『 弱虫ペダル GLORY LINE 』第14話 「心のつつみ、心の函」。今回は、小鞠君が何故このような狂気人間になってしまったのかが分かる過去のお話がメインです。元々、狂人の素質があったようにも見えますが……!!
そして、近づくスプリントリザルトライン――。
今回で勝者が決まるのか…!?見物です。それでは、第14話のレビューに入りたいと思います。
弱虫ペダル GLORY LINE 第14話 「心のつつみ、心の函」あらすじ
白熱するスプリント争い!岸神は己の「欲」を全て解放させて走る。彼は幼い頃から筋肉(にく)に興味を抱いていたが、由緒ある家の教えから、その欲求を『包み隠していた』。
しかし、中学生の時に御堂筋と出会い「真実が欲しいなら己の全てを差し出すべき」と言う言葉を受け、欲望を覚醒させた。リザルトラインが迫り、泉田と岸神の戦いは更に激化。
箱根学園の主将として走る泉田。「もう包み隠さない!」と解き放たれた岸神。
勝負の行方は――!?
子供の頃の小鞠君は可愛かった…
実は小鞠君。小学生の時は物凄く可愛い男の子だったのです…!
本が好きで、本を毎日読んでいる真面目な小鞠君。表情も幼くて可愛い…。
しかし、小学生の時から…人の腕の太さの違いが気になって仕方なかった様子…。
小学校の授業中に、先生に「この問題分かる人」と聞かれクラスメイト達が手を挙げていると…どうしても腕に目が行く小鞠君。
「どうして人によって腕の太さが違うのだろう?」その疑問は解消される事無く……「他人の腕に触れてみたい」と言う欲望が募るばかりでした。
御堂筋との出会いにより…己を露にする!!
中学生になっても本を読み続けている小鞠君。
最初は本を読む為に…と言う理由で辿り着いたレース場。
しかし、そこには小鞠君が気になって気になって仕方ない筋肉(にく)が沢山ありました…。
中でも小鞠君が気になったのは…御堂筋君の筋肉(にく)でした。
どうしても筋肉(にく)に触れたい小鞠君。でも、筋肉(にく)が好きだ!触りたい!と言うと誰もが気持ち悪いと引いてしまう…。そんな、小鞠君は本を読む素振りを見せながら…御堂筋君の姿をチラチラ見る事しか出来なかったのです。
しかし、ある日。「包み隠す」事でしか生きて来なかった小鞠君に御堂筋君が話かけます。
「真実が欲しいなら己の全てを差し出すべき」
御堂筋君の言葉により、小鞠君は「包み隠す」事を辞め…己を解き放ちます。
欲望を全て曝け出し――今、この時より…小鞠君は本当の自分に生まれ変わります。
解き放たれた人間は強い!!
己を包み隠す必要が無くなった岸神は、筋肉(にく)への欲望だけで走る―。
泉田がアタックを仕掛けても、筋肉(にく)の動きを読み直ぐに追いつく。
そして…遂に岸神が泉田を抜き去る…。
岸神に差を付けられる泉田…果たして追いつき、追い抜けるのか…!?
スプリントリザルトラインはもう目の前。――果たして勝者は?!
弱虫ペダル GLORY LINE 第14話 「心のつつみ、心の函」感想
あんなにも可愛かった小鞠君が…ここまで豹変するなんて…人って変わる物ですね。
でも、自分を抑えて…自分を縛って生きるのは辛いです。
御堂筋君によって「本当の自分」になれたのならば、小鞠君にとって幸せだと思います!
そして…自分を縛っていた物が無くなった人間は、本当に強いです。人間は「自由」の中でこそ…真の力を発揮する生き物だと思います。
今回で、スプリント勝負の決着が付くと思っていましたが…決着付きませんでしたね…!
今の所、リードしているのは小鞠君。このまま小鞠君が先にスプリントリザルトラインを通過するのか…。
それとも…「覚悟」を背負っている泉田さんが抜き返して勝利するのか…!
次回も楽しみで仕方ありません!!
文章:kyouei-サイコ高橋