今回の『 弱虫ペダル GLORY LINE 』は、ある2人の小さな勝負が行われるお話です。
勝負を見届けた小野田君は、何を思うのか……。
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弱虫ペダル GLORY LINE 第24話 「小さな峠」あらすじ
インターハイ2日目の夜。坂道は山道で箱根学園の卒業生・東堂尽八と遭遇する。東堂は、ある男からの連絡を受けて走っていると坂道に告げる。
坂道は、東堂の邪魔をしないように速度を落とそうとするが、山道で東堂が追いかける程の男…。「もしかして」と考え東堂に付いていく事を決意する坂道。
徐々に、目の前を走る人物の姿が見えて来る。そして、完全に見える男の姿。果たして、その男の正体とは――。
お調子者だけど、優しい先輩・東堂さん

山道を走る東堂さんに接触する小野田君は、東堂さんと走れる事から笑顔を見せます。
東堂さんが、インターハイ2日目の山頂で、真波君と小野田君の戦いを見届けに来ていた事を伝えると、小野田君は少し残念そうな顔を見せます。
勝負したかった…。けれども、勝負する事が出来なかった。
そんな話をしていた小野田君と、東堂さんでしたが、東堂さんが、ゆっくり喋っている時間は無いと小野田君に伝えて加速して行きます。
「誰かを追いかけている」と言い、真剣な顔で走る東堂さんを見た小野田君の心臓は高鳴る。
小野田君は直ぐに加速して、東堂さんに「誰」を追いかけているのか尋ねる事に。
一番会いたかった人
東堂さんを呼び出したのは「巻島裕介」だった!! 巻島さんに出会えて涙して喜ぶ小野田君。
巻島さんの元に、音も無く加速する東堂さん。2人は肩を組み再会を祝福する…。
そして…2人の記録に残る事の無い勝負が始まりを告げる。
巻島さんと東堂さんの勝負を見届けるのは小野田君。
中々、決着が付かずに何度も山道を、上っては下り、上っては下りと勝負を繰り返す巻島さんと東堂さん。
そんな2人の姿を、ずっと見ていたいと涙しながら想う小野田君。しかし、時間は有限。永遠に勝負が続く事は無く、6度目の勝負で終わりを告げました。
勝負を制したのは巻島さんでした。
記録に残る事の無い、小さな小さな勝負でしたが、「心」に永遠に残るような名勝負でした。
大切な人から貰った想い。決意を胸に…
勝負が終わり休憩する東堂さんと巻島さんに、飲み物を差し入れする小野田君。
巻島さんと少しでも長くいたい。お話したい。と思う小野田君でしたが、巻島さんは帰ろうとします。寂しそうな表情をする小野田君に、巻島さんは「手紙ありがとよ、坂道」と伝えます。
巻島さんから一切返事が無かった手紙でしたが、巻島さんが手紙を、しっかりと読んでくれている事に喜ぶ小野田君。
手紙の中に「迷い」と「不安」を表していた小野田君に巻島さんは…。
「貫け。自転車は自由だ。自分らしさ最後まで貫けたら、それ最高にカッコいいっしょ!!」
と伝え、その場を後にしました。
巻島さんから貰った言葉と想いを胸に、小野田君は「僕は明日、最終日。精一杯全力で走ります!!」と決意するのだった…。
弱虫ペダル GLORY LINE 第24話 「小さな峠」感想

巻島さんと東堂さんの勝負が、本当に凄くて…。インターハイ2日目とは何だったのか…。と思ってしまいました!!
インターハイ2日目の、どの勝負よりも、巻島さんと東堂さんの勝負の方が、筆者は熱くて面白いと感じてしまいましたね。
巻島さんも、東堂さんも良い先輩で大好きです。東堂さんが巻島さんに会えて、涙しているシーンは、筆者も少し泣きそうになりましたね。
巻島さんと東堂さんの、ライバル関係が一番好きです!!
今回の『 弱虫ペダル GLORY LINE 』を見ていて疑問に思った事があるのですが、小野田君。インターハイ2日目を走り終えたばかりですよね?それなのに、巻島さんと東堂さんの勝負に最後まで、遅れる事無く付いていくって、小野田君の体力どうなってるの!? と思いました。
憧れの2人が走っていて、勝負を見たいと言う気持ちから、脚が勝手に動いていたのかもしれませんが……。それにしても、体力凄すぎませんか!? 流石は「妖怪ペダル」の第一人者!
今回で、インターハイ3日目には、インターハイ2日目よりも凄い山があると真波君が言っていました。
つまり、インターハイ3日目の最後の勝負は、小野田君と真波君でしょうか?2人の勝負が早く見たくてたまらないです。

さて『 弱虫ペダル GLORY LINE 』ですが、次週で最終回となっています。
最終回では、インターハイ3日目がスタートを告げて終わると言った感じでしょうか。毎回、続きが気になる所で終わりを告げるのが『弱虫ペダル』シリーズですからね…。
果たして最終回は、どのような展開になるのでしょうか。
脚を怪我した青八木さんは、スタートラインに並ぶことができるのか?去年のインターハイ。「呉南」のように、総北を苦しめるチームが新たに出て来るのか?
『 弱虫ペダル GLORY LINE 』。最終回を心して待ちましょう…!!
文章:kyouei-サイコ高橋