『ランペイジ 巨獣大乱闘』がすごい!“『キングコング』もどき”ぐらいに予想していた己を恥じるぐらいの衝撃の新体験がたっぷりつまったゴリラ映画でした。多くの人におすすめしたい素敵な作品でした。
なんといっても私は動物としてのゴリラ自体が
大好き。
ゴリラってとっても魅力的な動物なのですよね。
実はアニメーション映画界でも様々なゴリラ映画が存在します。
以前『キングコング』がもともとアニメーション映画であることを紹介しましたが、それ以外にもゴリラ愛のつまったアニメーション映画が存在するので、今回はそんなゴリラアニメ映画たちを紹介します。
ターザン
言わずと知れた1999年に公開されたディズニーアニメーション映画の誇るゴリラ映画が『ターザン』です。アフリカの密林に取り残されてしまった人間の赤ちゃんをゴリラが育てたことをきっかけに、ジャングルに適応化した人間・ターザンが誕生するという物語。
本編中には多数のゴリラが登場する他、ゴリラの活躍や熱いドラマがつまっている、名作ゴリラアニメ映画です。
SING/シング
日本では『キング・コング:髑髏島の巨神』と偶然にも同年公開を果たした、ゴリラアニメ映画が、ミニオンでお馴染みのイルミネーション・エンターテインメント製作映画『SING/シング』です。
動物たちが暮らす街を舞台にしたミュージカル群像劇。多数の動物たちが登場する中の、重要キャラクターの一人として、ゴリラの少年・ジョニーが登場し、見事な歌声を披露します。
ジョニーのボイスキャストには『キングス・マン』のタロン・エガートンさん、日本版ではスキマスイッチの大橋卓弥さんが起用されており、見事な美声を披露してくれます。『SING/シング』は歌うゴリラ映画としてもゴリラ好きには見逃せない一本です。
パワーパフガールズ・ムービー
ゴリラだけでなく様々な猿たちが大活躍するという点で注目して欲しい映画が『パワーパフガールズ・ムービー』です。
TVアニメ『パワーパフガールズ』の初の劇場版として登場した本作では、パワーパフガールズのライバルであるチンパンジーの悪役モジョ・ジョジョが大活躍。ケミカルXのパワーを使って猿たちの能力を高めて、人間たちを猿によって支配させようとします。
『猿の惑星』や『キング・コング』のパロディ作品でもある楽しい映画となっています。
Copito de nieve
日本ではほとんど知られていないレアゴリラアニメ映画が『Copito de nieve』。2011年に公開されたスペインの実写とアニメーションを融合させた映画です。日本では劇場公開どころか、ディスクリリースすら果たしていない貴重な一作です。
本作では実在したアルビノ(先天性色素欠乏症)の白いゴリラ“コピート・デ・ニエベ”をモチーフにアニメーション映画化した一作。まさに『ランペイジ 巨獣大乱闘』に登場したような白いゴリラが活躍する映画なわけですが、仕上がりは子供も楽しめる優しい作品となっています。
ニンジャ・バットマン
あえてゴリラアニメ映画としてピックアップしておきたい一作が2018年6月15日公開の『ニンジャ・バットマン』です。本作の登場人物の一人として、“ゴリラ・グロッド”が登場することが発表されているのです。
“ゴリラ・グロッド”とは元々はバットマンのキャラクターではなく、DCの別のヒーロー作品・フラッシュの悪役として登場したキャラクターです。高度な知性を持ったゴリラであり、テレパシーや念力といった超能力を使うことができます。
バットマンの映画だからと見逃してしまうゴリラファンがいないように、「彼が登場しますよ!」ということを今回のレコメンドの最後に紹介しておきますね。