今回の ブラッククローバー はヤミ団長ファン待望の、ヤミ団長大活躍回!アニメでもゲームでも、ヤミ団長が熱いです。
「光魔法VS闇魔法」とありますが、我らのヤミ団長は闇使い!
王道だけどちょっぴり邪道(?)な、ヤミ団長の回です!!
人間は生まれながらに罪人
いつだって、犠牲になるのは弱いものたち。
だから、子供たちを護るべくシスターになったというお婆さん。
だけど、リヒトは言います。
君たちは生まれながらに罪人だ――と。
なにやら人間やクローバー王国に深い恨みを持っている、リヒト。
「なぜお前ごとき人間が、そのグリモワールを」
と、アスタのアンチ魔法に対しても、なにかを知っていそうな反応を見せます。
ついにヤミ団長が活躍
そのグリモワールを返してもらう――意味深な発言とともに、アスタにも光魔法を飛ばします。
リヒトの攻撃は、アスタでさえも反応できないほどの速さがあり――間一髪のところで、ヤミ団長が到着。アスタを助けます。
リヒトの使う光魔法は、クローバー王国の歴史の中でも、使用者が数人しかいないという激レアな魔法です。
光というだけあり、ものすごい速さなのですが、そのすべてを刀で弾くヤミ団長。
高い身体能力を魔法で強化し、さらに闇魔法をまとわせた刀で斬る。
これがヤミ団長の戦い方です。
魔力がないので身体能力を上げたアスタですが、ヤミ団長は高い魔力を持ちつつ、その上でアスタ以上の身体能力があるわけです。対するリヒトは、光を思わせるスピードで動き回し、空中すら移動します。
ヤミ団長の過去
リヒトは語ります。
昔、凄い魔法を使うものたちがいた。
彼らは神として崇められたけれど、その力に嫉妬した人間たちは、卑怯な手を使い殺した――と。
復讐のために戦っているような、リヒト。
返すように、ヤミ団長も自身の過去を語ります。
異国出身のヤミ団長は、少年だった頃にクローバー王国へ迷い込み、異国故に絡まれいじられ、全員ぼこってボスに君臨した――と。
それなりに重そうな過去ですが、それをさらっと解決してしまうあたり、タダモノではないです。
ヤミ団長激おこ
フエゴレオンを罠にかけたのはリヒトだと、判明。
「卑怯な手を使わないと勝てなかったんだろ」
と挑発するヤミ団長。
口調は軽いですが、マジギレしているようです。
いつもふざけていて、態度も悪いヤミ団長ですが、実は面倒見がよく、団長としての仕事もちゃんとやっている、いい人な面もあります。
そんなヤミ団長は、フエゴレオンのことを信頼しているようです。
闇をまとった刀を振るい、斬撃を飛ばして反撃にうつるヤミ団長。
と思ったら、
「よく見てたか?」「同じことやってみろ」
とアスタに無茶振り。
やっぱりめちゃくちゃいいおる。
氣
と思わせ、自分がリヒトの攻撃に反応できたのは、「氣」を感じたからだと、ちゃんと解説もしてくれます。
目線、呼吸、筋肉の動き、気配。
そういうものを、ヤミ団長の故郷では「氣」と呼んだようです。
むちゃくちゃ言うわりには、意外とわかりやすく教えてくれるヤミ団長。
とはいえ、やっぱり無茶ぶりします。
リヒトの仲間に対し、あいつで試せ、といきなり実戦で練習させることに。
「今ここで限界を超えろ。それしか道はねえ」
でも、言ってることは凄いかっこいいです。
今回も限界を超えるアスタ
目を閉じて集中するアスタ。
一度は失敗するも、二度目で敵の攻撃を読み、反撃。リヒトの仲間をダウンさせます。
いつものパターンですが、熱いです。
しかしそれがリヒトをさらにキレさせてしまいました。
光のムチで洞窟を破壊し、天井を崩すリヒト。
アスタとヤミ団長は潰された――かに思えましたが、無事でした。
今までむちゃくちゃ言ってばかりだったヤミ団長の、ギャップが見える回でした。
次週も引き続き、ヤミ団長が登場します。
それにしても、「今ここで限界を超えろ。それしか道はねえ」というセリフ。かっこいいですよね。
「諦めないのがオレの魔法だ」の次くらいに好きです。
言ってみたい。