りゅうおうのおしごと は、自分に必要なものが見えてくる

りゅうおうのおしごと! は、自分に必要なものが見えてくる

TVアニメ「 りゅうおうのおしごと! 」。ライトノベルから生まれた本作品は、2018年1月の冬アニメでアニメ放送されました。このコラムでは、そのTVアニメ「 りゅうおうのおしごと! 」を見ていて自分なりに気づいた、「自分に必要なもの」について、コラムを書いてみました。

主人公の 九頭竜 八一(くずりゅう やいち)

“九頭竜 八一”(くずりゅう やいち)。福岡県大野市出身の2000年8月1日生まれ。このアニメで第一巻時点では16歳で段位は八段でした。主人公の名前である八一の名の由来は、将棋とは一切関係なく誕生日が8月1日であるためこの名になったのです。

では、ここからストーリーも混ぜて書かせていただきます。

りゅうおうのおしごと! のあらすじ

九頭竜八一は、16歳にして将棋界の2大タイトルの一つでもある『竜王』を獲得したものの、その後大スランプに陥り、公式戦において11回連続敗北を喫していた。

そんな3月のある日、自宅に帰った八一はなぜか小学生の女の子に出向かえを受けるのです。この小学生雛鶴あい(ひなづるあい)は竜王戦で八一と交わした約束から、八一に弟子入りを申し込む。

弟子をとることなど考えたこともなかった八一は、「一度対局すれば帰るだろう」

と軽い気持ちで対局するが、あいの非常に高い将棋の才能に気付きそのまま弟子として彼女を育てることに決めるのです。

ある日将棋連盟会長に呼び出された八一は、これもまた小学生の女の子を弟子に取ることになるのです。彼女の名前は夜叉神天衣(やしゃじんあい)

あいの才能を伸ばすためには同世代のライバルが必要であり、天衣にとっても同じことが言える。

夏休み

りゅうおうのおしごと! は、自分に必要なものが見えてくる

あい達は最大の女流棋戦『マイナビ女子オープン将棋トーナメント』に出場するため東京をめざしていた。女流棋士やアマチュア強豪が参加する中、あいと天衣は才能を存分に発揮し、順調にトーナメントを駆け上がっていきます。

16で竜王となり将棋界に名前が知れ渡りその上、雛鶴あい 夜叉神天衣の二人の小学生を弟子にする。

どんなことに対しても、才能を認められることや期待を受けることは嬉しい事だと思うのですが、その反面、怖さや不安もあると思います。

歳が若いとか関係なく回りや世間の期待は一人で背負うには苦しい事も多くあると思うのですがこのアニメでは、どんな場面においても己に勝てるのは己自身の勇気と根性と燃えるように熱い信念なのだと言われているような気さえしてしまうストーリーです。

何事においても一番の敵は自分自身なのだと気付かされました。

自分の意思でどんな大人にも子供にもなれる

りゅうおうのおしごと は、自分に必要なものが見えてくる

『まだ小学生なのだから』とか『もう大人なのだから』とか現実いろんなところで耳にしますし、私もよく言われたりします。ですが、それらは全て自分が決めることであって、また、自分にしか変えられないものではないでしょうか?

他の人がどんな風に思おうと、やっぱり自分の殻を破るのもそのタイミングもすべて自分にかかってくるものだと思います。

『子供だから』や『大人だから』の概念は、勝手に作り上げられたものです。自分の意思でどんな大人にも子供にもなれ、それと同じように、どんな人生でも掴むことが可能なのです。

人の上に立つことが全て悪いわけではなく、上からばかり物事を見ていてはだめ。その反対に、下から上ばかりを見ていてもだめ、自分の立ち位置を踏まえて、バランス良く物事を見る事が大切であるということ。その事をこのTVアニメ「 りゅうおうのおしごと! 」を見て教わりました。

文字数制限の中では伝えきれていない部分も多くあると思いますが、このTVアニメ「 りゅうおうのおしごと! 」をただの将棋アニメだとはおもわず、一度視聴することをおすすめします。

文章:kyouei-PAN

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