前回の『 魔法少女 俺 』はさきと桜世がゲートをくぐり魔界へ桃拾を助けに向かいました。そして桜世がここは任せて先に行ってと1人で妖魔たちの相手をして、さきを桃拾の所へ向かわせました…。
桃拾の所に辿り着いたさきは黒幕であるマネージャーから今までの経緯を聞かされて、最後には「僕を倒してよ」と言われました。
さきはマネージャーを倒す事ができるのか…結末は果たして!?
いよいよ最終回ですね…それではスタートです!
僕を倒してくれていいんだよ…
マネージャーはこの後1戦交えることになるけど僕そんな強くないから…
「君は思う存分僕を倒してくれていいんだよ。君たちの成功を支える事が僕の仕事なんだから!」
さきは情が湧いているのか中々戦おうとしません。マネージャーはそれなら尚の事倒して欲しいなと、人質の桃拾に電撃を食らわせます。
するとさきは、わかりましたと言ってまず中継しているカメラを壊して、それから慌てふためくマネージャーにビンタをお見舞いし、ステッキで執拗につま先を突きました。そしてさきは、
「確かに…私たちがここまでアイドルとして有名になれたのは魔法少女のお陰です。でも…関係ない人たちを巻き込んで、大事な人を傷付けて、そんなの私のなりたかったアイドルじゃない!そんなヒーローなんて…本物のヒーローじゃない!」
と泣きながら言いました。
あなたの…役に立ちたかったから

さきはマネージャーのしたことは許せないし…みんなを助けたいけど…でも戦いたくないと言います。
すると、マネージャーは”これを計画した時点で人間界にしろ、魔界にしろ居場所がなくなったから無理だよ”と言って、手を後ろにして電撃をためて何かしょうとしていました…。
そして、ためていた電撃を天井に放って鍾乳石を自分に落とそうとしましたが、縄で縛られていた桃拾が口で縄を引っぱりマネージャーの位置を動かしたので間一髪のところ当たりませんでした…。
さきが大丈夫!?と桃拾に駆け寄りました。どうして…と尋ねるも、桃拾は声が出なかったのでさきの手に
「あなたの…役に立ちたかったから。いつもあなたが俺たちを守ってくれたようにあなたの大切な人を俺も守りたかった」
と指で伝えました。
妖魔軍団 vs 兵衛部隊

兵衛とココロちゃんを含めた妖精部隊が助けに来ました。兵衛が桃拾に待たせて悪かったと言っても、桃拾はなぜ兵衛がここにいるのかわかっていない様子だったので、兵衛とさきは桃拾の察しの悪さに呆れるのでした…。
マネージャーを拘束してゲートを開いて戻ろうとしても、ゲートがうまく開きません…。
一方、大勢の妖魔を1人で相手をしていた桜世は力尽きて倒れてしまいました。そして、倒しきれなかった妖魔たちがさきたちのいる所へ移動し始めました…。
妖魔は学習能力も1世代のみの複製体だから強くなることもあり得ないと思われていましたが、妖魔たちがあまりにも魔法少女に倒され過ぎたから再生成の期間が短くなり、魔法少女を倒すという使命だけが増殖していき…つまり妖魔たちは進化していたのでした。
進化した妖魔は魔法少女を倒せば己が存続できるかも…という可能性を導き出して、さきたちをその場所に閉じ込め、さきと桜世の2人の力を分散させれば自ずと勝率が上がるという事まで計算していました。
そして進化した妖魔三百(再生可) vs 兵衛部隊の最終決戦がついに始まります!
TVアニメ『 魔法少女 俺 』第12話の感想

おそらく手加減はしていたとは思いますが、さきのビンタ痛そうでした…つま先への攻撃も地味に痛そうです。
「そんなの私のなりたかったアイドルじゃない!」
「みんなを助けたいけど戦いたくない」
と涙を流しながら言ったのは感動しましたし、あんな姿でもやっぱり中身は女の子だもんなと改めて実感しました。
マネージャーが自分に鍾乳石を落とした時、あっ!ここ洞窟だったんだと思い出しました(笑)
そして、それを間一髪で助けた桃拾カッコ良かったですねー。電撃が流れている縄を口で引っ張ったせいなのか声が出なくて、さきの手に指で伝えるシーンは面白かったですね。あんだけのセリフを読み取れるさきは凄いというか、よっぽど桃拾の事が好き(理解している)なんですね…。
そもそも声が出なくてあれ?みたいな感じになってましたが、歌う時以外は普段声出てないやん!とツッコミを入れたくなりました。
桃拾の天然というか察しの悪さは折り紙つきですね…さきの正体も目の前で変身しないと気が付かないとか…もしくは目の前で変身しても気付かない可能性もあるかも…ですね(笑)
強くならないと思っていた妖魔が進化していましたね…絶対は無いってことですよね。
逆に言えば、それだけさきと桜世が妖魔を倒したって事なのかもしれないです…。
マネージャーのやり方は間違っていたかもしれませんが、さきと桜世や魔法少女が純粋に好きなんだなぁと感じました。そんな感動するシーンもあるので、最終決戦をぜひご覧下さい!
最後になりましたが、今まで『魔法少女 俺』の記事をご覧になって下さった皆様ありがとうございました!拙い文章で読みにくいところもあったかとは思いますが、この記事をきっかけに少しでも興味を持って頂ければ幸いです。
どの作品を書くかはまだ決まっていませんが、夏アニメも書くと思いますので…それでは失礼致します!
文章:kyouei-弥生いろは