人生の縮図、男のロマン! カブトボーグ の魅力とは?

人生の縮図、男のロマン! カブトボーグ の魅力とは?

人造昆虫 カブトボーグ  V×Vは2006年~2007年に製作・放送されたアニメ作品です。当時はそこまで知名度は高くなかったものの、ニコニコ動画で配信されたのを機にあまりにも常軌を逸した内容から瞬く間に話題になりました。

ニコニコ動画でのタグも1作アニメとしては考えられないほどのタグと専用ページが作られ、その影響力の高さが伺えます。そんなカブトボーグですが、一体どんなところに魅力があるのでしょうか?

まさに常軌を逸した内容

カブトボーグとは分かりやすく言えばミニ四駆のような玩具であり、円形のバトルステージから相手のマシンをリングアウトさせる勝負です。しかし具体的なルールは一切説明がなく、どういう原理でカブトボーグが動くのか、なぜ使用者が精神ダメージを受ければマシンも乱されるのか、その辺りの説明が一切ありません。カブトボーグが兵器のように扱われるシーンもあり、野生にも存在したり、養殖や栽培がされていたり、天然のカブトボーグの輸出シーンがあるなど、理解不能なシーンが数多く存在します。

キャラクター同士の会話や展開も意味不明であり、主要人物が作中で死亡するが次の話では何事もなかったように生きており、悪の組織を次回予告中の一言で壊滅させていたり(映像でもその組織の姿すらなく終わる)、一応はホビーアニメにも関わらず作中のキャラクターが「カブトボーグの時代は終わった」と存在意義を否定したり、もはや列挙しきれるものではありません。

個性豊かなキャラクター達

人生の縮図、男のロマン! カブトボーグ の魅力とは?

ストーリーや設定が破綻している作品を生きる登場人物達もまた常軌を逸した精鋭揃いです。主人公、天野河リュウセイは容赦のない精神攻撃を得意とし、その手法で数多くの勝利を収めていきます。一例ですが、高齢者に対して未来がないと発言したり年金を支払わないことを宣言して動揺を誘ったりするのです。

その親友、松岡勝治は作中で神様になり(当然、次回では何事もなかったように戻る)、龍昇ケンは常識的な視点で突っ込み役に回ることが多いものの、ボーグバトルよりも筋トレを優先した結果、ボディビル大会で優勝するなど奇抜な行動も多いです。

理不尽な展開や設定

簡単にですが、作中で実際にあった展開や設定を挙げます。

・市長がパンを食べることを禁じる。それにより主要人物が引っ越ししようとする。
・語尾に中華料理の名前をつけるキャラクターが登場する。
・父親と共に買収工作によって不戦勝し続けるカメーダ・カーメダという人物が登場する。
・熊がボーグバトルをおこなう。

カブトボーグ を見てみたい!

人造昆虫カブトボーグ V×Vは2018年現在、ソフトバンクの「アニメ放題」で視聴することができます。少しでも興味がありましたらぜひ見て頂きたいアニメです!

アニメ放題 | アニメ見放題サービス

文章:kyouei-amagasaki1200

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