箱学の前に!』と小野田に伝える。

手嶋の言葉に、「ハイケイデンスクライム」で箱学を引き離す小野田…。すると、手嶋の読み通り…箱学は足を緩める…。

『箱根学園には、もう1人…黒田が残ってる!黒田は昨日のゴール前で落車して、しばらく動けていない。あいつがゴールしたのは俺たちより後だ』
『黒田は箱学の指揮系統…絶対一緒に走らせたいはずだ!』

手嶋の予想は見事に的中し、総北は箱根学園に圧倒的に有利な状況を作り出す…。ハイペースで山を登って行く小野田・手嶋・青八木・鏑木。

しかし、鏑木が苦痛の表情を見せる……。

手嶋さん…流石ですね…!完璧な読みでしたね…!そして、手嶋さんのオーダーを完璧にこなす小野田君…。本当に小野田君は「役割」を与えた時、物凄く強くて頼りになりますね!!箱根学園は黒田さんを回収する為に、集団まで下がります…。しかし、黒田さんを回収した後は驚異的なスピードで追いついてくるでしょう…。

一方、総北は…鏑木君の様子がおかしいですね…。何度も千切れそうになっています。スタート前の緊張も、体調不良に繋がっていたのかもしれませんね…。

仲間の為に…青八木、動く!!

弱虫ペダル GLORY LINE 第8話 「2日目、スタート!!」【感想コラム】
画像引用元:©渡辺航(週刊少年チャンピオン)/弱虫ペダル04製作委員会

先頭に追い付く為にスピードを上げる小野田・手嶋・青八木。鏑木の声がしなくて振りむく手嶋…そこに鏑木の姿は無かった。

『いつからだ…鏑木は、いつからいない!?』
『千切れたのか途中で…何やってんだ手嶋純太!』

手嶋は、先頭に追い付く事に集中していて、鏑木の事を考えていなかった自分に怒りを見せる…。体調不良で千切れた鏑木…。小野田は『直ぐに助けに行かないとですね!』と言い、沸き上がるプレッシャーと強い意志を見せる。しかし、手嶋に止められてしまう…。

『ダメだ、下がるな。救出は許可しない。俺達は先頭に追いつく。それが最優先事項だ!』
『お前には、やるべき仕事がある。もう…去年みたいに自由には動けないんだ…』

手嶋は辛そうに、小野田に告げる…。そんな手嶋に、小野田は『待ちましょう!せめてペースを落として鏑木君が追いつけるように!』と伝えるが、手嶋は『出来ない』と即答する。箱根学園がもうそこまで追いついて来ている事を小野田に伝える手嶋。

鏑木を助けに行きたくても、助けに行けない状況に小野田は苦痛の表情を見せる。そんな状況の中、青八木が口を開く。

『純太、少し用事を思い出した。一旦下がっていいか?』
『後ろにバカを1人忘れて来た』

去年のインターハイ2日目と同じで1人…千切れましたね…。

千切れたのは1年生の鏑木君。よし、置いていきましょう!と言いたい所ですが…仲間を見捨てないのが総北の良い所ですよね!

小野田君が鏑木君を助けに行ってしまうと、圧倒的に不利ですから…手嶋さんも止めるしかないでしょうね。山を上っている最中ですし、箱根学園にはクライマーが2人いますからね。

もし小野田君が、鏑木君を助けに行ってしまうと…総北は手嶋さんしかクライマーがいません。そして手嶋さんは1日目の疲労が残っているでしょうし…実力的にも申し訳ないですが…箱根学園の方が圧倒的に強いです…。

小野田君を失う=総北は負けると言っても過言ではないでしょう…。

しかし…!青八木さんが動く…!

これは、次回の第9話では…青八木さんが鏑木君を助ける為に下がるのでしょうか…?でも、青八木さんはスプリンターですよね…。鏑木君を引っ張って山を上って…手嶋さんに追いつけるのでしょうか…?!追いつける気が全くしませんよ…?!

弱虫ペダル GLORY LINE 第8話 「2日目、スタート!!」感想

弱虫ペダル GLORY LINE 第8話 「2日目、スタート!!」【感想コラム】
画像引用元:©渡辺航(週刊少年チャンピオン)/弱虫ペダル04製作委員会

鏑木君が色々と酷いです。スタート前に、タメ口などでイキっていたのに…チームから千切れてるし…!
体調不良の人間は事前に伝える事と、手嶋さんに言われていたのにも関わらず、全く問題ないと答えていて…実際には体調不良だったなんて…。

正直、チームをかき乱すだけの存在になっていますね…。

体調不良などは、本当に伝えておくべきだったと思います。プライドが高いとか、プライドなんて本当に一切、役に立ちませんよ。プライドが高いのならば、強さと結果を見せて欲しい物ですね…。

先輩の言う事を一切聞かない、鏑木君によって総北はチャンスから一転、ピンチに陥りました…。そして、鏑木君を助けに行こうとする青八木さん…。青八木さんに対して、鏑木君はタメ口で…見下している感じなので…青八木さんが助けに行っても、喜ばない気がしますね。

助けに来てもらっても、当然だ!みたいな生意気な感じを出しそうなんですよね…鏑木君。

うーん…青八木さんが下がると…総北は2人、箱根学園は5人で先頭を追う事になるんですよね…。間違いなく、箱根学園が先に先頭に追い付いてしまいますね…。インターハイ2日目がスタートして間もないですが…総北はピンチに陥りました!

果たして第9話で、総北は…どう動くのか、青八木さんは鏑木君を助けに下がるのか。不安が多いですが…どういう展開になって行くのか…第9話が楽しみな所です!

※第8話の感想が…鏑木君の事だけで終わってしまった…(´・ω・`)

文章:Kyouei-サイコ高橋

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