覇穹 封神演義 第14話 「寄生」ついに描かれた地烈陣【感想コラム】

覇穹 封神演義 第14話 「寄生」ついに描かれた地烈陣【感想コラム】

今回の 覇穹 封神演義 から新しいOPです。やたらと聞仲が目立ちますが、仙界大戦後もやるんですよね?

ともかく、今回もレビューしていきます。

哪吒は戦うために存在する

誰にも必要とされず、1人だった哪吒(なたく)。そんな哪吒を高性能な宝貝で倒しては直す、太乙真人 (たいいつしんじん)。

太乙真人は言います。この宝貝がほしいのなら、太公望の元へ行け、と。

そうして、強い力を手にし太公望の元へ駆けつけた哪吒。

宝貝人間である哪吒は、闘うために存在し、心を満たすために戦いを求めていました。

楊戩と父

覇穹 封神演義 第14話 「寄生」ついに描かれた地烈陣【感想コラム】
画像引用元:©安能務・藤崎竜/集英社・「覇穹 封神演義」製作委員会

そして。楊戩 (ようぜん)は父である通天教主と顔をあわせていました。

「父への伝言をお願いしたい。僕は人間です、と」
「伝えておこう」

互いに他人のように接しつつ、されど互いのことを想っている。
そんな心境が感じられるシーンでした。

立場があるので、お互い親子であることを堂々と口には出せない、といったところでしょうか。楊戩にとっての父は師匠ですが、本当に通天教主への愛が0なら、報告にはいきませんよね? 

地烈陣

ここまでは過去の出来事です。それぞれの想いを胸に、楊戩と哪吒は戦っていました。

――現在。

哪吒は十天君の1人・趙天君(ちょうてんくん)と戦っていました。

趙天君が使うのは、空間宝貝・地烈陣(ちれつじん)

尺の問題か、カットの多い本アニメですが――このシーンに限って、原作の補完をしてくれました。
フジリュー版『封神演義』では、趙天君はあっさり撃破されてしまうため地烈陣の内容は不明でした。

アニメを観るに、大地を揺るがし地形を変化させるタイプみたいです。
強いのでしょうが、哪吒は空を飛び遠距離から攻撃をすることができます。
相性最悪ですね。

趙天君、無念の封神!

ダニの恐怖

その頃、王天君の寄生して体力を奪うダニがそこら中に広がっていて……。

宝貝人間である哪吒や、一部の防御能力を持つ者、天然導師以外はダウンしてしまいます。
敵地だというのに、敵の姿がないのはダニがまかれているからだった。

気づいた頃にはもう遅く、太公望も気力と体力を失いつらそうです。

そんな太公望の元に、道行天尊の弟子である韋護(いご)が登場。

敏感肌の男

覇穹 封神演義 第14話 「寄生」ついに描かれた地烈陣【感想コラム】
画像引用元:©安能務・藤崎竜/集英社・「覇穹 封神演義」製作委員会

敏感肌である彼は、身体を這うダニに気づきすべて潰していたのだとか。
だから、寄生宝貝の影響を受けていませんでした。

王天君は寄生を免れた者から潰しにくる。
そう読んだ太公望は、韋護を哪吒の元へ行かせます。

哪吒はふらふらの楊戩と合流し、さらに韋護と出会います。

そして、3人を飲み込む空間宝貝。

その使い手は、十天君の中でも特別強いとされている姚天君(ようてんくん)、紅一点である金光聖母(きんこうせいぼ)、さらには王天君まで。

 

今週はなかなかイイトコロで終わりました。

ついに、十天君の上位陣との闘いです。その後に控えている聞仲戦も熱いので、楽しみですね。

覇穹 封神演義 週刊感想コラムのまとめ

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