TVアニメ『 小林さんちのメイドラゴン 』第12話では、ドールと小林さんが初めての出会いが描かれていますよ!言いかえるなら、運命の出会いじゃないですかね!
さらに、異世界で出会った「1人の少女とトール」とのちょっと切ない物語も振り返っていこうと思います。私的にこのエピソードはかなりお気に入りですし、今回は「出会い」がポイントだったと思います。
それでは、第12話をレビューしていこうと思います。
最高の「オムライス」を求めて…
いつもと変わらない朝を迎えて、晩御飯の話になり、オムライスに決定します。小林さんからも「おいしいのお願いね」と言われ、かなりやる気満々のトールさん。
なら、食材にこだわり異世界へ・・。 ん?なにやら、すでに嫌な予感がしますよ(笑)
テーブルに並べられた見たことない食材の数々、ばかでかいオムライスを完成させます。そこへ、小林さんが帰宅。もう反応は予想できますよね。
その特別なオムライスを食べるとはさすがです。トールが最初に作ってくれた料理して、思い出補正があったからかもしれませんね。
トールと小林、感動の出会い!
お次は第1話にも繋がる大切なエピソードです。小林さんは会社でストレスが溜まり、うさばらしにお酒を飲んでハイテンション状態。酒瓶片手に自分が降りるはずの駅も乗り過ごし、なぜか山奥へ。
そこで、出会ったのが大きなドラゴンです、「不遜な人間よ、去れ、食い殺すぞ!」と言い放ちますが、酔っていたこともあって大興奮の小林さん。
そして、ドラゴンに突き刺さった大剣を小林さんが引き抜いたおかげで命を取り留めます。それからは、ドラゴンも人間の姿になり、2人でお酒を飲みます。
日頃の愚痴を言いあいとにかく馬鹿笑いとさっき知り合ったとは思えない意気投合ぷりでした。すると小林さんが
「行く当てあるの?」
と問いかけます。
「いえ、というより元々1人ですので・・」
「じゃあ、私のとこ来る?」
と話す小林さん。すべてはここから始まったんですよね、どおりでドールが小林さんを大好きになるワケにも納得です。右も左もわからない世界で、自分の居場所を与えてくれた恩人ですね。
最後にはスイッチが入ったようにメイド談義を始めちゃいますけど(笑)
お互いにとって、かけがえのない出会いだったことは間違いないと思います。
トールと1人の少女
小林さんと出会う前、トールまだドラゴンとして出会った盗賊の少女との物語です。その少女は「自由」について質問をするのですが、トールには答えられません。「混沌勢力」として生きてきたため、自由について考えることはありませんでした。
今度はトールから質問をします。
「お前は自由を手に入れたらどうする?」
すると少女は
「メイドになる!」
と夢を語ります。この場面で、少女は空を飛べ、圧倒的な力を持ったドラゴンは自由に生きているように見えたのでしょう。でも、私にはその少女の方が自由だと感じました。
メイドになりたいと話し、これからの人生を選ぼうとする姿は感動しました。
きっとこの時、トールが感じた寂しさと不自由さは混沌勢として、人間とは敵対的な立場なはず、でも「私が選ぶの!自由に選ぶの!」この言葉に心をうたれたからかもしれませんね。
最後には、その少女らしきメイドさんも・・・。
TVアニメ『 小林さんちのメイドラゴン 』第12話「トールと小林、感動の出会い!」の感想
今回は全体的にトールを中心にした回でしたね。小林さんと出会い、盗賊の少女とも出会い、どれも大切なものです。にしても、小林さんが持っていったお酒の名前が「竜殺し」だったのは、クスッと笑いました。
『小林さんちのメイドラゴン』もいよいよ、次回で最終回となります。
第13話は「終焉帝、来る!」(気がつけば最終回です)←サブタイトルが私の気持ちとリンクしています(笑)
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
文章:あそしえいつYH