総集編明けなので、なんだか久しぶりに感じる『 覇穹 封神演義 』。
今回も見ていきます。
楊戩を助けたいが、みんなピンチで
楊戩 (ようぜん)がいなくなった――知らせを受ける太公望。
眼の前で師匠を殺され、心の深い部分もむき出しにされた楊戩。彼を救おうと思う太公望でしたが、普賢は言います。
こんなときに、楊戩1人のためにドタバタしていていいの?
と。
姚天君&金光聖母
その楊戩は、姚天君&金光聖母と対峙していました。
王天君は楊戩を煽るだけ煽り、去ります。
王天君の強さを見抜いた哪吒(なたく)は、彼と戦うべく立ちふさがる姚天君たちに攻撃を仕掛けますが――。
遠くから撃っても、近くから撃っても、攻撃がなぜかあたりません。
さらに、周囲に浮かぶ札から攻撃が飛んできて、手足がもげてしまいます。
宝貝人間である哪吒は無事ですが、通常の人間や仙人なら封神されてしまう攻撃――落魂の呪符です。
これは現在の空間を創っている宝貝・落魂陣(らっこんじん)の持つ力の1つ。
当たれば格上でも撃破できる、単純な破壊力ならスーパー宝貝クラスの超強力な攻撃です。
目に映る情報を偽る金光聖母

画像引用元:©安能務・藤崎竜/集英社・「覇穹 封神演義」製作委員会
加えて、金光聖母の持つ光を屈折させる力により、楊戩たちは視覚情報を惑わされています。
金光聖母の護りと、姚天君の攻撃。しかも、飛んでくる攻撃の位置すら偽ることができる、強力なタッグ。
これに対抗するのは、韋護(いご)です。
彼の敏感肌は、近づくものを感知することが出来ます。
これにより、目をつむって偽りの視覚情報をシャットアウト。
感覚でものの本当に位置を把握します。
金光陣
それに対し、金光聖母は宝貝・金光陣(きんこうじん)を発動。
光を発し、生まれた影を操る空間宝貝です。
影は本体の1/10程度の力しか持ちませんが、攻撃を与えると本体がダメージを受けてしまいます。
倒せない影を相手に、再びピンチに陥る楊戩たち。
紅砂陣で対抗

画像引用元:©安能務・藤崎竜/集英社・「覇穹 封神演義」製作委員会
楊戩は最後の力を振り絞り、变化の力で張天君になります。
空間宝貝であろうがコピーしてしまう楊戩、強いです。しかもこれ、宝貝ではなく楊戩自身の能力なんですよね。
紅砂陣の砂で光を遮り、砂に紛れて距離を詰めた哪吒が金光聖母を撃破。
しかし、ここで楊戩は力尽きダウン。
韋護&哪吒は、倒れるまでフォローしてくれた楊戩を想い、共闘。
姚天君を撃破します。
しかし、気づくと楊戩の姿はありませんでした。仙界大戦編もいよいよ終盤戦です。
今回のポイントは、こんな感じでしょうか。
・聞仲に奇襲をかけるべく、作戦を変更した太公望
・楊戩を連れ去った王天君
・姚天君の落魂陣は、スーパー宝貝並の攻撃力
・哪吒、共闘を覚える
落魂の呪符は魂魄を吹き飛ばす攻撃なので、相手の強さは関係なく、当たれば殺せるのです。
ただし、宝貝人間である哪吒は例外です。
哪吒以外が受けていたら、終わっていました。
もしアニメがラストまで描くのであれば、覚えておくといいですよ!