PERSONA5 the Animation 第３話「A beautiful rose has thorns!」【感想コラム】

ペルソナ5 オープニングのお披露目は４話ということなので、今週はまだお預けです。しかし、２４話中４話も鴨志田に突っ込む構成に、ストーリーが駆け足になるんじゃないかとちょっと不安になりますね。メインキャラが出揃うのは何話になるんでしょう？

ペルソナ5 第３話「A beautiful rose has thorns!」のあらすじ

顧問である鴨志田からの理不尽な暴力に怯え、虐げられるバレー部員たち。
一方、蓮のクラスメイトである高巻　杏も、バレー部員でレギュラー候補である親友の存在をたてにとり、歪んだ欲望を覗かせる鴨志田からの執拗なアプローチに思い悩んでいた。

退学の危機

鴨志田の悪行の証拠をつかむべく、バレー部員に聞き込みを行う蓮と竜司ですが彼らは口を開こうとしません。それどころか、前科の噂が広まっている蓮と問題児扱いされている竜司のコンビが陰口を叩かれているようです。

体罰を学校側が黙認しているとはいえ、生徒に手を出したりすれば流石にかばい切れなくなるとか考えないんですかね…言動全てが純粋に気持ち悪い。

蓮と竜司の前に現れたモルガナ、現実世界では完全にネコです。本人はネコじゃないって言ってますが説得力皆無！仕草とか完全にネコそのもの。ゲームの方も、「スタッフには相当なネコ好きがいるに違いない」とプレイヤーの間で話題になりました。

その翌日、杏の親友である志帆が屋上から身を投げてしまいます。その場から逃げ出したバレー部員の三島から話を聞き、鴨志田の元へ向かった蓮と竜司でしたが、三島を含めた３人を退学にすると言われることに…

進退きわまった蓮は、モルガナの言った「鴨志田を改心させる方法」を聞いてみようと竜司に提案します。最悪の場合は死に至るというなら、死なせずになんとか出来るのではないかと。

モルガナに会うべくパレスへ赴く２人でしたが、彼らの様子を不審がって後をつけてきた杏も一緒に転移してしまいました。

綺麗なバラには棘がある

画像引用元：©ATLUS ©SEGA/PERSONA5 the Animation Project

モルガナは「この城は、鴨志田が心の目で見ている学校だ」と言います。こちらの世界で起きたことを本人は気付いていないが、心の奥底で繋がっているため城が消えてしまえば本人に影響が出ることになり…パレスは「歪んだ欲望が形になったもの」、それが消えるということはパレスの主がマトモになるということに繋がると。

歪んだ欲望が消えうせたとしても、犯した罪が無くなるわけではないので「改心」した後はその重さに耐え切れずに自分から罪の告白をするはず。しかも、パレスが消えてしまえば彼らが何をしたのかも記憶に残ることは無い、と言うのがモルガナの説明でした。

パレスを消すには、その中心で欲望の核となっている「オタカラ」を盗み出せばいいそうですが、盗むためにはまず潜入ルートを確保したうえ、オタカラを実体化させる必要があるのでした。

歪んだ欲望が消えれば「改心」が行われるものの、「欲望」そのものは人間が生きる上で不可欠なものでもあります。全ての欲望がなくなってしまったなら、廃人と同じになり誰かの庇護なしでは生きていけなくなり、もしかしたら死んでしまうかもしれない。それでも「改心」を行う覚悟はあるのかとモルガナは問いかけます。

彼らが話をしている間に、巻き込まれた杏が捕まっていました。鴨志田に寄り添うビキニ姿の自分に驚愕しますが、この杏は鴨志田の願望が形になったものなので、要するにこいつは彼女をこういう目で見ているということで…うーわキモっ！

蓮に励まされ、杏の強い正義感が再び露わになります。大輪のバラのような美しいペルソナ、カルメンの覚醒！剣を奪い取り、ビキニ姿の自分を切り倒して啖呵を切る雄姿と共に戦闘へなだれ込みました。

ペルソナの覚醒を果たした直後は疲労が激しいため、杏に肩を貸して城を出ます。蓮の通学カバンに入っているモルガナですが、パレスでモルガナがしゃべるのを聞いた３人以外には言葉が通じない様子。（でもネコの鳴き声としては聞こえてる）

オタカラを実体化させる方法を聞く蓮ですが、モルガナは「怪盗とくればお次は決まってるだろ？」と言うのでした。

学校の掲示板に山程貼り出された真っ赤な紙、それは鴨志田への予告状！

ペルソナについて

杏が呼び出したペルソナは「カルメン」。

ジョルジュ・ビゼー作曲の同名のオペラが有名ですが、元はスペインを舞台にしたプロスペル・メリメ作の小説で、主人公の女性の名前でもあります。

次回はいよいよ鴨志田編のクライマックス、無事にオタカラを盗み出して改心させられるのでしょうか？

ペルソナ5 感想 のまとめ

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