今期イチオシのオリジナルアニメ『 多田くんは恋をしない 』。みなさんはご覧になっていますか?今回は第1話に登場したキャラクター以外の主要キャラクターが登場しましたね。いよいよ、物語が動き出した感じがあります。
それでは、第2話を見てゆきましょう!
“和”にこだわった食と住
冒頭に登場したのはアレク(CV:下地紫野)とテレサ(CV:石見舞菜香)が住んでいるお部屋でしたね。第1話で探していた「Grand Palace GINZA」の一室だと思われますが、その内装は至る所に”和”のテイストが盛り込まれていました。
たとえば、部屋に置かれている家具には、階段箪笥や座卓、掛け軸などがありました。さらに、テレサの自室とリビングを隔てている扉はどんでん返しの隠し扉でしたね。見ながら「忍者屋敷か!」とツッコミを入れてしまいました。
アレクが用意していた朝ごはんも「THE 日本の朝ごはん」でしたね。白米と梅干し、炙ったのり、味噌汁、納豆、菜の花の和え物、温泉たまごという和食フルセットな内容でしたね。トレーの上の丁寧に下ごしらえされた食材を見ただけで、アレクの料理上手っぷりが伺えます。
そして、「ナットゥー」という響きが耳に残りました。
写真部の面々登場!その関係性やいかに?
今回は公式HPで紹介されているメインキャラクターの多くが登場しましたね。とりあえず、写真部のメンバーは全員出てきましたよ。ここで登場したキャラクターを軽く紹介しておきましょう。
[aside type=”boader”] 多田 光良(ただ みつよし)―CV:中村悠一銀河大学付属恋ノ星高校に通う2年生。写真部に所属している。口数は少ないが、真面目で仲間想いの心優しい青年で、周囲の人間に自然と気配りができるため、周りから慕われている。
テレサ・ワーグナー(てれさ・わーぐなー)―CV:石見舞菜香
ヨーロッパのラクセンブルクから日本にやってきた留学生。金髪に翡翠(ひすい)のような澄んだ緑色の瞳をした美しい少女。明るく素直な性格をしており、キラキラとした笑顔が印象的。
伊集院 薫(いじゅういん かおる)―CV:宮野真守
多田の幼馴染で、写真部の部員の一人。黙っていれば容姿端麗なイケメンだが、残念ながらいつも大体騒がしい。代々続く銀座の老舗料亭の跡取り息子で、料理が得意。
アレクサンドラ・マグリット(あれくさんどら・まぐりっと)―CV:下地紫野
ラクセンブルクからテレサとともに留学してきた転校生で、赤い髪としなやかなスタイルが印象的な美少女。テレサとは幼馴染で、親友兼保護者のような存在。頭脳明晰で身体能力も高く、常に冷静沈着なしっかり者。周囲からはテレサからは「アレク」と呼ばれている。
杉本 一(すぎもと はじめ)―CV:梅原裕一郎
多田や伊集院の一つ上の先輩で、写真部の部長。部員たちからは「ピン先輩」と呼ばれている。頭脳明晰で成績もよく、写真の腕もかなりのものだが、考えていることが大体口に出てしまう残念な人。幼馴染の日向子とよく口喧嘩をしている。
長谷川 日向子(はせがわ ひなこ)―CV:石上静香
杉本の幼馴染で、写真部の部員の一人。写真部には半ば強引に入部させられている。いわゆる優等生で、何事もそつなくこなす常識人。多田や伊集院のクラスメイトで、学級委員を務めているため、写真部の部員たちからは「委員長」と呼ばれている。杉本のことを「はじめちゃん」と呼んでいる。
山下 研太郎(やました けんたろう)―CV:下野紘
多田や伊集院の後輩で、写真部唯一の一年生部員。細身の長身で、ふわふわな猫っ毛をしており、前髪をいつもピンでとめている中性的な美少年。ただのことを心から尊敬しており、犬のように懐いていることから「山下犬」と呼ばれている。
多田 ゆい(ただ ゆい)―CV:水瀬いのり
多田の妹で、黒髪おかっぱがよく似合う明るく元気な少女。山下に憧れており、密かな恋心を抱いている。どうやら本人はその気持ちを隠しているつもりのようだが、とても分かりやすいため、周囲にはバレている。[/aside]
こんな感じに個性的なキャラクターが揃っているわけですが、このキャラクターたちの関係性もちょっとずつ見えてきましたね。第1話ですでにわかっていた伊集院とテレサの上下関係に加えて、ピン先輩と委員長の痴話喧嘩幼馴染や山下に淡い恋心を抱くゆいといったさまざまな矢印が見えてきました。
これこれ!いいラブコメがきましたよ!
