メジャーで綴られた「 本田 吾郎 」の熱い思い

メジャーで綴られる「 本田 吾郎 」の熱い思い

野球アニメの「 メジャー 」。2018年春アニメ「メジャーセカンド」としても放送されていますが、今回は主人公の吾郎が、旧姓の時代、「本田 吾郎」だった時代の、熱い思いについて注目してみました。

「 本田 吾郎 」とおとさん

「メジャー」では、主人公の本田吾郎が5歳から小学校入学までの時期を描いています。家族構成として、吾郎とプロ野球選手でもある茂治(父)と2人暮らしという設定で、お母さんは、吾郎の幼少期(物心がつくかつかない微妙な時期)に病気で亡くなっています。

吾郎は父を尊敬し、いつも「おとさんみたいなすごいピッチャーになる」と口癖のように言っていました。吾郎は父(おとさん)との約束で、毎日、家の近くの公園や保育園の広場を利用して、一人でコツコツトレーニングをしていました。

そして、いつも吾郎を優しく見守っていてくれる存在がいて、その人とは保育園の桃子先生でした。

桃子先生は、吾郎と一緒に野球の相手をしてくれたり、父親が遠征中の時に、自宅を訪れて夕食作りを父に代わってやってくれるお母さん的な頼もしい存在です。吾郎はそのような桃子先生を、亡き母の姿と重ねて見ているようです。

茂治は、一軍半のプロ野球選手です。学生時代に甲子園で活躍して、周囲から期待されてプロに入りました。しかしながら腰の怪我が元で、思うように実力を出せずにいます。ようやく腰が治って、ここらという時に、またもや怪我に泣かされてしまいます。ひじを痛めてしまったのですね。

メジャーで綴られる「 本田 吾郎 」の熱い思い

野球で大切な事を学ぶ

吾郎(9歳)は、父を事故で亡くし3年が経ちました。

小学4年生になった吾郎は、地元のリトルリーグに入るために野球の練習を続けていました。

三船リトルに入団を決めた吾郎でしたが、試合をするには部員が、後3人足りませんでした。そんな中クラスメイトの清水、小森、沢村がチームに加わったことで9人揃うことになります。やっとのことで新生三船リトルが再稼動しましたが課題は残ったままです。それは練習用のグランドが確保できないなどの問題群でした。そういう訳で、三船リトルの部員が9人に達しましたが、部員が揃う前からチームの解散が既定路線に入っていたのです。

「せっかく部員が揃ったのに、解散なんてあり得ない」

チームの存続を賭けて吾郎達は、ある約束を取り付けるところまで、こぎつけました。その約束の内容とは、商店街の人たちで構成している商店会チームと試合をし、その大人たちのチームに勝利すること。それをクリアすれば、三船リトルの存続が認められるというのです。

チームプレーと個人プレーの狭間で・・・

試合が進むにつれ、ピッチャー吾郎の投げたボールは、大人達に打ち込まれてしまいます。チームの仲間がアドバイスするものの、吾郎は聞き入れません。そんな吾郎の暴走を傍目で見た仲間が、耐えかねて野球をやめると言い出す始末。

吾郎の母親となった桃子が応援に来ていて、帰ろうとしていた子供達に声をかけます。吾郎は、ピッチャーを降ろされました。吾郎はピッチャーからキャッチャーへ。キャッチャーをしていた小森君が吾郎に代わってピッチャーへと、メンバーチェンジして試合が続行します。
メンバーチェンジした後、チームワークが良くなってきます。

チームメイトがエラーなどの失敗をしても、小森君が皆に声をかけ続けたお陰でアウトを勝ち取ります。

さて、ノーアウト満塁の場面です。

小森君が第一球を投げました。バッターが打ち返したボールはセカンド方面に上がりました。バッターはセカンドフライに倒れます。

「セカンド、ワナアウト」

と、小森君はマウンドからチームメイトに向かって声をかけます。

次のバッターが打った球は、サードゴロになりましたが、三塁手がエラーをしました。小森君は焦ることなく、その場で直ぐに声掛けをします。

「落ち着いて!セカンドまだ間に合うよう」

その声を受けて、三塁手は素早くセカンドに投げました。三塁走者は、ホームへ突っ込もうとしてリードが大きくなっていました。

小森君は二塁手に向かって、「サード!」と声をかけます。慌てた三塁走者は、三塁にベースに戻り切れずに、タッチアウト。チェンジとなります。

そんな姿を見た吾郎は、唖然としてベンチへ戻りました。安藤監督の一言が吾郎の心に響きます。

「信頼関係を築き上げることでチームワークになる」

と吾郎へ伝えました。

吾郎は、幼い頃から一人でしか野球をして来なかったため、信頼関係・チームワームを知らないで野球をしていました。生まれて初めてチームでの野球を体験した吾郎は、改めて仲間を信頼する大切さ、チームワークの大切さを痛感し、気持ちを切り替えて試合に臨むのでした。

吾郎自身、野球を通し色んな経験をして大切な事を学んで行きます。吾郎の父親は、「野球で吾郎に何を伝えたかったのか…?」吾郎は、そうした問題意識をイメージ出来るまでに成長してきました。

感動や勇気をもらいました。

メジャーで綴られる「 本田 吾郎 」の熱い思い

私は、『メジャー』を見て感動や勇気をもらいました。

吾郎は幼い頃に両親を亡くしました。本当は辛い人生ですが、表面上はそれを感じさせません。著者は、吾郎の精神的な強さに、ほんと毎回驚ろかされます。

そして、吾郎自身、野球を通して、友情・信頼関係・チームワークを学びながら、成長し続けます。その姿には勇気を貰いました。
著者が一番感動したことは、試合の中で何球も投げて、体がボロボロになり、今にも倒れそうになっている吾郎の姿です。仲間が繋げてくれた試合に、負けじと戦う吾郎の雄姿に本当に感動しました。

この作品は、野球一筋の少年による物語になっていますが、誰でも愉しめる作品だと思います。

野球だけではなく、「青春にかける熱い思い。」「チームワークの大切さ。」「信頼関係」を描いた物語にもなっています。

文章:kyouei-薔薇

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