さて、『 小林さんちのメイドラゴン 』第2話はタイトル通り新たなドラゴンが登場しますよ!!今回もドラゴンらしさ全開でしたね。“遊び”ってドラゴン基準だとすごい迫力でした。また、小林さんの優しさに感動します。
そんな第2話レビューしていきたいと思います。
小林さんとお買い物
トールさんと小林さん商店街へいくことになります。意外や意外、かなり人当たりのいいトール。人間のことを劣等種と言っているとは思えないほどの人気っぷり。
そんな姿を目の当たりにして、小林さんも「考えてみると私、トールの事何も知らないんだな」と感じるくらいです。
やっぱり、明るく元気ハツラツだからでしょうかね。あの笑顔見せられるとそりゃあサービスしたくもなりますよね。
そこに、引ったくりが現れて、人間とは思えない程の俊足を越えた早業で、トールが見事犯人を捕まえちゃいます。ここまでは良かったんですが、目撃した人達の「沈黙と視線」。これはまずいと駆け寄る小林さんところが、拍手喝采、一躍ヒーローのトール。
沈黙になった瞬間「なんか今、怖かったです」不安に思うトールの手をギュッと優しく握る小林さん。ここぞって時のあの何気ない気遣いホント惚れてしまいますよ。
このシーン大好きです。
第二のドラゴン、カンナカムイ
第1話の最後でチラチラと登場していました。今回の主役と言ってもいいでしょう、「カンナカムイ」(VC:長縄まりあ)が小林宅へ。
幼いながらも私と「一緒に帰ろう」と提案するカンナに、「私は帰りません」と即答のトール。まぁ小林ラブですからね(笑)
実は、イタズラして追放されて元居た世界に帰ることも出来ないカンナに小林さんは「行くと来ないなら、うちくる」とトールの時、同じようにごく自然に。ですが、「人間なんか信じない、何か企んでいる、利用しようとしてる」と話すカンナ。
「知らない世界で誰も信じられない、当たり前だよ。私だって信じない。誰かを信じるなんてさ、友達になったり恋人になったりした後のことなんだよ。カンナちゃん友達になろうなんて言わないよ。一緒に居よ、そんだけ」
小林さん・・・・。
大粒の涙を流すカンナを見ていると、この言葉にどれだけ安心出来たのかうかがえますね。
この包み込むような言葉に感動してしまいました、小林さんの包容力どこか慈愛に満ちた性格が表われていますよ。私の中では、名シーンだと思いますし、心をグッとくるものがありました。今までがコメディー要素が多かった分、より引き立っているように感じ、完全にやられましたよ。(泣)
遊びって本気でするとすごいです
3人で暮らすことになり、にぎやかになりそうな小林さんち。カンナが外で遊びたいと言って、ドラゴンの姿で強引に小林さんを連れ出します。
着いた先は日本ではない平原。昼寝をしようと横になる小林さん。
しかし、ありえない風圧と爆発を感じ、ただならぬ雰囲気。慌てて見てみるとトールとカムナが取っ組み合いをしているじゃないですか!!そうです、これが2人にとっての遊びなんですよね。
とにかくビームは放つ、地面はえぐれる迫力がまたすごいですよ。雲は裂けるし、急にバトルものになったのかなと思いましたよ。
そんな中でも、カンナがビームをよける時の表情可愛すぎます。その後に小林さん基準で遊ぶ2人も笑えましたね。
恩返し
カンナがこちらの世界になれるため、先輩としてドールが町案内。物知りになった気分で、上機嫌のトールに好奇心旺盛のカンナは「あれは?」と公園のシーソーを指差し、聞いていくんですけど・・投石器の練習台と答えてしまうトールさん。まさに、発想力もドラゴン級ですね(笑)
案内の最後にこの世界に来た理由を話すトール。小林さんと初めて出会ったあの日、死にかけていたのを助けてくれたのが小林さんだと「カンナ、私はとっても幸せです」と満足そうにカンナに顔を近づけるトール。
この時の満足そうな2人をみれて、私も幸せです。
TVアニメ『 小林さんちのメイドラゴン 』第2話「第ニのドラゴン、カンナ!」の感想
小林さんちょっとカッコよすぎませんか?トールもカンナも“小林ラブ”ですが、私もすっかり同じ気持ちになってしまいました。新たな家族のカムナも子供らしさがとてもキュートですよ。餌付けも超かわいい。
次回予告やタイトルについているカッコの中も、製作者さんの遊び心いっぱいですね
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
文章:あそしえいつYH