いろいろな関係が交錯しながら進んでいくラブコメ。最高っすね~。
「いい写真撮ったら勝ちよ!バトル」がハイテンポで楽しい!
Bパートでは、写真部の体験入部の一環として、「いい写真撮ったら勝ちよ!バトル」なる催し物が開催されていましたね。その内容は「いい写真撮ったら勝ち!」という実にシンプルなものでした。つまるところ、写真撮影鬼ごっこですかね。
そんな鬼ごっこは2チームに分かれて行なっていました。Aチームは多田、テレサ、山下の3人、Bチームはピン先輩、委員長、伊集院、アレクの4人でしたが、Bチーム、というかアレクの動きがすさまじかったですね。無駄のない移動スピード、尋常じゃないレベルの索敵能力、神出鬼没な身のこなしと、一人だけレベルが段違いでした。
アレクのすごさで隠れがちですが、山下の嗅覚もとんでもなかったですね。ちょっと前に会ったばかりのアレクのにおいをかぎ分けていましたからね。「アレクさんのにおいがする」と言って居場所を特定したときは驚きました。
ハイテンポでスピーディーな展開でしたが、最終的に勝利したのはBチームでした。アレクが撮影した多田とテレサの写真が一番に輝きました。たしかに、あの写真は良かったですね。多田とテレサの2人が顔をあわせて笑っている瞬間を見事に切り取っていました。
負けてしまったAチームも面白い写真がありましたね。どの写真にもピン先輩が写っていましたけどね(笑)
今回もカメラの作画は絶好調!
第1話の感想コラムにも書きましたが、カメラの描き込みが素晴らしかったですね。多田がもっているカメラはNikonの「D7200」でしたが、ピン先輩はCanonの「EOS 80D」をもっていましたね。ちなみに、「EOS 80D」の価格は96,000円(本体のみ)ほどします。どえらいカメラを使っていますね。
山下が使っているカメラはPanasonicの「LUMIX DMC-GF7W」だと思われます。こちらのカメラはピンク色が特徴的なミラーレス一眼ですね。ただ、このモデルは現在生産が中止されています。
EDのクレジットにも、NikonやCanon、Panasonicなどが協力に名を連ねていましたね。そんななかにはタムロンの文字が!タムロンはカメラのレンズを販売している企業ですね。カメラを趣味にしている方ならご存知でしょうか?
このような協力を得ながら、カメラの作画がされているんですね。あの細かいカメラの描写にも頷けます。
アニメ『 多田くんは恋をしない 』第2話「まぁ、間違っちゃいない」の感想
TVアニメ『 多田くんは恋をしない 』第2話、いかがでしたか?
今回はメインキャラクターが勢揃いしましたね。それに伴って、写真部やキャラクターの関係性が描かれました。これからどんどん面白いことになってゆくことが予想されますね!
あと、やっぱり伊集院は便利ですね。物語のなかで的確にツッコミを入れたり、物事の説明をしてくれたりと、お話を進行させるうえでとても良い役割を果たしていると思います。特に、テレサとアレクが体験入部をしたときに「とりあえず、じゃんじゃん写真を撮ろう!」と言ってくれたときは、「このキャラクターは本当に話を回すのが上手だな」と思いました。
本当に先が楽しみになりますね。13日には新キャラクターも紹介されていましたが、果たしてどのように関わってくるのでしょうか?
次回も楽しみですね!